今回の京都ラーメンは「ラーメンきたろう」さんという京田辺市にあるラーメンです。「ラーメンきたろう」はなんとプレハブのお店で、街道から少し脇道に入った田んぼのすぐ隣りにあるためあまり目立ちませんが、すでに17年間も営業している京田辺のラーメン店です。
味は濃いめのお店で、たまに食べたくなる記憶に残るラーメンでした。
最新情報:こちらの店舗は2022年4月頃に閉店しました。
ラーメンきたろう 京都にもあったプレハブ造りのラーメン店を実食レビュー
京都府京田辺市といえばお茶の産地で、緑豊かな田んぼも広がる地域です。
そんな場所の田んぼの中にポツテンとあるのがプレハブ造りのお店「ラーメンきたろう」さんです。
お店は工事現場にあるような事務所と同じプレハブにビニールシートの店名看板がついただけのお店です。
京都市内からバイクで1時間ほど離れており、周囲は田んぼが多くなってくるエリアということもあり、すぐ後ろには広い田んぼが広がっています。
さっそく入店したところ、年配の男性が出迎えてくれました。
店内はカウンターがあるだけで、席数は8席ほどありました。
先客はひとりでタクシーの運転手さんでした。目の前の府道22号線は国道24号線と並行するバイパス的な位置づけで車の通りは結構ある道であるため、駐車場もあることから立ち寄りやすいお店といえます。
醤油ラーメン 650円
豚骨ラーメン(塩・醤油) 650円
塩バターラーメン 700円
味噌ラーメン 700円
カレーラーメン 700円
とり塩ラーメン 850円
かもネギラーメン 850円
イベリコラーメン 850円
こく辛ラーメン 800円
こってりラーメン 800円
マーボーラーメン 750円
メニューはたくさんあって、店主の方といろいろとお話した感じでは商品にこだわりがあるようでした。
素材なども良い素材を入手しようとしているようですが、なかなか上手くいかないこともあると裏事情なんかもお話してくれました。
結構お話好きの店主さんでした。
スープは乳化した豚骨スープで豚くさくはないのですがコクのあるスープです。ずいぶんと煮込んであるようです。
味は関東風で醤油の辛さが出ています。
飲んだ後に合いそうなラーメンという感じでした。
麺は中太麺のストレートで、コクのあるスープがまとわりつきます。
京都ではあまり見ないですが中華そばとしてはポピュラーな感じのラーメンになっていました。
特徴的なのは餃子で250円と安いのですが、醤油やお酢といったものが一切カウンターになく、餃子は付属の「カラミジャン」で食べるというこだわりの餃子になっています。
皮はわざと薄いものを使い熱が豚肉に通るようになっています。
そのためか具材のうまみがよく分かる餃子になっており、これをご飯と一緒に食べるとペロリと食べてしまいました。
ご飯に合う餃子と言えるかもしれません。
ラーメンきたろう 基本情報
ということで、今回の京都ラーメンは京田辺市という京都のお茶の産地にある「ラーメンきたろう」さんのラーメンを紹介しました。
田舎の街道沿いにあるプレハブのラーメン店ということで、京都ではあまり見ないタイプのラーメン店でした。
味は濃いめのお店で、たまに食べたくなる記憶に残るラーメンでした。
ずいぶんと長く店主さんとおしゃべりしていたので、中休みをだいぶ過ぎてしまいましたが歓迎していただけました。
京都府京田辺市大住中島24−1
営業時間:11:30~14:30、18時~24時(祝日は夜21時まで)
定休日:日曜