今回の「京都ラーメン速報」は京都・太秦にある「タイム・テリア」さんで食べた担々麺です。この「タイム・テリア」さん、今年で26周年という結構前からあるお店ですが、ちょっと分かりづらいところにあるので地元の方以外はほぼ知らないであろう中華料理店なんです。
京都・太秦の奥に中華料理店「タイム・テリア」はある
地元からも近い京都・花園で26年前から中華料理店を営んでいる「タイム・テリア」さんへ行って来ました。
初めてお店を見かけたのは、もうかれこれ7年ほど前のことだと思いますが、少し分かりづらい場所にあるということもあって訪問するタイミングを逃し続けていたお店です。
場所はJR花園駅の南東側、太秦安井の入り組んだ道の奥にあります。
たぶん、地元でもこのお店をご存知の方はほとんどいないように思えますので、まず最初に地図を掲載します。
↑ ここです ↑
どこだよって感じもしますが、藤ノ木の交差点から太子道を東へ、この前紹介した「たこ焼き いけちゃん」のところを北へ上がって4筋目を右にあります。
この「タイム・テリア」さん、中華料理店としても価格的にリーズナブルなお店で、無化調にこだわったお店です。
ということで、今回はこちらで担々麺を食べてきましたので紹介します。
お気軽価格の無化調の担々麺を紹介
この「タイム・テリア」さん、中華料理店なので「麺類、飯類」が当然あります。
麺類は「塩麺、坦々麺、広東焼きそば、包みかた焼きそば、八宝あんかけの揚げ蕎麦」の4種類。
一般的なラーメンは「塩麺」ですが、今回は「坦々麺」をチョイスです。
実はこの「坦々麺」は600円。
一般的なラーメン店、もしくは担々麺専門店よりも安い値段で提供されてはいますが、ミンチに青梗菜も入っており、どこの店と比較しても見劣りすることはありません。
そして、特筆すべきはその味。
甘味のあるタイプではなく、辛味のある大人向けの担々麺ではありますが、苦味などは一切なくゴマの風味とクリーミーな食感を味わえる担々麺でした。
無化調であるので、やや物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、スープは濃厚で妥協のない一品でした。
今回はチャーハンも食べたのですが、量があるのに520円という低価格。
こちらも無化調で、醤油チャーハンとはなっていますが辛さはほぼ感じません。
味付けにやや物足りなさは感じますが、10分は炒めていたであろう米はパラッパラッとしたもので、たぶんこれまで食べたチャーハンの中では一番パラパラしていたチャーハンでした。
料理の調理レベルは高く、値段は安いのに、その安さ分の手抜きは一切感じないという、なかなか秀逸な店だと思いました。
タイム・テリア 営業時間と定休日
気がついたら担々麺は汁まで完飲みしていました。
中華コテコテという料理ではなく、逆にむしろアッサリした味付けなのですが、きちんと必要な部分の味は強調されているので、スープも美味しくズルズルと全部飲んでしまいました。
味覚では美味しいと思っても、出されたものを欠片も残さずに完食していなければ、たぶんそれは本当の美味しさではありません。
この「タイム・テリア」さんの担々麺は食べている時には「まぁ普通に美味しいよね」とか思っていましたが、気がついたら汁が一滴も残らずに完食していたので本当に美味しかったのだと思います。
さて、そんな「タイム・テリア」さんですが、場所は前述のとおり。
最寄り駅は花園駅か円町駅ですが、距離は同じくらいではあるものの「円町駅の方が行きやすい」かと思います(駅から徒歩10分くらい)。
駐車場はないのですが、道のお向かい側に停めてもたぶん大丈夫です(バイクや自転車も道のお向かい側に駐輪)。