もう一軒、京都市内の天下一品が閉業する予定です。その天一とは「天下一品 五条桂店」で、京都市内でも「美味しい天一」として評価の高かった支店です。閉店日は2019年9月20日で、残り一ヶ月の営業となりますので食べに行くなら今のうちです。
リニューアルした「天下一品 五条桂店 Reboot」の最新記事もありますのであわせてご覧ください。
天下一品 五条桂店 2019年9月20日で閉店
京都の天下一品の中でも美味しいと評判だった「天下一品 五条桂店」が2019年9月20日で閉店することになりました。
先日も「天下一品 西院店」が閉店することを記事にしたばかりですが、立て続けに京都を代表するラーメン店の支店が閉店という事態にただならぬものを感じます。
天下一品 西院店(2019年8月29日で閉店)
京都市民同士で天一の話しになると「どこが美味しい?」という話題になることが多いのですが、その時によく聞くのがこの「天下一品 五条桂店」でした。
国道9号線沿いで広大な駐車場(西友と共用で利用者は1時間無料)があった準旗艦店ともいうべき存在。
2019年9月20日で閉店という報を聞いたファンに衝撃が走っています。
天下一品 五条桂店の閉店理由は「五条桂店のオーナーの決定」ということで、なぜ閉店するのかは従業員にも分からないそうです。
なお、本ブログの調べでは、元の「天下一品 五条桂店」のオーナーは亀岡にお住まいの方で、お店自体は娘婿の子供(オーナーの孫)が経営していたフランチャイズ店です。閉店が決まった時点でテナントを売却することが決まっていたそうです。
天下一品 五条桂店 のスープが濃い理由
この「天下一品 五条桂店」が美味しいと言われる理由のひとつに「スープの濃度」があります。
しかし、天下一品はセントラルキッチンなのでレトルトのスープを使っています。
なのでスープの濃度に違いはないはずなのですが・・・・
実は、これについては噂話しで「追い出汁」の存在が言われています。
この「天下一品 五条桂店」では昔ながらの出汁を毎日とっており、それをレトルトのスープに追加しているともっぱらの噂なのです。
天下一品 名前の由来
天下一品の公式サイトによれば、天一の始まりは昭和46年に木村勉会長が屋台のラーメンを始めたことがスタートとなっています。
屋台があったのは銀閣寺エリア。
公式サイトやWikiにも書かれていませんが、その時の屋号は「夜鳴き屋」と呼ばれていたそうです(漢字は定かではない)。
1975年8月に初の店舗を構えることになりますが、それが今の総本店である北白川の店舗です。
今の「天下一品」という屋号は、元は出町柳にあった一軒のラーメン店が使っていた屋号です。
木村社長(当時)はその店の屋号が気に入ったのか、天下一品という名前を売ってもらって「天下一品」という名前になったのです。
※この話は地元では知られている話ではあるのですが、ネットには書かれていない話なので「天下一品」に問い合わせなどするのは控えてください※
天下一品 五条桂店でオススメのラーメンは?
天下一品 五条桂店にはオリジナルメニューがあります。
その中でもイチオシメニューになっているのが「角煮ラーメン」です。
さらに、この店舗オリジナルとして「赤」をラーメン全品に指定できるようになっており、一味がたっぷりかかったラーメンにすることができます。
といっても辛くないので食べやすく、唐辛子の香ばしい香りがするラーメンになります。
角煮は大きいので、ライス小も一緒に注文するのがベターです。
天下一品 五条桂店 営業時間とアクセス方法
天下一品 五条桂店があるのは国道9号線「千代原口」から亀岡方面に向かったところで、西友のすぐ先にあるラーメン店です。
営業時間は長く「10時30分~深夜3時」まで、定休日は「火曜日」となっています。
大きな駐車場があり、会計時に駐車券を見せると1時間無料となります。
便利な場所にあり、かつ評判の良かったお店の閉店ということで、天下一品オーナーの一存とはいえファンの間には「???」という声も聞こえてくる閉店話です。
営業時間:
定休日:火曜日(祝祭日の場合は変動あり)