今回食べたのは「琥珀(こはく)」です。鶏の旨味と貝が香る淡麗系ラーメンで上品なタレ(醤油)の香りが良いほんのり甘みのあるスープがとても美味しいラーメンです。
ラーメン醍ぶ 千本店 は2020年4月4日に開業(創業)したラーメン店です。2022年にリニューアルしているので現在の運営は知りませんが、2020年の新店オープン時は京都で雑貨店や飲食業を手掛ける「SOUVENIR(スーベニール)」が立ち上げたラーメンブランドです。銀閣寺にあったカフェ「ポンチキョウト(閉業)」や錦市場のカステラボール専門店「オボコロ(閉業)」もほぼ同時期に開業していました。
【参考情報】ラーメン醍ぶ 千本店 はどんなお店?
外観の雰囲気
場所 は千本丸太町の南西角で二条駅からも徒歩圏です。お店は和風の建物で無垢材を使っているのでシンプルな外観です。
千本丸太町は円町駅からも歩いてこられる距離で交差点周辺にはラーメン店が4店舗営業しています。また、南北に通る千本通もラーメン店などの飲食店が多い立地で人どおりも結構あります。観光地ではないため観光客の姿は少なめです。
店内の雰囲気
店内の雰囲気はオープンキッチン形式で厨房を囲うようにカウンター席が7席あります。
白と木目を基調にした明るい雰囲気のお店なので女性ひとりでも入りやすそうですが狭い店内なので人により感じ方は変わると思います。
メニューの種類は?おすすめはなに?
※メニュー写真は2024年10月18日時点のものです。
メニューを見てみると「琥珀(鶏と貝)・黒鳶(濃いめの醤油にトリュフ)」などがありました。私が食べ歩いた飲食店の中ではメニュー数は少ないほうですが美味しいラーメン店であるほどメニュー数は少ない傾向にあるので期待が高まります。
値段は880円からなので、予算は1000円前後ほど考えておいてください。
定番メニューは「琥珀(こはく)」です。新店オープン時は海老とコンソメスープの「銀朱(ぎんしゅ)」というラーメンもありましたが2024年の訪問時にはメニューからは消えていました。
琥珀(880円)
黒鳶(880円)※読みはクロトビ
W炙りレアチャーシュー丼(350円)
白ご飯(150円)
味たまごトッピング(150円)
肉増し(200円)
麺大盛り(150円)
ビール 小瓶(400円)
※値段は税込み価格です。
※メニューと値段は2024年10月18日時点のものです。最新の情報は公式でご確認お願いします。
【評価】琥珀(鶏と貝) 実食レビュー
琥珀(鶏と貝)
私が訪問(取材)した日は2024年10月18日。
今回、私が選んだメニューは「琥珀(こはく)」です。
私がこの商品を選んだ理由はこのメニューが「ラーメン醍ぶ 千本店」というお店の定番メニューだからです。さらにいえば一番人気のメニューがこれです。
注文後に6分ほどするとお料理が運ばれてきました。提供スピードは普通です。
関西らしく受け皿にのった白色のラーメンどんぶりには「ねぎ・カイワレ大根・チャーシュー2種4枚・穂先メンマ」がトッピングされています。味玉(煮卵)はトッピング追加しました。
トッピングの種類は多いほうで、見た目もビジュアル的にオシャレなラーメンという感じがしました。
スープは飲んでみると「鶏」がスープベース(出汁)で旨味をよく感じます。味付け(タレ)は醤油で辛さ控えめの京都ラーメンらしい味わい。タレには貝(アサリ・シジミ・牡蠣など)を合わせてあるので上品な醤油の香りに貝の旨味も味わえます。表面には香味油(鶏油=チーユ)だと思いますが浮かんでいて味に深み加えていました。
見た目はアッサリとした淡麗系スープで味付けも上品でカドが立たないまろやかで丸みのある味わいにほんのり甘みがあるスープで後味に貝の奥深い旨味も感じられてかなり美味しいスープです。最初から最後まで一貫して美味さを感じる飽きのこない味わいで思わずスープを完飲みしました。アッサリスープなので卓上にある「黒七味」を加えると風味が広がりました。
麺は啜ってみると太さは中細の平打ちストレート麺で、麺量は130gなのでなのでちょうど良い麺量です。
平打ちでスープをよく引っ張り上げるのでスープの風味を存分に味わうことができました。
チュルっとした食感でモチッとした噛み応えもありました。また、噛めば噛むほど小麦の香りを感じられる麺でとても美味しい麺です。麺には全粒粉入りのような黒いツブが少し見えました。
製麺所は非公開ですが、食べた感じでは「麺屋棣鄂」に近い麺の味わいです。
チャーシューの部位は食べてみると豚肩ロースと鶏むね肉の2種類で、どちらも低温調理で肉の旨味をとじこめてあるので美味しいチャーシューです。
豚肩ロースのチャーシューは余熱で脂が溶け出しやすくコクがある濃厚な味わい。鶏むね肉のチャーシューはあらびきコショウの香りが鼻孔をとおりぬけて香りも楽しめる逸品です。
味玉(煮卵)はゆで時間9分ほどの半熟たまごで黄身の外側が黄色く固まりつつも内側は半熟でドロっとした黄身の状態です。味付けは醤油味ですがほどよい醤油感で美味しかったです。
ほどよいシャキシャキ感がありながら柔らかく煮た穂先メンマもトッピングされています。穂先メンマは人気ラーメン店「優光グループ」でよく使われていますが、貝を使うこところもこのグループと同じですね。
スープ・麺・トッピングのすべてにおいて総合力が高くおすすめできるラーメン店です。
平日ランチ時以外であれば並ぶことはありませんが、人気のお店なので平日昼でも開店前に待ち客がいました。なので時間を見計らって行ってみてください。
W炙りレアチャーシュー丼
サイドメニューの「W炙りレアチャーシュー丼」はラーメントッピングでも使われている豚肉のチャーシューをバラ切りにして炙り、少量のマヨネーズと半熟卵で食べるおこげの香りがこうばしいミニどんぶりです。ほんのり甘辛いタレで味付けは濃くはありませんので食材の味を楽しむチャーシュー丼でした。
注文方法・決済手段
注文は券売機で食券を購入するようになっていました。私が京都の飲食店巡りで見てきた範囲ではチェーン展開している飲食店や店員数が少ない飲食店で多く見かける注文方法です。
支払い方法は「現金のみ」です(2024年10月18日時点で新札未対応)。
お店の券売機で食券を購入して席へ向かってください。
【基本情報】ラーメン醍ぶ 千本店 の営業時間 / 定休日 / 行き方
京都のラーメン店「ラーメン醍ぶ 千本店」の場所は京都府京都市中京区(千本丸太町)です。
最寄りの駅は二条駅で、最寄りのバス停は千本丸太町バス停(バス停情報)です。
記事掲載時に確認した京都「ラーメン醍ぶ 千本店」の営業時間は「11時45分~13時45分(13時30分ラストオーダー)・18時~20時(19時45分ラストオーダー)」で、定休日は「なし」ですが2024年10月18日時点のものです。変更されている場合がありますので公式情報でご確認をお願いします。
ラーメン醍ぶ 千本店 に駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください(地図)。
ラーメン醍ぶ 千本店 基本情報(クリックでオープン)
店舗名 | ラーメン醍ぶ 千本店 |
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オープン日 | 2020年4月4日オープン |
ジャンル | ラーメン |
営業時間 | 11時45分~13時45分(13時30分ラストオーダー)・18時~20時(19時45分ラストオーダー) ※公式で要確認 |
定休日 | なし ※公式で要確認 |
駐車場・駐輪場 | なし |
住所 | 〒604-8404 京都府京都市中京区聚楽廻東町2−9 |
地図 | こちらをクリック(地図) |
最寄り駅 | 二条駅 |
最寄りバス停 | 千本丸太町バス停(バス停情報) |
公式SNS | |
公式サイト | こちらをクリック |
出前(デリバリー) | ✅ Uber Eats |
※この記事は2020年4月4日に投稿されたものですが、2024年10月18日に再取材して最新情報を2024年10月18日に情報更新しました。掲載している「メニュー・値段・営業時間・定休日」は2024年10月18日時点のものです。
※2020年訪問時にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いたものを最新情報に更新した記事です。
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