京都民が昔から愛する老舗パンが出町柳にあります。お店の名前は「ベーカリー柳月堂(りゅうげつどう)」さんと言う、1953年創業という昔ながらのパン屋さんです。地元の方でいつも賑わっており、観光客の方はさほど来ないと思います。
観光ガイドで知る京都と地元民が行く京都は違いますが、京都観光をするならこういう地元のお店にもぜひ行ってもらいたいです。
最新情報:こちらの店舗は2024年3月27日で一旦閉店しています。2024年8月に営業再開していました。
京都の地元民が長年買い続ける愛すべきパン屋「ベーカリー柳月堂」
京都の老舗パン屋さんといえば、有名どころがいくつもあります。
京都の大手ブログでも紹介されているパン屋もあり、地元の方だけでなく観光客の皆さんも買いに来るお店が「まるき製パン所」とか「大正製パン所」とか「志津屋」さんでしょうか。
しかし、京都の地元民が長年買い続ける愛すべきパン屋もあります。
それが、1953年創業の・・・・
ベーカリー柳月堂
です。
ベーカリー柳月堂のパン
ベーカリー柳月堂のパンは、一言でいえば「昔ながらのおいしいパン」です。
最近流行りの天然酵母とかではなく、パンの香りがよく出たイーストで作る懐かしいパンです。
値段も安くて、主な価格帯は130円です。
クロワッサンの種類が多く、名物の白パン「ハイジパン」もあります。
上の写真は「ぶどうパン(95円)」で、こんがりしてますが柔らかいパンです。
外国人向けのハード系パン屋さんも多いのが京都ですが、昔から地元の方に愛されるパン屋というのはソフト食感のものばかりです。
高齢の方が多い京都、固いパンは食べづらいですし、小さい子どもでも安心して食べられるのはソフト系パンです。
・ウインナークロワッサン 150円
・北海道つぶあんパン 130円
・チョコレートデニッシュ 105円
・くるみクロワッサン 150円
・えんどう立地 130円
・くるみデニッシュ 130円
・メープルブレンド 160円
・チーズ入りフランクデニッシュ 180円
・アーモンドチョコワッサン 150円
・チーズデニッシュ 140円
・やきもちあんあパン 130円
・プレーンクロワッサン 110円
・クリームパン 130円
・りんごちゃん 130円
・ぶどうパン 95円
・ハイジの白パン 85円
ハイジの白パン
柳月堂ベーカリーさんでパンといえば「ハイジの白パン」です。
値段は85円とお安く、柔らかすぎてフワフワとした白パンからはパンの香りがプンプン漂ってきます。
パンが潰れないように優しく掴んでちぎるのですが、それでも柔らかすぎてペショッとなります。
中はシットリとしており、ほんのりモッチリとした食感が見事です。
店頭のいたるところに並んでおり、オススメのパンです。
プレーンクロワッサン
やわらかいクロワッサンです。
バターの風味もするのですが、それよりもパンの風味のほうが強調されています。
流行りのパイのようなサクサクしたものではなく、昔ながらのフンワリとしたクロワッサンなので、サッパリとした味かなと思ったら違いました。
コクがあり美味しいし、焼いて食べるとよさそうなクロワッサンでした。
ベーカリー柳月堂 アクセス方法
さて、優しい味わいで昔ながらの風味が特徴のパンを売る「ベーカリー柳月堂(りゅうげつどう)」さんへの行き方です。
叡電「出町柳駅」の改札を真正面に見て右へ、細い道が百万遍方面へと続くのですが、細くなる手前右側に「ベーカリー柳月堂」さんがあります。
お向かいは「自転車・バイク駐輪場(有料)」で、二階には「名曲喫茶柳月堂」という同じ経営のカフェですが、カフェは柳月堂で買ったパンを持ち込むことができます。
営業時間は朝7時から夜22時まで、長い営業時間は地元密着型のパン屋さんだからこそでしょう。
営業時間:7時~22時
定休日:土曜日