京都市左京区下鴨のラーメン店「らー麺九九ッッ (ラーメンきゅうくつ)」さんが2020年5月11日に閉店してしまいました。ラーメン1杯500円という安いラーメン店で、蕎麦を練りこんだ弾力のある自家製麺が特徴的だったお店です。
最新情報:こちらの店舗は閉店しています。
2020年5月11日閉店 らー麺九九ッ
京都の下鴨、北大路通沿いで長く営業していたラーメン店「らー麺九九ッ」さんが突然閉店してしまいました。
閉店理由は、店主さんのご実家である北大路大橋東詰「みなもとそば処」を受け継ぐためで、ラーメン店のほうを店じまいしたとのことでした。
九九ッと書いて「きゅうくつ」と読み、カウンターのみの窮屈なお店というのがその由来です。
ラーメンが並盛500円からという安いラーメン屋さんでしたが、2020年5月11日に閉店しましたという貼紙が店頭に貼ってありました。
この「らー麺九九ッ」さん、地元では知られたラーメン店でしたが、そんなにお客さんが入っていたわけでもありませんでした。
ただ、関西のグルメ情報番組『魔法のレストラン』でも紹介されたことがあったり、テレビドラマ『最強のふたり~京都府警 特別捜査班~』のロケ地にもなったことがありました。
店主さんの実家が蕎麦店だからか、蕎麦が混ざった全粒粉の自家製麺で食べるラーメンで、細麺なのにコシがある麺が特徴的でした。
建物の二階に製麺室があり、そこで自家製麺していました。
なお、すぐ西の北大路大橋東詰にある「みなもとそば処」さんの蕎麦もここで製麺していたそうです。
このお店のメニューは?
京都の安いラーメンをまとめた記事「京都民御用達の600円以下で食べられる京都ラーメン」でも紹介したことがあるほど安いラーメン店でした。
ラーメン並で500円、中盛(1.5玉)が550円、大盛(2玉)でも600円という驚きの安さです。
ライスとセットでも650円で、五目飯(250円)とセットでも700円でした。
このお店への行き方や営業時間は?
では、2020年5月11日に閉店した「らー麺九九ッ」さんはどこにあったラーメン店なのでしょうか。
場所は京都市左京区下鴨(北大路通沿い)です。
住所は下鴨ですが、北大路に近い方です。
周囲にはラーメン屋さんが点在している中で、値段の安さから常連さんが多いお店でした。
※補足※ らー麺九九ッさんの前は「味千らーめん」がここにありました。その「味千らーめん」は今の「熊本ラーメン肥後もっこす」さんです。
評判(口コミ)
北大路の九九ッ 醤油らーめん
細めの全粒粉麺と濃いめのスープがとてもおいしかった。
中を頼んだがそれだけで十分満腹になれる量があり満足。
そしてなにより値段が安い、並で一杯500円、中でも550円。これはありがたい。
らーめんは醤油以外にも塩味噌カレーなどあるようなのでそれも試してみよう。 pic.twitter.com/3xBJIeF5WV— L⇔R (@eLuaeRua) May 16, 2019
らー麺 九九ッ:醤油らー麺
自家製麺に、焼豚を溶かしたようなスープが良くマッチしていた。
そのスープにはニラが浮いており、さらにもやしとネギが乗っかっている。
値段は普通¥500、中¥550、大¥600となかなかリーズナブルであった。 pic.twitter.com/7xIrLGza54— ラーメン日記ちゃん (@rameen_chang) October 4, 2015