京都の定食食堂で、一乗寺ラーメンストリートにある「まんが定食げんざえもん」さんが2017年12月22日に閉店することになりました。一乗寺で30年続いた定食屋さんでしたが「まんが定食げんざえもん」は閉店して、2018年に持ち帰り専門「茂ちゃんの うまいもんや」となるそうです。
残念ではありますが、お店の女将さんにお話しを聞いてきました。
最新情報:移転先は滋賀県大津市です。詳細紹介はこちらです。
まんが定食げんざえもん(京都・一乗寺)が閉店
京都・一乗寺にある有名な定食屋「まんが定食げんざえもん」さんが、2017年12月22日をもって閉店すると告知されています。
一乗寺といえば、京都でもラーメン店が密集するエリアですが、そこでラーメンではない定食を提供するお店として、何度かテレビでも紹介されていたようなお店です。
閉店後は、しばらくの後に山科のご自宅で持ち帰り専門店「茂ちゃんの うまいもんや」として再オープンするとも告知されています。(2018年2月~3月頃)
そのため、タレの通販は新店舗オープンまでは休止になるとされています。
女将さんに閉店理由を確認したところ「お店も広くて体力的に」ということです。
・2017年12月22日まで営業
・開業は1988年(昭和63年)10月15日
・2018年2月~3月に持ち帰り専門店「茂ちゃんの うまいもんや(山科)」として再出発
・タレ通販は新店舗オープンまで休止
・閉店理由は「お店も広く体力的なことが理由」とのことでした
・出典:Facebook告知より
まんが定食げんざえもんは一乗寺に2店舗ある
実は「まんが定食げんざえもん」さんは、一乗寺に2店舗あります。
ひとつは「ラーメンストリート」の真ん中の大きな店舗で、もうひとつは徒歩10分くらいのところにある「北大路通」にある店舗です。
閉店するのは「ラーメンストリート」の方で「まんが定食げんざえもん」として知られている店舗の方です。
実はこの2店舗、まったくの無関係なのです。
店名がまったく同じなので、姉妹店かのれん分け店にも見えますが、ラーメンストリートの方のお店で女将さんに確認したところ「まったく関係がないお店です」とのことでした。
女将さんによれば「たぶん、うちの方が古いとは思います」と、その発祥もよく分かっていないとのことでした。
まんが定食げんざえもん 実食レビュー
では「まんが定食げんざえもん」さんでは、どのような定食を食べることができるのでしょうか。
定食は600円~800円で、ごはんとみそ汁の付いた定食が基本です。
今回は、店で人気のメニュー「肉とキャベツのみそ炒め 730円」を食べてきました。
定食は量はちょっと多めです。
漫画があるのも、ここが学生の多いエリアということもあるのですが、学生が安く多く食べられるお店なのです。
「肉とキャベツのみそ炒め」も量があり「おかず、ご飯、お味噌汁、冷ややっこ」の定食セットです。
中華味噌の味がものすごくご飯に合って、とても美味しく食べることができました。
まんが定食げんざえもん 基本情報
「まんが定食げんざえもん」さんの場所ですが、一乗寺にある店舗が広くて一番知られていると思います。
ラーメンストリートの中ほどにあり、高野口から北に上がって、白川疎水を越えたら3筋目にお店があります。
通り沿いにあるので、場所は分かりやすいかと思います。
もうひとつの店舗は、高野口から東へ北大路通をそのまま進むと「叡山電鉄」の踏切があるのですが、それを渡ってすぐ右手(南側)にあります。
営業時間:11:30~15時、17時~24時(土曜は17時~24時)
定休日:水曜
URL:https://shigechan-shop.jimdo.com/
Twitter:https://twitter.com/genzaemon_kyoto
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