2021年7月21日オープン チャンピオンカレー百万遍店

京都市左京区にカレーハウス「チャンピオンカレー百万遍店」が2021年7月21日に新店オープン場所は学生の街・百万遍で元「上等カレー」があったテナントです。京都では2019年以来、チャンピオンカレーはなかったので話題になりそうなお店です。

京都・百万遍にチャンピオンカレーが復活オープン!

京都・百万遍にチャンピオンカレーが復活オープン!

こんにちは、京都中を観察して飲食新店を探しているリサーチャーノーディレイ(Twitter:@nodelayworks)」です。毎日、京都市内・京都府南部・京都府北部」を巡って見つけた新店をこれまで3000店舗以上紹介してきました。


ノーディレイ(顔写真)
京都市左京区で新店オープンする「チャンピオンカレー百万遍店」を紹介します。

百万遍の交差点北側、徒歩1分ほどの場所で開店です。2019年以降、京都にチャンピオンカレーはなかったので話題になりそうなカレー屋です。


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2021年7月21日オープン


2021年7月21日オープン チャンピオンカレー百万遍店

2021年7月21日オープン チャンピオンカレー百万遍店

チャンピオンカレー百万遍店は京都市左京区にあるカレー専門店

金沢カレーと呼ばれる石川県発祥のカレー店で、金沢カレーはこの「チャンピオンカレー」が元祖といわれています。

オープン日(開業日)は2021年7月21日で(プレは19日から)、訪問日は2021年7月19日のプレオープンです。

定番メニューはカツカレーです

定番メニューはカツカレーです

カレーはトロッとした粘り気が特徴

欧風カレーでもスパイスカレーでもない香ばしい独特の味がするカレーです。

値段570円からで、定番メニューカツカレー

昔懐かしいレトロな味わいに固定ファンが多く、金沢でカレーといえばこの金沢カレーのことを言います。

カレーにキャベツ千切りが添えられていて、スプーンではなくフォークで食べるというのが特徴です。

2019年に閉店した久御山店以来の復活です

2019年に閉店した久御山店以来の復活です

京都でチャンピオンカレーがオープンするのは2019年以来。

久御山のイオンモールにかつてお店があったので、京都では久しぶりのチャンピオンカレーです。

今回はこの「チャンピオンカレー 百万遍店」を実食レビューします。

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実食レビュー


トンカツ&キャベツ千切りカレーが名物

トンカツ&キャベツ千切りカレーが名物

今回は定番メニュー「カツカレー」を実食レビュー

プレーンカレーにトンカツがトッピングされたカレーで、金沢カレーの特徴であるキャベツの千切りもトッピングされています。

このカレーが定番なので、最初に食べるのであれば、このメニューがお薦めです。

フォークで食べるカレーです

フォークで食べるカレーです

金沢カレーの特徴のひとつがフォークで食べるということです。

トンカツとキャベツの千切りはフォークが断然食べやすいです。

カレーライスをフォークで食べるのも慣れしだいかと思いますが大変です。

昔ながらの味わいがするカレー

昔ながらの味わいがするカレー

昔ながらの味わいという感じで、トロッとした粘りの強い食感です。

スパイシー感は強くないですが、香ばしさを感じる濃いめの味付けで、ややしょっぱさも感じます。

トンカツは脂身がないアッサリとしたものになっていました。

今回はランチタイムだったのでレギュラーサイズが無料でジャンボサイズ(ライス450g)に!

お腹いっぱい食べることができました。

メニュー

メニュー(クリックでオープン&クローズ)
【通常】メニュー
カツカレー 820円
チキンカツカレー 690円
ウインナーカレー 720円
ヒレカツカレー 720円
エビフライカレー 820円
チャンピオンカレー 570円
【サイズ変更】
ミニ(150g) -100円
レギュラー(300g) ±0円
ジャンボ(450g) +100円
値段は税込み価格です。
※メニューと値段は記事掲載時点のものです(サービス内容は変更になる場合もあります)。最新情報は公式情報でご確認ください。

メニュー一覧や値段など「メニュー情報」です。

メニューは「カツカレーチキンカツカレーウインナーカレーヒレカツカレーエビフライカレーチャンピオンカレー」という構成。

値段はトッピングなしのチャンピオンカレーが570円からとなっています。

お薦めメニューは「カツカレー」で、これがチャンピオンカレーの定番メニューです。

チャンピオンカレー通常メニュー

チャンピオンカレー通常メニュー

カレーのサイズが3種類あり、ライス量の違いで「ミニ(150g)・レギュラー(300g)・ジャンボ(450g)」があります。

値段はミニが-100円、ジャンボが+100円となっていました。

ミニ(150g)-100円
レギュラー(300g)
ジャンボ(450g)+100円

百万遍のような学生街には嬉しいサービスがランチタイムにあり、11時~15時まではレギュラーからジャンボへの増量が・・・・

無料!

になるので、いっぱい食べたい方はサービスタイムを狙うと良いでしょう。

雰囲気


店内はカウンター席のみでした

店内はカウンター席のみでした

お店の雰囲気は、黄色と赤色のツートンカラーでカレー屋らしい内装になっていました。

座席はカウンター席のみです。

食券制・電子マネー対応

食券制・電子マネー対応

入って左側の機械で注文するスタイルで、食券機は電子マネー対応になっていました。

テーブルも透明シールドで仕切られ、入口には手指消毒液があるなどコロナ対策も施されています。

営業時間・定休日


このお店の営業時間と定休日は?

このお店の営業時間と定休日は?

営業時間や定休日など「店舗情報」です。

営業時間は「11時~22時」です。

定休日は「日曜日」となっていました。

全品、テイクアウトもできます。

アクセス(場所)

では「チャンピオンカレー百万遍店」への行き方や営業情報についてです。

場所は百万遍を北に上がったところ最初の信号左側。

百万遍の交差点からなら徒歩1分(約120m)のところにお店があります。

場所は百万遍交差点から北へ120m西側

場所は百万遍交差点から北へ120m西側

住所でいえば「〒606-8225 京都府京都市左京区田中門前町66」で、地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(Google Mapsが開きます)。

この場所は「上等カレー 京都百万遍店」があった場所で、同店舗が閉店して2021年6月から工事着工していました。

駐車場・駐輪場はありません。近隣のコインパーキングを使ってください(地図)。駐輪場は出町柳駅のところに市営のものがあります(地図)。

店舗情報(クリックでオープン&クローズ)

店舗情報
店舗名 チャンピオンカレー 百万遍店
ジャンル カレー(金沢カレー)
食事予算 570円~
営業時間 11時~22時
定休日 日曜日
駐車場・駐輪場 なし
住所 〒606-8225 京都府京都市左京区田中門前町66
地図 こちらをクリック(Google Maps)
最寄り駅 出町柳駅から徒歩8分(約700m・ルート
最寄りバス停 飛鳥井町バス停から徒歩2分(約120m・ルートバス停情報
テイクアウト 対応
電子決済 電子マネー(iD、QUICK PAY、楽天Edy、WAON、SAPICA、nanaco)・交通系ICカード(Kitaca・PASMO・Suica・manaca・TOICA・ICOCA・nimoca・はやかけん・SUGOCA)
コロナ対策 手指消毒・マスク・透明シールド
公式サイト こちらをクリック
オープン日 2021年7月21日オープン
※営業時間と定休日は記事掲載時点のものです。最新情報は公式ページでご確認ください。臨時休業の場合もありますのでご注意ください。

チャンピオンカレー とは


愛称は「チャンカレ」です

愛称は「チャンカレ」です

チャンピオンカレー とは金沢発祥の「金沢カレー」ブランドのひとつです。

金沢カレーのブランドは「ターバンカレー」の方が歴史は古いのですが、金沢カレーの発案者でターバンカレーで働いていた方が独立開業したのが「チャンピオンカレー」です。

通常、チャンピオンカレーは店名を「カレーのチャンピオン」という名称にして全国的にお店を展開していますが、関西には「カレーのチャンピオン」というブランドは神戸(兵庫県)や伊勢(三重県)にしかありません。

今回オープンする「チャンピオンカレー」というブランドも同じ系列で、こちらも同名ブランドの店舗は新潟県・富山県・石川県にしかなく、京都が4店舗目

つまり「チャンピオンカレー百万遍店」は関西ではものすご貴重なカレー店ということになります。

会社名は「チャンピオンカレー」であるので愛称として「チャンカレ」とも呼ばれ、現在で言う「金沢カレー」発祥のお店として知られています。

金沢カレーとは


金沢カレーは銀皿に入った濃いめのカレー

金沢カレーは銀皿に入った濃いめのカレー

金沢カレーと呼ばれるようになったのは2005年と最近のことですが、1961年に金沢市内で創業した「洋食タナカ」で提供されていたカレーが発祥とされます。

ステンレスのお皿にキャベツと一緒に盛られた黒いカレールゥが特徴的なカレーライスでカツカレーが名物となっています。

この洋食タナカの創業者で金沢カレーの発案者でもある田中吉和さんは常連客であった岡田隆さんと一緒に金沢市内で1971年に「ターバンカレー」を出店したのが店舗展開の始まりと言えます。

その後、田中吉和さんは「ターバンカレー」から独立して、新法人「チャンピオンカレー」を創業。店舗名を「カレーのチャンピオン」として出店していくことになります。

チャンピオンカレーは石川県発祥(写真はインスタグラムより)

チャンピオンカレーは石川県発祥(写真はインスタグラムより)

※写真はInstagramより

金沢カレー業界最大手の「ゴーゴーカレー」は2003年に「ターバンカレー」で半年ほど修行した宮森宏和さんが独立して東京の西新宿で2004年5月5日に「ゴーゴーカレー(1号店)」をオープンしたのが始まりです。今は移転して別の場所ですが、8.5坪で数席だけの「ゴーゴーカレー新宿本店(1号店)」はビル地下一階で開業したのが初とされています。当時、私は新宿に住んでいたので金沢カレーのお店が開店すると話題なり食べに行ったことがあるのですが、食べたのは西新宿ではなく新宿一丁目西付近(新宿御苑北側)で新宿通り沿いであったと記憶しています。もしかしたら2号店とかだったのかもしれません。

その後「ターバンカレー」は2019年10月1日に「ゴーゴーカレー」に吸収統合され、既存のターバンカレーはブランド名を残して営業中です。ただし、カレーはゴーゴーカレーの工場のものを使っています。

金沢カレーのお店は他にもあり「カレーの市民アルバ」というお店もあります。こちらは1971年に小松市内で創業したお店でカレーのチャンピオンの工場長をしていた今度忠さんが弟さんと一緒に開業しています。

他にも「キッチンユキ(創業者 宮島幸雄さん)」や「ゴールドカレー(元チャンピオンカレーFC店)」などのお店があります。

なお、これまで名前があがった「田中吉和さん(チャンピオンカレー)・今度忠さん(カレーの市民アルバ)・宮島幸雄さん(キッチンユキ)」さん達は1955年頃に営業していた「レストランニューカナザワ」で同僚同士だったそうです。

そのため、金沢カレーの始まりは「レストランニューカナザワ」にあったのではとも言われています。

出典https://chancurry.com/history/

京都にある金沢カレーのお店


京都にある金沢カレーのお店

京都にある金沢カレーのお店

京都では以前から「金沢カレー」を提供するお店が存在していました。

京都では桂駅前に「ターバンカレー 桂駅前西口店地図)」さんが以前から出店して金沢カレーを提供してきました。

また、下御霊前神社近くに「Kitchen Cafe エル地図)」というレストランがあり、こちらもターバンカレーさんと所縁の深いお店です。

京都府宇治市には「ゴーゴーカレー宇治大久保店」があり、2020年4月15日には「ゴーゴーカレー 京都丹波口駅前スタジアム」も新店オープンしました。ちなみに、球場がないのにスタジアムと店名に付くのはゴーゴーカレーのお約束です。

チャンピオンカレーは京都では2019年頃まで「チャンピオンカレー 久御山イオン店」というのがありました。

今回、百万遍で開業する「チャンピオンカレー百万遍店」は京都出身のオーナーさんによるフランチャイズ店で2019年以来の復活となるわけです。


カレー

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