最新情報:こちらの店舗は2023年12月31日をもって閉店しています。
真冬の食べ物 酒粕ラーメン
毎年、京都では1月頃から一番寒い時期なので、温かいラーメンを食べたくなる日が多くなります。
この時期だと、特に人気なのは「あんかけ、担々麺、カレーラーメン」ですが「酒粕ラーメン」も忘れてはいけません。
京都は寺社仏閣へ参拝する人が多くやってくる都市なので、参拝客が栄養を取れるように、古くから「甘酒」を売る茶店が多く存在していました。
そんな文化があるからか分かりませんが、ラーメン店でも「酒粕ラーメン」を提供するお店がいくつかあります。
今回は「京都市右京区」にある「中華料理 天鳳」さんの秋・冬限定「酒粕ラーメン」を食べてきましたので紹介します。
太秦の中華料理店「天鳳」の酒粕ラーメン
酒粕ラーメンを食べに行ったのは、京都市右京区の「太秦天神川駅」近くの中華料理店「天鳳」さんです。
秋になると貼紙が出て「酒粕らーめん あります」と告知が出るお店です。
ちなみに、だいぶ前に閉店した京中華の祖「鳳舞(ホウマイ)」さんとは無関係のお店です。「鳳」という字が付くので、よく勘違いされるそうです。
お店はカウンター7席、お座敷が一卓という小さなお店です。
ラーメンが500円で、餃子も230円なので「気楽に入れるお店」でもあります。
今回は「酒粕ラーメン 650円」と「餃子 180円(土曜日サービスデー)」を食べてみましたので紹介します。
酒粕ラーメン 実食レビュー
中華料理店「天鳳」の酒粕ラーメン(650円)です。
ベースの出汁に酒粕を大量に溶かし込んであるもので、トッピングに豚肉が大量に入っています。
トッピングは「青ねぎ、ニンジン、豚肉」とシンプルですが、豚肉と酒粕がたっぷり入って「650円」ならずいぶんとお安いと思います。
酒粕ラーメンは、京都でも「むらじ、門扇、玄屋、鳥せい(ランチのみ)」などで見かけますが、天鳳の酒粕ラーメンのスープは「ほぼ粕汁」なので酒粕の味わいが非常に濃厚になっていました。
スープには酒粕の粒々が浮かんでおり、香りもよくするスープになっていました。
酒粕なので、人によっては苦手な方もいらっしゃるとは思いますが、ラーメンとの相性は結構良い食材のひとつです。
粕汁という料理がありますが、味噌や醤油ダレの代わりに酒粕を使うことで「減塩」することもでき、栄養も補給できるし、なによりも温まれるというのが「酒粕ラーメン」の特徴です。
1月に入ると京都では寒い日が続くので、酒粕ラーメンを食べに行って温まってみてはいかがでしょうか。
天鳳 メニュー
天鳳さんでは、他にも500円~600円台で食べられるものがたくさんあります。
ラーメンは高くても700円なので、安く食べられるお店で、餃子は土曜日だけサービスデーで180円と激安価格になります(通常230円)。
ラーメン(豚骨)580円
ラーメン(豚骨しょうゆ)580円
みそ入りそば 580円
チャーシューメン 630円
ワンタンメン 650円
五目そば 650円
野菜入りあんかけそば 680円
玉子入り焼きそば 700円
あんかけやきそば 600円
揚げやきそば 650円
冷麺 700円~
酒粕ラーメン 650円(秋・冬限定)
天鳳 アクセス方法
天鳳さんの場所ですが、嵐電「蚕ノ社駅」から歩いて1分です。
広東料理のお店で、周辺住民が食べに来る町の中華料理屋さんで「木嶋座天照御魂神社」の参道の途中にあります。
駅から大きな「鳥居」が見えるので、鳥居から木嶋座天照御魂神社へ向かって左側にお店があります。
駐車場などはありませんので、近くのコインパーキングを利用してください。
なお、ラーメンの紹介も過去記事にありますので、ぜひそちらもご覧ください。
営業時間:11:30~21時
定休日:月曜日