・豚骨醤油ラーメンで私の感覚だと東京の味の濃さに近い
・お店の場所は京都市北区(堀川今宮)
・カウンターとテーブル席がある
・私の経験上では私の京都グルメ飲食店めぐりの経験では食事費用(予算)は1000円前後
・深夜3時まで営業
・地元の方向け
・駐車場なし、駐輪場なし
天龍(京都市北区)のラーメンは深夜3時でも注文できるんだいっ!
京都で毎日の飲食新店探しと記事の執筆をしていたら深夜1時過ぎてしまいました。
もうこの時間だと地元の京都市北区では営業しているお店はほぼありません。
西院まで足を伸ばしても良いのですが、ちょっと遠いので近所の「松屋」へと向かいました。
松屋の焼肉定食は(タレが)好きだし、(ドレッシングが)好きなサラダもついているし、値段も100円アップしたけど手軽だからです。
で、入店すると・・・・
なんと!券売機に表示されるメニューがたった2つ「牛丼・富士山豆腐の本格麻婆めし」だけという異常事態。
いやいやいくらなんでも少なすぎでしょと思ったのですが、現実を考えればド深夜にこの2種類のメニューが残っていただけでも幸せなのかもしれないと思い聞かせて食べずに出てきました。
で、深夜の食事難民になったわけですが、そういう時に地元ではとても重宝するラーメン店があるのです。それが「天龍」さん。
以前は同じ深夜営業のラーメン店で「金ちゃん」ってお店もあったのですが、天龍は深夜3時でもまだ注文可能なラーメン店なので久しぶりに食べに行ってみました。
見た目からかなりの老舗だと思いますが、高木町で屋台ラーメンから始まったというのは店頭に書いてあったこともあって知っているのですが、いつから営業しているのかは知りません。
というわけでお店に到着すると、深夜2時前なのに普通に営業していて頼れるお店だなと思いつつ入店しました。
※この記事は2018年5月27日に投稿されたものですが、2024年4月4日に再訪して最新情報を2024年4月5日に掲載しました。メニューや値段は2024年4月4日時点のものです。
お店の雰囲気をチェック!
では、天龍 はどのような雰囲気のお店なのでしょうか?
店内は、カウンター席が5席ほど、お座敷には4名席が2卓ほど、手前にテーブル席が2卓8席分あります。私がお店に入店して感じた雰囲気(店内)は前に来た時よりも照明が明るい感じがするし床もキレイに変わっていました。
ちなみに2007年頃は先代が厨房におられたのですが、2010年頃に代替わりしているはずです。
メニューと値段をチェック!
それでは、次に「メニュー」を確認。
京都市北区のラーメン店「天龍」のラーメンは4種類。
値段はいずれも850円で、どれもベースは豚骨の「天龍ラーメン・中国ラーメン・博多ラーメン・塩とんこつラーメン」は味の濃さが異なっているというと分かりやすいかもしれません。
一番醤油が濃いのが「天龍ラーメン」で前述したけど京都に移住してきた時に「京都のラーメンの味の薄さ」に舌が慣れていなかった私の味覚で、この天龍ラーメンの味付けは東京の味付けに近いなと思いました。なので、京都の方には少し醤油が強く感じるはずなのがこの天龍ラーメンです。
二番目に味が濃いのが「中国ラーメン」でこちらも天龍ラーメンと同じ醤油豚骨ラーメンですが味付けがややマイルドでベースのスープのクリーミーな風味を感じやすい味付けといえば分かりやすいかもしれません。京都のラーメンの味付けに慣れてきた頃から私はこの「中国ラーメン」を注文するようになりました。
三番目は「博多ラーメン」で中国ラーメンよりもクリーミーな豚骨スープにコクを感じます。それの塩味が「塩とんこつラーメン」です。個人的には両者どっちにするかでいえば「塩とんこつ」の方がおすすめです。
天龍ラーメン(850円)
中国ラーメン(850円)
博多ラーメン(850円)
塩とんこつラーメン(850円)
※値段は税込み価格です。
※メニューと値段は取材時点のものです。
セットメニューもあって「焼飯・コロッケ&ライス・骨付き唐揚げ+ライス・骨なし唐揚げ+ライス・スジ+ライス」で、値段は1050円~1150円です。
常連の方は「スジ」を頼む人が多いかなという印象で、濃い味の唐揚げもおすすめです。唐揚げの場合は「骨付き唐揚げ」が個人的には好きですが、他のお客さんは骨なしもよく注文していたと記憶してます。コロッケもライスと相性が良いので何度か注文したことがあります。
ただ、私はだいたい「ラーメン焼飯セット」を注文しています。理由は後述しますが、なんかクセになる焼飯だからです。
おすすめメニュー「中国ラーメン焼飯セット」を紹介
今回というか今回も「中国ラーメン焼飯セット(1100円)」を注文。
初めて食べに行くならこの構成が天龍らしさを感じて良いかなと思います。
黒色のラーメンどんぶりには「チャーシュー・青ねぎ・メンマ」がトッピングされていてシンプルな構成です。
中国ラーメンはとろみあるクリーミーさと味付けのバランスが4種類のラーメンの中でもちょうど良いかなと思います。
スープを飲んでみたところ「豚骨」の白湯スープ、豚骨らしいクリーミースープはまったりとまとわりつく味わいです。
中国ラーメンはカドが立たない醤油のまろやかで丸みのある味わいで美味しいスープなのでだいたいスープは完飲みしています。
麺を啜った感じでは低加水のストレート中細麺でスープをよく吸い込む麺なのでスープを一緒に味わいやすいです。
麺量はあるほうでいつも並盛を注文しています。大盛りでもいいんだけど大盛(+150円)は値段的になんかすごく多そうなので並盛りにしています。
チャーシューはうで肉なので油っこくなくて適度な弾力がありますが柔らかく食べやすいです。
うで肉は焼豚ではよく使われる部位で脂身が少ないのが特徴です。
葱は関西らしく青ねぎでシャキシャキ感が残っているのが良い感じです。
ちなみに関東では青ねぎとか使わないで白ねぎ文化なので土寄せで栽培した白い部分が多い葱が売られています。青ネギは京都に来て初めて見た食べ物で、基本的に葱の青い部分は捨てるものだと思っていました。
そのあたりのエピソードは「関東と関西のネギの違い」という記事で書いていますので読んでみてください。
で、ちなみにこの葱ですが半分は焼飯に使うので全部食べないようにしましょう。
焼飯は具材が玉子とシンプルで醤油ダレで焼いたご飯です。
東京ではチャーハン(炒飯)が似た食べ物ですが、焼飯は関東では見たことがなかった食べ物で初めて見た時は衝撃的でした。
※厳密にいえば大学生時代に住んでいた新宿区の早稲田に「末廣ラーメン本舗 高田馬場分店」ってのがあってそこに焼飯がありました。だけど当時でも東京では焼飯は一般的ではありませんでした。
最近は関東でも「魁力屋・新福菜館」が進出しているから「焼きめし」って言葉は知られているとは思いますが、魁力屋の焼飯はどっちかといえば炒飯に近いですね。新福菜館のは関西のザ・焼飯って感じですが、これ関東の人が初めて食べると食文化の違いにビックリすると思います。
炒飯は具材がいろいろ(焼き豚とナルトとかコーンとか葱とか)使われているのですが、関西の焼飯は具材はシンプルなものが多いです。
天龍の焼飯はもっとシンプルで玉子くらいなので、青ねぎを乗せて食べるのがお薦めです。
で、お酢をたっぷりとかけて食べるいつもの自分の食べ方で食べるとクセになる味わいになるので、だいたいいつも焼飯セットを注文するようになりました。
ちなみに焼飯は先代の頃から作り置きで注文すると焼き直して出てくるので焼飯がいつも最初に出てきますが今も同じかは見えない位置だったので未確認です。
営業時間 / 定休日 / 行き方
それでは、最後に「天龍」への行き方や営業時間や定休日などの詳細情報です。
住所でいえば「〒603-8176 京都府京都市北区紫野上鳥田町59」で、大きな地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(地図が開きます)。
記事掲載時に確認した京都「天龍」の営業時間は「11時30分~14時30分L.O.、18時~深夜3時15分L.O.」で、定休日は「記載なし」ですが、営業時間と定休日は「公式」もしくは「地図」でご確認ください。
※営業時間や定休日はお店の都合で変更になっている場合がありますので公式がある場合は直近の情報を必ず確認してください。
※売り切れ終了で閉まっている場合もあります。
天龍 に駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください(地図)。
店舗情報(クリックでオープン)
店舗名 | 天龍 |
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ジャンル | ラーメン |
食事予算 | 1000円前後 |
営業時間 | 11時30分~14時30分L.O.、18時~深夜3時15分L.O. ※公式で要確認 |
定休日 | 記載なし ※公式で要確認 |
駐車場・駐輪場 | なし |
住所 | 〒603-8176 京都府京都市北区紫野上鳥田町59 |
地図 | こちらをクリック(地図) |
最寄り駅 | 北大路駅 |
最寄りバス停 | 下鳥田町バス停(バス停情報) |
公式SNS | X(Twitter) |
このお店「天龍」を、この記事を見て気になった方はぜひ一度行ってみてください。
※訪問の際は必ず公式で営業日をご確認ください。
※年末年始は休業の店舗が多いため、必ず公式で営業情報を確認してから来店してください。