インドの大皿料理「ミールス」の宇宙的な美味しさを味わえる「Curry DAVA(カレーダバ)」
京都府京都市下京区にスパイスカレー店「Curry DAVA(カレーダバ)」さんが新店オープンしました。
オープン日(開業日)は2023年9月23日で、訪問日は2023年9月23日。
場所は近くに京都水族館がある梅小路京都西エリアです。
※2023年9月6日から事前調査でチェックしてきたお店です。
Curry DAVA(カレーダバ) さんはインドの大皿料理「ミールス」の宇宙的な美味しさを味わえるお店。
インドのカレー3種に「インドのお漬物(アチャール)・副菜・バスマティライス」が大皿(ターリー)に盛られたインドの大皿料理「ミールス」は色々な組み合わせでお料理を食べることができるまるで前人未到で広大な「宇宙」を見るかのようなお料理です。
カウンターとテーブル席がある土壁が残る古き京町家をリノベーションした店内では「本日のカレー・キッズカレー」などを食べていくことができます。
大阪市中央区にある実力派カレー店「Nidomi」の姉妹店とのことで期待が高まりますね。
値段(予算)はメニューは基本3種類で1種盛り1100円~3種盛り1500円です。
インドの大皿料理「ミールス」を食べてみた
メニューは基本1種類なのでインドの大皿料理「ミールス」を注文。
お会計は前払い制(現金のみ)となっていて、入店すぐのカウンターで「本日のカレー・ウーロン茶」をお願いして指定された席へ着席します。
ドリンクを注文していたのでカウンター席の真後ろにある冷蔵庫から冷やしたドリンクとコップをセルフで取り出します。
栓抜きは冷蔵庫の左側にかかっています。
インドのカレー3種と「インドのお漬物(アチャール)・副菜・バスマティライス」が大皿(ターリー)に盛られたインドの大皿料理「ミールス」がとても安いと経験上判断したのでお店の利益になるようドリンクも注文するのが私流です。
皆さんも「あれ? 価格設定が安いな」と思ったら、ドリンクも一緒に注文してあげましょう。ドリンクの利益で助かっている飲食店はとてもたくさんあるからです。
席について程なくしてインドの大皿料理「ミールス」が提供されました。
提供時間は速かったですが、丁寧に彩り豊かに盛り付けられた「ミールス」で完成度がとても高いです。
内容はまず列挙すると「3種類のカレー・インドのお漬物(アチャール)2種類・副菜4種類・バスマティライス」で詳細は以下のとおりです。
・Neemaおばさんの南印式バターチキンカレー
・豚バラ肉と合挽ミンチのララ
・ダル(豆カレー)
・スパイス漬け玉子
・ゴーヤのアチャール
・かぼちゃのポリヤル
・里芋とウラド豆のひとくちワダ
・タマリンドとトマトのチャトニ
・トマトのチャートサラダ
・バスマティライス
店主さんがインドでNeemaおばさんさから教わったという南インド式バターチキンカレーは鶏肉の旨味がじっくりと引き出されたチキンカレーにバターはやや抑えめに加えた味わい。
一般的な甘いバター感あるバターチキンカレーと違い、スパイスを楽しむために調理されたチキンカレーにわき役のバターが隠し味になっていて私はとても好みで大好きな味でした。
特に美味しかったのが「豚バラ肉と合挽ミンチのララ」で、角切りされた豚肉と合挽ミンチのキーマカレーです。
ララは西ネパール「ララ・ジュラーム地域」でよく食べられているトマトベースのカレーで、豚肉の旨味とスパイスの風味がとても好みのカレーでした。
インドでは定番のカレーがダル(ダール)で、豆を使ったカレーのことです。
私はダルが出てくると「本格的だな」と思う反面「ちょっと苦手」と思うのですが、理由はダルってお豆の味しかしないお店があるからです。
でも、Curry DAVA(カレーダバ)さんのダルはスパイスの風味も感じられ豆のコクと旨味を引き出しているので美味しいダルで驚きました。
これらのカレー3種はインドのステンレス製小皿(カトゥリ)に盛られて提供されていました。
インドではステンレス食器が多く使われていますが、ステンレスだと冷めやすいのでカレーを手で食べる習慣があるインドではこの特性が気に入られているからです。ちなみにスパイスの色も付きにくいという特性もあります。
次にアチャールの「スパイス漬け玉子」を紹介。
アチャールはインドの漬物のことで、スパイス漬け玉子は半熟卵を唐辛子などのスパイスで作ったアチャールソースに漬けたものです。
といっても、日本人でも普通に半熟卵として違和感なく食べられるお料理です。
同じくアチャール(漬物)の「ゴーヤのアチャール」です。
ゴーヤといえば苦みですが、嫌な苦みはまったくなくほんのり辛みのある漬物でかなり美味しくて「店主さん天才だな」と思いながらいただきました。
ポルヤルというのはインドの野菜を炒めたもののことで、甘いカボチャに熱を加え甘みを引き出してスパイスでキリっとした味わいに仕上げてありました。
これも実に美味しいです。
こちらの輪っか状に揚げられたお料理は「里芋とウラド豆のひとくちワダ」です。
ワダというのは軽食のようなもので、豆の生地を輪っか状にして油で揚げたお料理です。
これにかかっているほんのり梅色のチャツネはタイやインドでよく食べられているフルーツ「タマリンド」の甘酸っぱい味わいのソースで「タマリンドとトマトのチャトニ」です。
このワダにとてもよく合うチャツネでこれも好きな味でした。
バスマティライスの上や右上に添えられていたのが「トマトのチャートサラダ」です。
トマトをメインに紫キャベツなど彩り豊かなお野菜のサラダですが、チャート(Chaat)とあるので「軽食」の意味もあるサラダということかなと思います。
インドの大皿料理「ミールス」とはこれらのお料理をいろいろな組み合わせで楽しむもので、組み合わせはお好みで数多くの組み合わせを楽しむことができます。
また、豪快に混ぜて食べてもかまいません。
そう、ミールスとは先が見えない宇宙のようなものなのです。
もうね、これね・・・・
全部うまい!店主さん天才!
私がこれまでの食べ歩きで絶賛した同じく天才の「隙間カレー」さんや「バビルサ」さんに引けを取らないレベルの高さでした。
ということで、店主さんにこの両店にも行ってみてねとお薦めしておきましたよ。
メニュー内容と値段
※メニュー写真は2024年11月1日時点のものです。
メニュー一覧や値段など「メニュー情報」です。
メニューは「本日のカレー」など。
値段はメニューを見ると「1種盛り1100円~3種盛り1500円」なので、京都グルメ飲食店めぐりを長年してきた私の経験では費用(食事予算)は2000円ほどあれば足りるかと思います。
詳細な内容と値段については最新情報は公式情報でご確認ください。
最寄り駅や行き方(アクセス方法)
Curry DAVA(カレーダバ) さんへ行く場合の備忘録です。
場所は京都府京都市下京区の梅小路京都西で梅小路京都西駅から徒歩4分のところ。バス停だと七条壬生川バス停から徒歩1分です。
住所でいえば「〒600-8837 京都府京都市下京区夷馬場町35−13」で、大きな地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(Google Mapsが開きます)。
駐車場・駐輪場はありませんので近隣のコインパーキングをご利用ください(地図)。
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
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店舗情報(クリックでオープン&クローズ)
店舗名 | Curry DAVA(カレーダバ) |
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オープン日 | 2023年9月23日オープン |
ジャンル | カレー |
食事予算 | 2000円 |
営業時間 | 11時30分~14時30分、18時~20時30分(公式でご確認ください) |
定休日 | 火曜日・水曜日(公式でご確認ください) |
駐車場・駐輪場 | なし(公式でご確認ください) |
住所 | 〒600-8837 京都府京都市下京区夷馬場町35−13 |
地図 | こちらをクリック(Google Maps) |
最寄り駅 | 梅小路京都西駅から徒歩4分(約300m・ルート) |
最寄りバス停 | 七条壬生川バス停から徒歩1分(約27m・ルート・バス停情報) |
テイクアウト | 非対応 |
イートイン | 対応 |
公式SNS | X(Twitter)・Instagram |
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