京都市左京区、岡崎の疎水沿いに京都中を震撼させそうなパン屋さんが新店オープンです。そのパン屋とは「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」です。オーストリア「ハプスブルク家御用達」という歴史ある超老舗パン屋の日本店が京都に爆誕します。
最新情報:新型コロナウイルスの影響で2020年10月3日に再オープンとなるそうです。
2020年9月19日オープン ホーフベッカライ エーデッガー・タックス
京都市左京区の岡崎エリアにオーストリア・ハプスブルク家御用達の老舗パン屋「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス(Hofbäckerei Edegger-Tax)」が日本の京都に新店をオープンさせます。
場所は平安神宮からも近い岡崎疎水沿い、すぐ近くには「京都市勧業館みやこめっせ」もある観光地です。
オープン日は2020年9月19日、すでに店舗も出来上がっており開業を待つばかりのようでした。
「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス(Hofbäckerei Edegger-Tax)」は1569年にオーストリアの古都グラーツで創業した老舗パン店。
ハプスブルク帝国の皇帝にパンを献上し、王家御用達の称号を授かった数少ないベーカリーです。
職人が手で成形するハンドカイザーなどの伝統的な製法で作られたパンを販売すると告知されていました。
ホーフベッカライ エーデッガー・タックスとは
この「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス(Hofbäckerei Edegger-Tax)」ですが、オーストリアで14世紀にはベーカリーとして営業していたそうです。
公式な文献では1569年創業となっており、1883年にはハプスブルク帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世にパンを献上しています。
1888年5月には「オーストリア-ハンガリー帝国王家御用達」の称号を授かり、王のパン屋を意味する「ホーフベッカライ」を名乗ります。
本店はオーストリアの古都グラーツにあり、王家御用達を授かった当時のままのパンを今に伝えるお店です。
この「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」の伝統を日本に伝えるシェフが野澤孝彦さん。
22歳でウィーンに渡り「オーバーラー」「L・ハイナー」で修行、南ドイツの「ヴァンディンガー」でパンの技術を習得して1999年に帰国。
赤坂にカフェレストラン「Neues(ノイエス)」を立ち上げ(2015年に閉店)、ネットメディアなどでも活躍するなどされている著名なシェフです。
店内の様子は?
それでは、オープン初日の「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」の様子を紹介したいと思います。
当日は10時オープン、訪問は11時頃でしたが行列などはなく店内に入れました。
入口に自動タイプの消毒液噴霧器、それで手指を消毒して入店すると先客は5名程度で普通に買い物ができました。
パンは店員さんが取ってくれるのと、お客さんとパンの間には透明のシールドが施してありました。
むき出しのパンを個別包装なしに置いてあるパン屋さんよりだいぶ安心に思われました。
カフェスペースもあるのでイートインで食べて行くことも可能です。
このお店のメニューは?
まずは定番のハンドカイザー(200円)を店員さんに注文しました。
外はパリッと仲はもっちりで、皇帝の王冠の意味である「カイザー」の形を模して作られたパンです。
大好物のクロワッサンもありました。
他にもケーキと焼き菓子など、パンのみの扱いではないようですが、一般的なパン屋よりは商品は少し種類が少ない印象です。
ハンドカイザー(200円)
ハンドカイザー(200円)、昔のままの製法で作られた「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」の定番商品です。
とてもシンプルなパンですが小麦の風味をよく感じます。
モッチリとした食感で、外は少しパリッとしていました。
クロワッサン(300円)
クロワッサン(300円)も外カリッとしながら、中は結構なもっちり感があるものです。
それでいてバターのコクを強めに感じ、小麦の甘さもほどよく感じます。
濃厚でありながら上品な味わい、ホーフベッカライ エーデッガー・タックスの真骨頂を見た気がしました。
※メニューと値段は記事掲載時点のものです(サービス内容は変更になる場合もあります)。最新情報は公式情報でご確認ください。
このお店への行き方や営業時間は?
では「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」は京都のどこに開業するのでしょうか。
場所は岡崎、京都市勧業館みやこめっせの西側で岡崎疎水沿いです。
京阪「三条駅」もしくは「神宮丸太町駅」を下車、川端通から二条通を東へ歩き「ロームシアター」を目指し、疎水手前で南に曲がるとお店があります。
高級マンションの一階、安室奈美恵さんの住んでいるエリアで、武豊騎手の大豪邸もすぐ近くです。
営業時間:10時~18時
定休日:水曜日・木曜日
公式サイト:https://www.facebook.com/pg/edeggertax/menu/?ref=page_internal
※営業時間と定休日は記事掲載時点のものです。最新情報は公式ページでご確認ください。臨時休業の場合もありますのでご注意ください。