京都市下京区の河原町南エリアに卵にこだわった料理店「玉子とお酒とときどきワイン たまこ」が2020年9月4日に新店オープンしました。ランチには和の究極出汁を使った「出汁巻き玉子」や「京赤地鶏の親子丼」が食べられるお店です。
最新情報:こちらの店舗は閉店しています。
2020年9月4日オープン 玉子とお酒とときどきワイン たまこ
京都の河原町南エリア、四条通から柳馬場通を下がっていくと一筋目(綾小路通)手前4軒目くらいのところに料理店があります。
落ち着いた雰囲気のお店で、店頭には大きな提灯に「たまこ」と書かれているお店です。
こちら、卵にこだわった料理店「玉子とお酒とときどきワイン たまこ」というお店で、2020年9月4日に新店オープンしたばかりです。
卵は徳島県の「だしまきたまご専用たまご」と「あわそだち」を使用。
それに濃厚昆布出汁を合わせたお料理を提供していました。
ランチには「出汁巻き定食」や「親子丼」に「キーマカレー」と「日替わりランチ」があり、いずれも卵をメインにしたお料理となっています。
今回は、この「玉子とお酒とときどきワイン たまこ」で究極の親子丼を食べて来ましたので紹介します。
店内の様子は?
お店に入ると、2名テーブルが2卓。
随分と狭いなと思いましたが、そうではありませんでした。
今回はひとりで訪問しましたが、入ってすぐ左にある階段で2階へ上がると完全個室の客席があってそちらに通されます。
狭い個室ですが4人座れるテーブルやお座敷スタイルの部屋があり、個別にクーラーが設置してありました。
暑い日だったのでクーラーの風が当たるように着席、涼しい中で注文したお料理を待ちます。
まだ、あまり知られていないのか平日のランチ時間ど真ん中で先客も後客もなし、個室は静かで涼しく快適です。
このお店のメニューは?
ランチメニューは4種類、値段は850円~1400円ですがほぼ1000円以内の構成です。
卵は前述した徳島県の「だしまきたまご専用たまご」と「あわそだち」を使っていますが、これは「小林ゴールドエッグ」の卵です。
「あわそだち」という卵は徳島県の特産品である「神山すだちの皮」を飼料に混ぜた卵です。黄身にコクと甘みがあります。
20個入りで1880円という高級卵ですが、それを使った卵料理を食べられるお店が「玉子とお酒とときどきワイン たまこ」です。
京赤地鶏と『和の究極』の親子丼(1400円)
吉田チキンのキーマカレー「あわそだち温玉のせ」(900円)
日替わりランチ定食(950円)
実は「小林ゴールドエッグ」とは2019年6月11日放送の『マツコの知らない ゆでたまごの世界』にプレゼンターとして登場した小林さんの会社です。
つまり、究極の卵をプレゼンした小林さんが生産する究極の卵を使った料理なのです。
出汁巻き専用卵、カルボナーラ専用卵、親子丼専用卵などのユニークな商品を開発している会社で、用途に合わせて鶏に専用の飼料を使って育てています。
京赤地鶏と『和の究極』の親子丼(1400円)
今回食べたのは「京赤地鶏と『和の究極』の親子丼(1400円)」です。
正確には「京赤地どり」で、食べるとプリッとしていますがキメの細かい肉質でスッと噛める柔らかさもある鶏肉です。
臭みがまったくないので他の食材の邪魔をしません。
それでいて良質な脂のコクが感じられるので、食べると鶏の旨味が口の中に広がる素晴らしい鶏肉です。
親子丼には卵が2種類使われているように思えます。
中央に生のままのっているのは黄身の色からして「あわそだち」っぽい感じがします。
卵も本来あるべき味わい、臭みなどまったくなくコクのある卵です。
それに余計な味付けほぼないので、卵の味がダイレクトに伝わってきました。
薄口ではあるものの、濃厚な出汁を使っているので風味があり美味しい親子丼だと思います。
ただ、よくある親子丼とは異なるので、卵大好きな方向けのお料理かもしれません。
このお店への行き方や営業時間は?
こちらの「玉子とお酒とときどきワイン たまこ」ですが、河原町南の飲食店が多いエリアにあります。
店頭があまり目立つ感じではなく、新しいお店感も出ていないので通りすがりでは気が付かないかもしれません。
なので、落ち着いた雰囲気のお店で二階の個室でゆっくり食べられるという良さもあります。
接客も上々、お料理も食材にこだわりがあり一度食べてみる価値はあると思いました。
場所は四条通から柳馬場通を下がって一筋目(綾小路通)の少し手前です。
ランチ営業は「11時30分~14時30分」までですが、ラストオーダーは14時になっていました。
営業時間:11時30分~14時30分、18時~23時30分
定休日:不定休
公式Twitter:https://twitter.com/Yy7LcTqaOvpBIUZ