今回の「京都ラーメンブログ」は京都の老舗「ほそかわ」さんの「背脂チャッチャッ系ラーメン」の紹介です。創業1948年の「ますたに」で修行された方が1985年に独立されたラーメン店「中華そば ほそかわ 花屋町本店」の弟さんのお店「中華そば ほそかわ 西院店」です。今回は「中華そば ほそかわ」の歴史なども見つつ「中華そば ほそかわ 西院店」のラーメンを紹介します。
いかにも「京都ラーメン」というラーメン、いったいどんなラーメンなのでしょうか。
最新情報:2019年に入ってから休業状態であるのを確認しています。長期の休業が続いているため「閉店」扱いとしました。
京都ラーメン「背脂チャッチャッ系」とは何なのか
今回の「京都ラーメンブログ」は、京都ラーメンでよく見られる「背脂チャッチャッ系」の元祖ともいえるお店でラーメンを食べてきました。
背脂チャッチャ系というのは、油出涸らしの背脂をラーメンスープにチャッチャッとかけて出すスタイルで、京都ラーメンのひとつの特徴とも言えるものです。
今は「背脂醤油」と呼ばれているもので、このスタイルのラーメン店は今でも京都では多く見かけます。
今回は、この「背脂チャッチャッ系」の元祖とも言われるラーメン店「中華そば ほそかわ」さんでラーメンを食べて来ました。
中華そば ほそかわ の歴史
「中華そば ほそかわ」の本店は「花屋町店」というお店です。
現在は「京都府京都市右京区西京極南庄境町15」にありますが、少し前までは道を挟んで西側隣りマンション一階にお店がありました。
西院には弟さんの同名店、さらに妹さんの同名店が京都府城陽市にあります。
・西院店(弟さんのお店、閉店)
・城陽店(妹さんのお店)
西院店は四条通沿いにあるお店で、弟さんが経営されています。大通りにあるので一番行きやすい感じがします。
城陽店(妹さんのお店)は「京都府宇治市槇島町35-56-4」で開業し(槇島店)、その後の2001年1月20日に現在の「京都府城陽市」へと移転しています(城陽店)。
「中華そば ほそかわ 城陽店」の店頭には「銀閣寺ラーメン」と書かれています。
これは「中華そば ますたに」のことで、銀閣寺道の近くにある老舗(創業1948年)のラーメン店です。
「中華そば ほそかわ 花屋町店」は「中華そば ますたに」で修行された方のお店なので、このように「銀閣寺ラーメン」と書かれています。
そのため、背脂チャッチャッ系ラーメンの元祖は「中華そば ますたに」さんというのが、本来は適当だと思います。
中華そば ほそかわ メニューと値段
中華そば ほそかわ メニューと値段ですが、ラーメンは700円からです。
京都では一般的な値段設定だと思います。
ラーメン(大)800円
チャーシューメン(並)900円
チャーシューメン(大)1000円
ライス(小)150円
中華そば ほそかわ のラーメン
ほそかわのラーメン、特徴としては「鶏ガラ、背脂、一味」が入っており、鶏の旨味の中にある「ほんのりとした苦味(一味)」が特徴です。
背脂は出涸らしなのでコッテリという感じではなく、サッパリとした味わいです。
トッピングは「チャーシュー、九条ねぎ、メンマ」でシンプルと言えます。
麺を啜った感じでは、低加水の細めのストレート麺。
京都ではよくある麺で、すこし柔めに湯がいてあるので「固め」オーダーをされる方もいます。
京都ラーメンは「年寄りでも食べられるように麺が柔い」とされていますが、私は固めが好みです。
麺量は少し多い感じがするので、お腹いっぱいになるラーメン店です。
中華そば ほそかわ 西院店 への行き方(アクセス方法)
今回は、昔からの店舗で営業されている「中華そば ほそかわ 西院店」さんへ行って来ました。
「中華そば ほそかわ 西院店」への行き方(アクセス方法)は、西院駅からも歩いて行ける場所で、四条通沿いにあります。
3店舗とも味は同じなので、近いところへ行けば良いかなと思います。
こちらの西院店、珍しく「楽天Edy」が使えます。他にも「waon」と「docomo ID」と電子マネー対応で「ほぉ~」となりました。本店も「docomo ID」は使えます。
中華そば ほそかわ 西院店 閉店
こちらの店舗なのですが、2019年に入ってから休業状態であるのを確認しています。
2019年5月15日に訪問したところ、やはり長期の休業状態が続いているため「閉店」扱いとしました。
今回は、これまで数多く紹介してきたラーメンの中から「至極の一杯」を選びました。珍しくランキング形式を採用、本当にウマい京都のラーメン店を10店舗厳選してあります。2018年の「実食評価」で候補店を選び、その中から「リピートしたい&記憶に残った」店のみという選りすぐりの店ばかりです。
京都はラーメン店が多いと言われ、おいしいお店も多くあります。一乗寺のようなラーメンストリートもメディアで紹介されて有名なのですが、地元民であればネットやメディアで話題のラーメン店よりも「600円以下で食べられるラーメン」のような地元密着型のラーメン店をよく利用していることでしょう。
京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。