今回は京都のラーメン店の「あるあるネタ」です。実は、京都のラーメン店には餃子がメニューにあるお店がとても少ないのです。東京なら餃子はサイドメニューにあるものですが、京都ではそうではないのです。しかし、なぜかサイドメニューに「唐揚げ」はある。今回はそんな地元ネタです。
※続編「京都では唐揚げにレモンをかけずにマヨネーズで食べる?」もぜひご覧ください!
京都のラーメン店には餃子はないけど唐揚げはある
皆さんがラーメンを食べる時、サイドメニューは何を注文するでしょうか?
私は「餃子」です。
東京に住んでいた時、ラーメン屋さんに行くと必ずあるサイドメニューは「餃子」であり、餃子を注文しないことがないほど餃子を食べていました。
京都に移住したのが約10年ほど前。
近所にあったラーメン店「天龍」さんが京都に来て一番最初に入ったラーメン店でした。
しかし、なかったのです・・・・
餃子が・・・・
なかったのです!!
京のランチは「麺屋びびび」さんで鶏白湯をいただきました。それに唐揚げ+ライス大盛、美味いです😋
東京に住んでいた頃はラーメン屋に唐揚げってなかったのですが(餃子は必ずある)、京都では唐揚げがないラーメン店の方が珍しいですね。#びびび #京都ラーメンhttps://t.co/1Y8zZYb6ug pic.twitter.com/YJHgJBtQNI— ノーディレイ(osumituki.com) (@nodelayworks) March 13, 2020
とまぁ、このネタ。
5年以上前からブログでちょこちょこと書いていたことなのですが、記事として書くのは初めてです。
で、当時の私は京都で「餃子探し」をすることになるのですが・・・・
近隣のラーメンを出すお店で餃子があるお店がなかったのです。
しかし、検索してみると・・・・
京都では餃子は「餃子の王将」や専門店で食べるものらしい
京都では「餃子の王将」に餃子があるらしいという噂を入手(笑)
当時はまだ関東で「餃子の王将」は珍しくて、京都に来て初めてその存在を知ることになりました。
餃子の・・・・と付くので餃子専門店かと思いきや、中華料理のお店のようです。
どうやら、京都では中華料理屋さんに餃子は普通にあるようで「ミスター・ギョーザ、珉珉」といった京都では老舗の中華料理店にも餃子がありました。
また「餃子専門店」というのもあり、代表的なものとしては「泉門天」という餃子専門店もありました。
ただ泉門天は「ひとくち餃子」と呼ばれる京都特有の小さい餃子で、ひと口で食べられるものでした。
しかし、ラーメン店で「餃子」を出すお店はなかなか見つからなかったのです。
京都のラーメン専門店では「唐揚げセット」が当たり前
さて、京都のラーメン店で「餃子」を探す中で、ひとつ気が付いたことがありました。
それが・・・・
京都のラーメン店には「唐揚げ」がある
ということです。
上の写真は「麺家しょうりん」さんというラーメン専門店ですが、餃子はなくとも唐揚げセットはあります。
上の写真は「麺屋びびび」さんのセットですが、こちらでもラーメンに唐揚げをつける定食が一番人気のメニューです。
また、京都では地元民に人気だったラーメン店「金ちゃんラーメン(閉店)」では・・・・
名物は「唐揚げ」
だったのです。
東京ではラーメン店で唐揚げを食べることも見ることも殆ど無かったのですが、京都ではラーメン専門店に「唐揚げ」があるのが普通なのです。
なぜ京都のラーメン専門店には餃子がないのか?
さて、京都ではラーメン専門店で餃子を出すお店は数は少ないのですが、チェーン店や支店のある資金力のあるラーメン店にありました。
さらに、いずれのお店も「餃子の王将」と似たような値段で・・・
すげぇぇえ安いぃぃぃいい!!!
東京だったら餃子一枚で400円は当たり前なのですが、京都では餃子一人前(6個)で200円前後のところが多いのです。
こんだけ安いと個人経営のラーメン店で餃子をメニューに出すのはなかなか難しいのでしょう。
京都のラーメン店で餃子を出すお店が少ないのは利害関係の問題なのかもしれません。
補足:2020年7月29日に公開された某記事で本記事の内容を「噂で聞いて」と一乗寺などで餃子はなくても唐揚げはあるという件を検証した記事があります。結論では京都に唐揚げが多いのは学生がお腹いっぱい食べられるようにという需要としています。それは間違っていませんが、京都の人は「あまり唐揚げに興味はない」とし、新規店にそういったお店が多いのは「観光客の需要があるから」としていました。後者に関しては間違っており、京都の人はラーメン店で唐揚げセットめちゃくちゃ食べてます。関西って子供の「おやつ=唐揚げ=安くてお腹一杯になる」というのが根付いていて、あんまり意識しないで無意識に食べているのです。