京都・祇園に「らーめん錦」さんというラーメン店が2018年8月22日に新店オープンしています。鯛のアラを使ったラーメンのお店で「塩、醤油、柚子」のラーメンがあります。今回はトッピングが盛りだくさんの「錦御膳 塩」を食べて来ました。
とても京都祇園らしい佇まいのラーメン店で、接客や内装、味に素材もパーフェクトと言える新店です。
京都・祇園に「らーめん錦」が2018年8月22日に新店オープン
今回の「京都ラーメンブログ」は、2018年8月22日に新店オープンしたばかりのラーメン店「らーめん錦」さんの紹介です。
「らーめん錦」さんの場所は、なんと祇園のド真ん中。
18時(夜の部)開店前に到着して、オープン前に少し店内を見せていただいたところ、強豪店ひしめく祇園で周囲の高級割烹にも負けない高級感あふれるラーメン店でした。
ラーメンは鯛のアラを使った濃厚なスープに、タレは「塩、醤油、柚子」の3種類です。
店主さんのオススメは「塩」だそうです。
昼と夜ではメニューが異なり、昼は「昼御膳(ランチ)」が1400~1800円、夜はラーメンが980円~1630円までとなっていて、トッピングが満載の「錦御膳」というメニューもあります。
京都らしい「鯛の昆布ジメ炙り」や「万願寺とうがらし炙り」などもあり、サイドメニューには「おばんざい、ご飯もの、ロール寿司」というように、料理とラーメンを楽しめるラーメン店です。
ラーメン屋さんなんだけど京都のお料理も楽しめる、新しいタイプのラーメン店と言えるでしょう。
・醤油錦 1580円(錦御膳)
・柚子錦 1630円(錦御膳)
・塩らーめん 980円
・醤油らーめん 980円
・柚子らーめん 1030円
・いくら丼 800円
・鰹の漬け丼 750円
・鯛飯 700円
・豚バラの炙り丼 680円
・賀茂茄子の揚げ浸し 450円
・いくらと山芋のお浸し 580円
・万願寺とうがらし鰹節和え 400円
・出汁とまと 380円
錦御膳(塩ラーメン)を紹介
今回は夜の部の「錦御膳(塩錦、1580円)」を食べてみることにしました。
単品のラーメンと錦御膳の違いは「トッピングの差」です。
御膳の方がトッピングの種類も量も多くなっており、別皿で出てくるのが特徴となっています。
スープは鯛出汁です。
とても芳醇な香りがするラーメンで、魚介の出汁がよく出ているので和風ラーメンとはいえ濃厚な味わいになっています。
一言で言えば「パーフェクト」
トッピングの鯛や鴨の味付けはまさに割烹料理だし、透き通ったスープには旨味が凝縮されていました。
京都のラーメンは出汁を味わうものが多く、タレ(塩、醤油)は出汁の風味を活かすものが多いのですが、こちらも出汁を味わうラーメンになっていました。
ということで、麺は当然・・・・
中細麺ストレートのパツンパツンした自家製麺です。
全粒粉も使っていますが、自己主張をしない麺でスープの味を活かす工夫がされています。
しかし、食べ進む内に麺の存在感を強く感じるという大変よく考えられた麺になっていました。
ちなみに、麺は二階の製麺所で作られています。
入り口から二階を見上げると、麺を吊り下げているのが見えるのですが、そこに製麺所があります。
トイレが二階なので、そのついでに見ることができるようになっていました。
ラーメンは出汁の味わいが深く、タレも食べているうちにところどころで「ふと存在感を感じる」ように調理されていました。
京都のラーメンは、関西以外の方によく「薄い」と言われるのですが、「らーめん錦」さんのラーメンはとても微調整された味わいで、京都の方でも観光客の方でも楽しめる味わいだと感じました。
店主さんのお話では、このタレを開店直前まで調整されたんだそうです。
そういった努力がラーメンから感じられるお店でした。
らーめん錦(祇園)へのアクセス方法
さて、この新しいラーメン店「らーめん錦(祇園)」さんの場所ですが、祇園四条駅から徒歩4分くらいの所にあります。
わかりやすくいうと「祇園新橋」の通り沿いで、観光スポット「祇園 巽橋」から新橋通を東へ歩いて2分くらいです。
ラーメン店ですが、佇まいは高級割烹なので、女性客とかデートでとかで使えるようなラーメン店です。
前述しましたが、メニューに京料理もあるし、錦御膳も別皿でトッピングが出てくる創意工夫が見られ、誰と行っても恥ずかしくないお店だと思います。
とても京都らしいラーメン店だと思いますし、話題の新店とも言えます。また「なんちゃら速報」とか京都を食べ歩いている「京なんちゃらトピ」のブロガーが、この記事を見て「偶然見つけました」的な記事を書くと思いますので、混む前にぜひ行ってみてください。
京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。
主に関西の新店・リニューアルオープンをご紹介します。店舗などをまとめ、それを参考に商品開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。