今回の「京都ラーメンブログ」は二毛作ラーメンのひとつ、割烹が作る「月彩ラーメン(かっさいラーメン)」を食べて来ました。河原町には特にこの「二毛作ラーメン」は多く、まだ紹介していないお店がいくつかあるのを把握しています。今回はそのひとつで京丹後地鶏と甘鯛の月彩ラーメンを紹介します。
京丹後地鶏と甘鯛のラーメン「月彩ラーメン」
京都の木屋町、高瀬川沿いを歩いていたところ、見たことがないラーメンがありました。
名前は「月彩ラーメン」で、これで「かっさいらーめん」と読むそうです。
こちら、普段は割烹なのですが、1年半ほど前からランチにだけラーメンを提供されているとのこと。こういった二毛作ラーメンのお店、実は四条・河原町にいくつもあって、まだまだ紹介していないラーメンがあります。
今回は、そんな隠れたラーメン「月彩ラーメン(かっさいラーメン)」を食べて来ましたので紹介したいと思います。
ちなみに、元は月彩鍋という山原島豚のしゃぶしゃぶに入れていた〆のラーメンがあったそうですが、それが好評でラーメンをランチ販売されるようになったとか。
ランチ(11時30分~14時)だけの時間限定で、スープは前述の豚ではなく「京丹波地鶏+甘鯛」の和風スープです。
京都らしく「山椒」をふりかけて食べるラーメンで、京都らしい一杯と言えます。
月彩ラーメン(かっさいラーメン)紹介
お店の名前はラーメン名にもなっている「月彩(かっさい)」さんというお店です。
鴨川と高瀬川の間にあり、川床(かわゆか)もある店内ですが、基本はカウンターでいただく割烹スタイルです。
月彩ラーメンは920円から、もちろん観光地価格ではありますが、食材も当然良いものでしょうし、これくらいはするはずです。
ということで、こちらが「月彩ラーメン(920円)」です。
和風ラーメンで、甘鯛の風味が強めのスープの中に京丹波地鶏の旨味を感じる一杯になっていました。
トッピングは「白ねぎ、チャーシュー、煮玉子、ちりめん山椒」と、ちりめん山椒を使っているのが特徴的でした。
ちなみに、ちりめん山椒は有名な「はれま」さんのもの。
京都のちりめん山椒って大まかに2種類あって、はれまさんのような「しっとりタイプ」と三宝庵さんのような乾燥タイプのものがあります(詳しくはこちらの記事に記載)。
スープは塩ダレ、味付けはやや強めですが、甘鯛の風味が強いのでさほど気になりませんでした。
このスープなら醤油ダレで香ばしさをプラスしてもスープを損ねないレベルの濃さがありました。
麺は棣鄂(ていがく)、それをかなりカタメに茹でてありました。
関西人に合わせたカタメだとは思うのですが、もう少しだけ茹でたほうが良さそうな感じです。
特に、このエリアが観光地ということを考慮すれば、麺の堅さは指摘されそうな気がしました。
月彩ラーメン メニューと値段
前述のように、月彩ラーメンの値段は920円です。
京丹波地鶏と甘鯛なので、一般的な京都ラーメンよりも少し高めの設定ですが、場所が場所だけに普通の値段かなと思います。
そもそも、飲食の場合は「高い、安い」は安易に言えるものではありません。
他の紹介なんか見てると簡単に「高い」とか書いてありますが、食材の質、場所の値段、回転率、薄利多売なのかそうではないのかなどは店によって様々です。
ここのラーメンをラーメン二郎のコスパと比較して「高い」とか言うのは愚の骨頂というのはわかりますよね?
半玉・月彩ラーメン 650円
大盛・月彩ラーメン 1080円
おつまみ皿 540円
チャーシュー皿 540円
ごはん 160円
味玉子 100円
ちりめん山椒追加 130円
月彩ラーメン 営業時間とアクセス方法
では「月彩ラーメン」の営業時間とアクセス方法についてです。
お店は割烹「月彩」なので夜営業もありますが、ラーメンは昼営業のみなので営業時間は「11時30分~14時」となっています。
定休日は「日曜日」なので、食べに行きやすいのは土曜日ですね。
場所はマルイと四条大橋西詰の間にある高瀬川沿いの道を南へ下がったところです。
団栗橋を越えて少し南側にお店があります。