今回の「京都カフェ案内」は、2019年6月21日に新店オープンした「d:matcha Kyoto Cafe & Picnic」さんの紹介です。こちら出町柳にお店があるのですが、本店は宇治茶の産地である和束町の「d:matcha Kyoto CAFE&KITCHEN」京都市内1号店(河原町今出川店)なんです。
最新情報:こちらの店舗は2020年4月時点で閉店しています。
d:matcha Kyoto Cafe & Picnic 2019年6月21日新店オープン

和束町のお茶が京都市内で気軽に楽しめ「d:matcha Kyoto 河原町今出川店」が新店オープン
2019年6月21日、京都の河原町今出川で新しいカフェが新店オープンです。
お店の名前は「d:matcha Kyoto Cafe & Picnic」
あの和束町にある日本茶カフェ「d:matcha Kyoto CAFE&KITCHEN」の京都市内1号店(出町柳店)なんです。

和束の茶畑で日本茶を育てている方がお茶を淹れてくれるのが「d:matcha Kyoto 出町柳店」

こちらは和束町にある日本茶カフェ「d:matcha Kyoto CAFE&KITCHEN」
和束町の本店もそうですが、今回オープンした出町柳店も、実際に和束町の茶畑で普段からお茶を育てている方が通っており、自ら生産した日本茶を煎れてもらえるカフェです。
そのため、当然ですが「どのお茶はどんな味」なのか、どういう状態で煎れれば美味しいのかを知り尽くした方がお店をされているので、安心して入れるお店が「d:matcha Kyoto Cafe & Picnic」さんというカフェなのです。
今回はそんな「d:matcha Kyoto Cafe & Picnic」さんで日本茶やスイーツなどをいただいてきましたので紹介したいと思います。
d:matcha Kyoto Cafe & Picnic で日本茶をいただいてきました!

2019年6月21日にプレオープンした「d:matcha Kyoto 出町柳店」
ということで、2019年6月21日にプレオープンした「d:matcha Kyoto Cafe & Picnic」さんへ訪問してきました。
グランドオープンは7月1日、それまではプレ営業で試験運用しつつ足りない部分などを補っていかれるそうです。
店内には和束町で生産された日本茶も並んでおり、購入して帰ることもできます。

和束町で生産された日本茶がズラリと並んでいます(d:matcha Kyoto 出町柳店)

お店にいる方が生産者としてパッケージ写真になっています(d:matcha Kyoto 出町柳店)
和束茶というのはいわゆる「宇治茶」のことです。
今の宇治茶の多くが、この和束町で生産された茶葉で、京都を代表するお茶の産地です。
800年の歴史がある生産地ですが、名前を聞くようになったのは最近のことです。

和束町の茶畑、宇治茶の生産地として800年の歴史があります

広大な茶畑が延々と続く和束の町並み
石寺(いしてら)
釜塚(かまつか)
撰原(えりはら)
原山(はらやま)※鎌倉時代に始めてお茶の木を植えた産地
湯船(ゆぶね)
和束茶の産地は主に6つあり、その土地により土も変わるので、味も香りも異なる茶葉となります。
その違いを飲み比べることができるのが「d:matcha Kyoto Cafe & Picnic」さんで、産地ごとのお茶がメニューに書かれていました。

和束の各地でとれた日本茶(やぶきた)
品種は、日本茶の代表品種「やぶきた」です。
実際に日本茶の75%はこの「やぶきた」を使って作られています。
今回は「湯船(ゆぶね)」と「原山(はらやま)」の日本茶を二煎目までいただいてきました!
湯船(ゆぶね)のやぶきた

湯船(ゆぶね)のやぶきた、サッパリとシャープな味わいです
こちらが「湯船(ゆぶね)のやぶきた」です。
サッパリとシャープな味わいの日本茶で、完全無農薬の特定茶畑で生産されたシングルオリジンの日本茶です。
茶葉は新茶の中でも柔らかく弾力性の強い「ミル芽」を使っており、湯船の柔らかい土質と同じ柔らかいながらも香りのシャープなサッパリとした日本茶となっています。
個人的には、こういうスッキリ系の日本茶大好きです。

一煎目はぬるめで、二煎目は少し熱めでいただきます
お茶は一煎目はぬるめで、二煎目は少し熱めでいただきました。
三煎目(熱湯)も勧められましたが、私はだいたい二煎目まで飲むことが多いので二煎目で終わりましたが、好みによって三煎目までいただくのも良いでしょう。
原山(はらやま)のやぶきた

原山(はらやま)のやぶきた、香りが芳醇な日本茶です
こちらは「原山(はらやま)のやぶきた」です。
芳醇な香りの茶葉で、和束町でも一番歴史の古い産地です。
その歴史は鎌倉時代に始まり。この原山がお茶の木を植えた最初の地だと言われています。
こちらも完全無農薬の特定茶畑で生産されたシングルオリジンの日本茶です。

浮かんでいるのは茶葉の産毛です
新鮮で上質なお茶には表面に光るものが浮かんでいます。
これは茶葉の産毛で、これが浮かんでいるというのはそのお茶が良いものだと証明するものです。
先ほどの「湯船」の茶にも、この「原山」の茶にもこの産毛が浮かんでいました。
新茶であることの証ですね。
宇治茶で作ったクッキー 茶の雪

こちらはお茶菓子の「茶の雪」でスノーボールクッキーです
お茶菓子は宇治茶で作ったスノーボールクッキー「茶の雪」をいただきました。
これがまたホロホロとした柔らかいシットリ系クッキーで「d:matcha Kyoto」さんでも人気の商品です。

8個入り650円で店頭販売中です
こちらは8個入り650円で店頭販売中です。
種類は「抹茶、ほうじ茶、ゆず」の3種類がありました。
抹茶のティラミスアイスもありました

抹茶のティラミスアイス(450円)
実は、こちらは日本茶だけではなく「茶アイス」や「ティラミスアイス」もいただくことができます。
上の写真は「抹茶のティラミスアイス(450円)」で、上質な和束の抹茶パウダーが良い苦味に甘いティラミスがマッチしたアイスクリームです。
味はいろいろな種類があり「抹茶、ほうじ茶、ミックスベリー抹茶、和紅茶」の4種類あり、各種1個450円となっています。
最中にのった茶アイス5種類食べ比べセット(1000円)もありますので、これから暑くなる季節にはちょうど良い商品となっていました。
d:matcha Kyoto Cafe & Picnic メニューと値段

メニューと値段(d:matcha Kyoto 出町柳店)
では「d:matcha Kyoto Cafe & Picnic」さんのメニューと値段についてです。
ドリンクメニューは「日本茶+お菓子付き」で700円、抹茶ラテや和紅茶などもあります。
お薦めはもちろん、この「日本茶+お菓子付き」のものなので、好きなお茶を選んで注文してみてください(分からない場合は店員さんに相談を!)。

お茶を使ったアイスもありました(d:matcha Kyoto 出町柳店)
抹茶ラテ 500円
ほうじ茶ラテ 500円
水出し煎茶 300円
和紅茶 450円
生姜ほうじ茶 450円
5種のアイス食べ比べセット 1000円
抹茶アイス 400円
ほうじ茶アイス 400円
ティラミスアイスカップ 450円
煎茶3品飲み比べ体験 2000円
抹茶3品飲み比べ体験 2000円
石臼挽き体験 1000円

石臼挽き体験や食べ比べセットも豊富にありました(d:matcha Kyoto 出町柳店)
d:matcha Kyoto Cafe & Picnic 営業時間とアクセス方法

d:matcha Kyoto Cafe & Picnic、11時から営業しています
では「d:matcha Kyoto Cafe & Picnic」さんの営業時間や定休日についてです。
営業時間は「11時~17時」まで、定休日は「水曜日」となっています。
場所は出町柳の出町桝形商店街入口から少し北へ上がったところで「田辺宗」さんの建物に入っているテナントです。
出町柳駅から歩いて4分くらい、下鴨神社からも近い場所なので、ぜひ行ってみてください。