せっかく京都に来るのであれば、食べるものや飲み物も京都らしいものがオススメです。では、コーヒー消費量日本一の京都でコーヒーを飲むならどこがオススメなのでしょうか。これはもう「イノダコーヒ」しかありません。今回は京都らしいスタイルの喫茶店「イノダコーヒ 三条支店」の紹介です。
円形カウンターで新聞を見ながら、そんなスタイルの喫茶店です。
京都に来たら「イノダコーヒ 三条支店」でコーヒーを飲むのがオススメ
京都の朝といえばコーヒーです。
河原町には昔からイノダコーヒという喫茶店があり、いつも地元の人々で賑わっています。
有名なのは「イノダコーヒ本店」で、堺町通の烏丸御池駅に近いところにある老舗喫茶店ですが(地図)、私は少し歩いたところにある「イノダコーヒ 三条支店」へ行きます。
本店も中が洋風(外は和風)の作りで良いのですが、三条支店には奥にモクモクできる円形カウンターがあるからです。
イノダコーヒの円形カウンター(三条支店)
「イノダコーヒ 三条支店」の店内奥には、円形カウンターがあります。
手前にも普通のテーブル席があるのですが、そっちはモクモクできなくて、昔からの常連客は一番奥の円形カウンターでモクモクしながら新聞を読んでコーヒーを飲むのです。
カウンターの中では、コーヒーやモーニングが調理されていて、お客さんはカウンターを囲むように座ってコーヒーを飲むようになっています。
イノダコーヒは砂糖とミルクを入れてくるスタイル
カウンターに案内されると、お客さんによっては新聞が渡されます。
もちろん言えば新聞を読むことができるのですが、常連さんなんかだと有無を言わせず新聞が出てきます。
注文は「ホット」、京都らしく、砂糖とミルクが最初から投入されています。
ブラックでは出てきませんので、注文時に「ブラックで」とか「熱めで」とか個別に伝える必要があります。
イノダコーヒは深煎りのオリジナルブレンド(モカベース)
イノダコーヒではオリジナルブレンド(モカベース)をコーヒーに使っていて、創業からずっと変わらない味です。
コーヒーは580円(税込)、値段的には決して安くはないのですが、昔ながらの京都スタイルな喫茶店で落ち着く雰囲気が気に入っています。
新しいカフェもいいのですが、京都観光へいらっしゃる際には、こういった「京都人が好む老舗」へ行くのもオススメです。
その土地の独特の気に入られたスタイルというのは何処にでもありますが、そういうのを体験するのが旅行の醍醐味だからです。
イノダコーヒ 三条支店へのアクセス方法
では、この「イノダコーヒ 三条支店」どこにあるのでしょうか。
河原町から少し歩きますが、京都の町をブラブラ見ながら歩ける距離です。
四条通の地下は地下道になっているのですが、出口13番か14番で地上に上がると野村證券があります。その脇の道が「堺町通」です。
そこから北へ上がり、4筋目(三条通)を右です。
途中に「イノダコーヒ本店」もありますが、その先の道を右折すれば「イノダコーヒ 三条支店」があります。