京都駅前に「中野屋ラーメン THE JIRO 京都駅前店」が2018年8月3日に新店オープンしています。正確にはリニューアルでメニューと屋号を変えただけです。二郎インスパイアですが、今出川の「中野屋にぼ次朗」の系統なので味などはラーメン二郎とはまったく異なります。
では「中野屋ラーメン THE JIRO」とはどんなお店なのでしょうか。
最新情報:こちらの店舗は2021年10月1日から休業となっています。
中野屋ラーメン THE JIRO 京都駅前店 2018年8月3日新店オープン
2018年8月3日に京都駅前で二郎インスパイアのラーメン店「中野屋ラーメン THE JIRO 京都駅前店」が新店オープンしています。
とはいえ、こちらは前店「中野屋ラーメン 原点にして頂点」がリニューアルして屋号とメニューが変わっただけでなので新店というわけではありません。
運営も同じ「ガーネット 重飲食事業部」で、今出川にある姉妹店「中野屋にぼ次朗」と同じ二郎インスパイアのラーメン店です。
メニューを見ると「ラーメン、まぜそば」を提供、煮干しや豚骨を使ったラーメンなので「にぼ次朗」と方向性は全く同じです。
前店「中野屋ラーメン 原点にして頂点」がニーズに合致していなかったのでしょうか、2017年10月22日に開店したのに1年待たずのリニューアルとなりました。
豚骨らーめん 実食レビュー
今回は「豚骨らーめん 900円」を食べてみることにしました。
店頭の写真を見ると、とんでもない量の野菜が山盛りになっている写真だったので、それと同じになるかなと「麺大盛り、野菜大盛り」をチョイスしました。
・野菜(なし、少なめ70g、ふつう100g、増し300g、マシマシ450g)
・背脂(なし、少なめ、ふつう、増し、マシマシ)
・たれ(少な目、ふつう、増し、マシマシ)
野菜の量は大盛り(300g)をチョイスしましたが、見た感じはこれくらいです。
さほど多いという感じでもなく、これが450gになったら店頭写真のような超大盛りになるのかも甚だ疑問です。
とはいえ「にぼ次朗」系ではどの店でもこれくらいの量なので、他の同系列のお店に比べても同じくらいの量で、写真だけがイメージ増大させているようです。
二郎インスパイアといっても、ラーメン二郎とは全く味が違います。
スープは白濁した豚骨スープ、にぼしラーメンと違ってクセがない甘みも感じるスープです。
今回は「豚骨ラーメン」ですが「煮干しラーメン」を注文すると、もっと煮干し臭さがあるスープになります。
出汁は普通に出ており、醤油ダレが少し辛いのを我慢すれば美味しいラーメンかなと思います。
麺は「ミネヤ食品工業(大阪・枚方)」のもので、極太麺を手もみした感じになっています。
少々甘みも感じる麺で、味はかなり良いと思います。
スープをよく吸っているのか、麺自体からスープの味がよくするもので、それでいて麺自体の味わいもありました。
メニューと値段
メニューや値段構成は「にぼ次朗」と同じで「にぼしらーめん、豚骨らーめん、濃厚魚介らーめん」が基本となっています。
値段は850円から900円で、ラーメン単体としては京都市内の他店と比較して若干高い設定です。
ただ、にぼしらーめんとのセットで「唐揚げ」などを追加できるメニューが1000円(+100円程度)であります。ライスは付いていませんが、丼ものセットもありました。
豚骨らーめん 900円
濃厚魚介らーめん 880円
辛辛らーめん 880円
もり次郎 850円(油そば)
塩次郎 850円(油そば)
鬼にぼしまぜそば 880円(油そば)
中野屋ラーメン THE JIRO アクセス方法
「中野屋ラーメン THE JIRO」は、京都駅前から「京湯元 ハトヤ瑞鳳閣」へ歩いていった塩小路通沿いにあります。
JR京都駅から京都タワーを見て手前の通りが「塩小路通」で、駅前のバスターミナルから徒歩3分ほどのところです。
「加藤屋にぼ次朗」の系統なので厳密には二郎系ラーメンではなく「二郎インスパイア」と呼ばれる分類になりますが、野菜をマシマシにしてそれっぽくしないと二郎っぽい感じには全くなりません。