京都の煮干しベースのラーメン店「加藤屋百万遍にぼ次朗」へ行って来ました。ラーメン二郎インスパイアで、店名の「にぼ次朗」はどう考えても「二郎」を意識したものでしょう。味は「煮干し」の味が強めで、醤油ダレも辛みが少ないラーメンになっていました。
今回は、この「加藤屋百万遍にぼ次朗」を紹介します。
最新情報:こちらの店舗は2020年12月1日から当面の間、一時休業(閉店)となります。
煮干し版のラーメン二郎「幻の中華そば加藤屋」
今回の「京都ラーメンブログ」は、京都府・滋賀県でフランチャイズ展開している「煮干し」を使ったスープが特徴のラーメン店「幻の中華そば加藤屋」へ行って来ました。
見た目は「ラーメン二郎」をインスパイアしたもので、煮干し版のラーメン二郎とも言われています。
運営は京都・兵庫・滋賀・和歌山でラーメン店やタピオカ店を経営する「京都加工蔬菜株式会社」さん。
ラーメンは「煮干し、鰹、煮干し豚骨、汁なし油そば」の4種類あり、麺量は100g~300gまでは同一料金となっています。
数年前に一時期話題になったことがありますが、最近はあまり名前を聞くことも少なくなってきており、鞍馬口にあった店舗のように閉鎖する店舗も見受けられます。
「四条店、鞍馬口店」は食べたことがあったので、今回は「百万遍店」へ行ってみることにしました。
店内の様子
店内は、カウンター席が多くて15席ほどあります。
カウンターは3か所に分かれており「厨房前・壁際、入口すぐのテーブル席」いう構成です。
比較的、座席間の間隔が広めなので食べやすい環境にはなっていました。
メニューと値段
この「加藤屋にぼ次朗」ですが、初めてだと分かりづらいメニュー構成になっています。
写真などがないので初見には分かりづらいのですが、基本は「煮干し、鰹、煮干し豚骨」で麺量が異なっているだけです。
麺量は100g~300gまでは同一料金で、400gで+100円、500gで+200円高くなります。
いずれのメニューも「二郎インスパイア」で、スープが3種類あると考えれば分かりやすいです。
・鰹風味ラーメン 100g~300g 800円
・煮干し豚骨ラーメン 100g~300g 850円
・汁なし油そば 100g~300g 750円
注文方法は「野菜増し、脂増し、タレ増し」ができるようになっています。
ひとつ注意点があるとすれば「400g以上は15分以内で食べる」というルールがあることです。これは中年にはかなり難しい注文で、400gを15分で食べるのは至難の業です。
これについては、いくらなんでもヒドイ話だなぁと思いました。
煮干し豚骨ラーメン(200g)紹介
ということで、麺量は少なめの「200g」でお願いすることにしました。
「野菜増し、脂増し、タレ増し」などもなく、全部普通での発注です。
トッピングは「薄目のチャーシュー2枚、もやし、キャベツ、一味、チャーシュー細切れ」となっています。
「煮干し」は前に食べて後悔したので、今回は「豚骨+煮干し」にしておきました。
四条店で食べた時は、店内が猫屋敷的な匂いがするほど濃厚な煮干しラーメンだったのですが、ここの煮干しラーメンは相当濃いめです。
スープは魚介スープに、ほんのりと豚スープの香りがするものだと思ってもらって良いと思います。
醤油ダレは薄めで、関西系の出汁の風味を壊さない程度の辛さになっていました。
ラーメン二郎といえば「平打ちの太麺」が特徴的ですが、「加藤屋にぼ次朗」では普通の極太麺を使っていました。
ツルツルした食感が特徴的です。
味はまぁ普通という感じで、肉量・野菜の量が少ないので「二郎」的な特徴は希薄だと言えます。
ちなみに、麺量200gで食べ終わるのに20分近くかかりました。
400gを15分で食べきるのは大変そうです。
加藤屋百万遍にぼ次朗 への行き方(アクセス方法)
さて「加藤屋百万遍にぼ次朗」へのの行き方(アクセス方法)ですが、百万遍交差点南西の路地裏にあるのでわかりづらい場所にあります。
細い道の中なので、車で入ることはできません。
駐車場や駐輪場がないのですが、自転車とバイクは店頭付近に停めている方がほとんどです。
車の場合はコインパーキングを使う必要がありますのでご注意ください。
とはいえ、京都大学がすぐ目の前なので、客はほとんどが京大生です。そのため歩いて来る方がほとんどです。
京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。