ラーメン岡本屋 閉店@京都・一乗寺に近い「初代ますたに系」を実食レビュー

今回の「京都ラーメンブログ」は初代ますたに系と呼ばれる京都・一乗寺の「ラーメン岡本屋」さんに行ってきました。昔ながらの京都ラーメン「背脂醤油」は鶏ガラの匂いが強めのラーメンで、見た目よりアッサリしつつも「一味」がピリッと辛いのが特徴的です。店主は京都の有名ラーメン店「ますたに」の創業者とラーメンを作っていたというご高齢のご夫妻です。

最新情報:こちらの店舗は2020年6月に閉店していました。

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ラーメン岡本屋 京都ラーメン「ますたに」創業時代の味が残るお店


京都の老舗ラーメンといえば・・・・

京都の老舗ラーメンといえば・・・・

大手サイトで紹介される京都のラーメンというと「京都駅の第一旭」と「一乗寺ラーメンストリート」です。

毎回毎回、同じお店ばかり紹介されており食傷気味な感があります。

そこで、今回の「京都ラーメンブログ」では「一乗寺」に近いけどあまり紹介されないラーメン店「ラーメン岡本屋」さんに行ってきました。

ますたに創業時代の味が残るお店

ますたに創業時代の味が残るお店

京都の老舗ラーメンといえば「新福菜館ますたに本家第一旭 たかばし京都たかばし本家 第一旭」ですが、「ますたに」創業者と一緒にラーメンを作っていた方のお店が「ラーメン岡本屋」なのです。

・新福菜館(1938年に屋台、1945年に店舗)
・ますたに(1949年)
・本家第一旭 たかばし(1986年)
・京都たかばし本家 第一旭(1953年 旭食堂、1956年に「第一旭」と改名、1977年から現・経営会社)

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初代ますたに系 実食レビュー


初代ますたに系

初代ますたに系

京都ラーメンというと一般的には「背脂醤油」と呼ばれるものですが、それに「一味」がはいっているのが「ますたに」の特徴です。

そして今回訪問した「ラーメン岡本屋」さんは・・・・

初代ますたに系

と呼ばれるお店なのです。

落ち着いた店内、つじあやのさんのサイン色紙がありました

落ち着いた店内、つじあやのさんのサイン色紙がありました

店内は落ち着いた雰囲気で、なんとなくちょっとした割烹ぽい感じのするお店です。

壁には「つじ あやの」さん(左京区出身、龍谷大学卒のシンガーソングライター)のサイン色紙が貼ってあったりしました。

お昼時でしたが混雑しておらず、到着時には立て続けに3人の客が出てきて、入った時には学生がひとりいるだけでした。

ラーメン 並 600円

ラーメン 並 600円

ラーメン(並)を注文しました。

スープが多く、麺が見えず、薄く切ったチャーシューがポツンポツンと入っている・・・・小さい頃によく見た京都ラーメンです。

それに「一味」が浮いていますが、見た目の量に比べてピリッと辛い味わいです。

麺は細めのストレート麺、動物系スープの匂いがかなりします

麺は細めのストレート麺、動物系スープの匂いがかなりします

京都の昔ながらのラーメンというのは、鶏ガラで見た目に比べてサッパリしたスープなのですが、匂いが結構するのが特徴的です。

ラーメン岡本屋」さんも店内に入ると、スープの臭みが漂っていました。

・ますたに
・ラーメン岡本屋
・中華そば ほそかわ
・来来亭
・魁力屋(かいりきや)

この系統のラーメン店は他にもありますが、「初代ますたに系」と言われる「ラーメン岡本屋」さんは一乗寺からも近いので、一度食べてみるのもよいでしょう。

ラーメン岡本屋 基本情報


ラーメン岡本屋 基本情報

ラーメン岡本屋 基本情報

ラーメン岡本屋さんのオープンは2011年と比較的最近ではありますが、店主(おばぁちゃん)はアノ「ますたに」でラーメンを作りを手伝っていた方です。

ご夫婦でお店を運営されており、もうずいぶんと高齢のお二人で切り盛りされています。

場所は「茶山駅」に近いですが住所的には「一乗寺」で、ラーメンストリートからも歩いて行ける距離です。

ちなみに、この場所はかつて家系の人気ラーメン店「紫蔵」さんがあった場所です(現在は平野神社近くへ移転)。

最新情報:こちらの店舗は2020年6月に閉店していました。

京都府京都市左京区一乗寺西水干町32
営業時間:9時~18:30
定休日:月曜


京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。