2019年7月19日に京都拉麺小路で開業した札幌味噌ラーメン店「麺部屋 綱取物語」さんの紹介です。青森産刻みニンニクと生姜が入った「ニンニク味噌ラーメン」が人気のお店で、札幌の菊水店を閉業してまで京都駅で出店したというお店です。
最新情報:こちらの店舗は2020年5月31日で閉店となります。
麺部屋 綱取物語が京都拉麺小路で出店(2019年7月19日)
2019年7月19日、JR京都駅の伊勢丹10階で札幌味噌ラーメンの新店「麺部屋 綱取物語」さんが開業します。
場所は、2019年6月30日で営業終了する札幌味噌ラーメン店「白樺山荘」があった場所です。
綱取物語(つなとり)は、札幌市内で味噌ラーメン店を展開している人気店で、炙りチャーシューを使った濃厚味噌ラーメンのお店として知られています。
麺は玉子縮れ麺で、青森産ニンニクと生姜のよく効いた味噌ラーメンなのが特徴です。
味わいはさすが札幌から菊水店が丸ごとやってきただけあって、正真正銘の札幌味噌ラーメンの味で香りがとても良いラーメンでした。
にんにく味噌ラーメン 実食レビュー
京都では味噌ラーメンは流行ったためしがありません。
京都人にはあの塩辛い味噌ラーメンの味が兎にも角にも苦手だからです。
しかし、こちらの「綱取物語」さんの味噌ラーメンは塩辛さは控えめで、青森産ニンニクと生姜で風味が付いているため京都の方でも好きそうな味わいだと思いました。
京都では本格的な味噌ラーメンはなかなか食べられないのですが、こちらの味噌ラーメンを食べた瞬間に「あぁ、昔よく食べた札幌ラーメン、なんか久しぶり」と思う味わいでした。
東京では結構お店があったので、札幌味噌ラーメンをよく食べていたからです。
出汁はさほど濃厚でもないのですが「豚骨・鶏ガラ・野菜・チャーシュー」を煮込んだスープで、花山椒などのスパイスも数種類使っているので風味がいいです。
ただ、味にまとまりがない感じがして、なんか色んな味がごっちゃに感じられました(ちゃんぽんみたいな味わいです)。
麺は玉子の中太縮れ麺で熟成が効いたもの、製麺所は札幌「森住製麺」さんです。
それをやや固で提供していました。
もうちょっとスープが麺に染み込んでくれれば良いかなとは思いますが、味噌ラーメンにはよく合っている麺でした。
綱取物語 メニューと値段
では、綱取物語「メニューと値段」です。
オーダーは外の自販機で食券を買ってから列に並んでください。
たまにカップルとかで、女子だけ先に「列に並んでるね」とか言って先に行列に並ぶ客がいるのですが、それご法度です。ちなみに、綱取物語さんへ食べに行った当日もいました。
味噌ラーメンには「生姜」がのっています。
辛味噌ラーメンには生姜の替わりに「辛味噌」がのり、塩ラーメンにはどちらものっていません。
青森産にんにくは「にんにく」と書かれたラーメンで入っていますが、結構臭うので時と場合を考えてオーダーしてください。
にんにく味噌 950円
特製味噌 1100円
味噌(生姜)880円
特製辛味噌 1170円
辛味噌 950円
特製塩 1100円
塩 880円
麺部屋 綱取物語 京都拉麺小路店
2019年7月19日に京都拉麺小路で新店オープン「麺部屋 綱取物語 京都拉麺小路店」さんの場所は、JR京都駅の伊勢丹10階です。
実はこの京都店は新店というよりも移転だったりします。
菊水店が2019年6月29日で閉店となり、そこが移転という形で京都へやってくることになります。
京都拉麺小路は期間契約なので、いずれはまた戻ることにはなると思いますが、移転という形を取るので現地スタッフが来ているようでした。
営業時間は「11時~22時」です。
伊勢丹10階なのでエレベーターを使いたいところですが、JR京都駅の大階段をエスカレーターで10階まで行くのが一番行きやすい方法です。
京都でも観光客が一番集まる立地なのでランチ時間帯は行列ができる場合もありますが、少し時間をずらせばさほど混雑しないでラーメンを食べることができます。