今回の「京都案内」は、市場で食べる朝ごはんです。いわゆる「京都 市場メシ」というやつですが、意外と情報が少ないジャンルです。食べに行ったのは「錦市場」ではありません。京都中央卸売市場の関連棟という一般の方でも入れるエリアです。
最新情報:こちらの店舗は2022年12月10日をもって閉店しました。
京都で「市場メシ」
今回の「京都案内」は、京都の台所「京都中央卸売市場」で、朝の市場メシを食べてきましたので紹介します。
京都の台所といえば「錦市場」ですが、それも昔の話で今は観光地でしかなく、市内で市場といえば「京都中央卸売市場」が最初に思い浮かぶようになりました。
この「京都中央卸売市場」ですが、プロの聖域と思われていますが、実際には「関連棟」という所に「一般の方大歓迎のお店」もあります。
京都中央卸売市場でプロの方がいるのは「新千本通」沿いの棟で、その西側にある「関連棟」は一般の方でも利用できるエリアっとなっています。
そこには商店や飲食店があり、その中に定食屋さんやラーメン店などがあるのです。
今回は、その中にある「割烹マキノ」さんで「市場メシ(中トロ定食)」を食べてきましたので紹介します。
割烹マキノ 中トロ造り
割烹マキノさんの店内は、古い建物なので渋さのあるお店です。
メニューは朝の定食(焼き魚)もありますが、刺身もあって、朝の定食(焼き魚)の場合は目の前のカウンターで魚を自分で選んで「定食で」と言えば良いでしょう。
「造り定食・中トロ定食」の場合は、お店の方にそう伝えてください。
朝の定食 700円
造り定食 1000円
中トロ定食 1100円
食べたのは「中トロ定食 1100円」です。
他のお客さんも中トロを食べているのが見えますが、ボリュームもあって1000円ちょいなので割安だと思います。
入っているのは「赤身3切れ、中トロ5切れ」です。
さすが「中トロ」というべきでしょうか。
市場で仕入れた新鮮なマグロの刺身で、舌の奥の両サイドにビンビンとコクが伝わってきます。
量も結構あって、ごはんも普通と大盛が選べるようになっていました。
朝から市場で食べる中トロは最高なので、早起きして食べに行ってもらいたいのですが、土日は市場休みなので平日に食べに行くしかありません。
その点で、若干行きづらい場所ではありますが、そこは市場なので新鮮なものが食べられるというメリットがあります。
焼き魚もその日のセレクトなので、オススメのお店です。
割烹マキノ 基本情報
割烹マキノさんの場所ですが、地図で検索すると別の場所が表示されるかもしれません(修正申請出してあります)。
正確な場所は「石田食堂」さんの隣で「関連11号棟」という建物の中にあります。
営業時間は、朝6時頃~9時頃くらいまでです。
京都中央卸売市場は、一般向けの駐車場がないのでご注意ください。自転車・バイクは関連棟近くに置き場があります。
京都市バスの場合「33・205・208号系統」で、バス停「千本七条」下車が近いと思います。
この周辺には、他にもラーメン店なんかもあるので、いろいろ探してみてください。
京都府京都市下京区朱雀分木町80
営業時間:6時~9時頃
定休日:土日
URL:http://www.kyoto-ichiba.jp/access/