大丸京都店の8階(名食街)に京都の老舗ラーメン店「新福菜館」が出店しています。新店オープンしたのは2020年6月20日です。京都の繁華街での出店は初めてだと思います。鶏と豚の出汁で食べる京都ブラックの代表格ですが、見た目と違って醤油辛くないのが特徴です。
最新情報:こちらの店舗は2022年2月28日をもって閉店となります(レストランフロア改装に伴う閉業)。
2020年6月20日オープン 新福菜館 大丸京都店
京都・烏丸から近い大丸京都店に京都発祥のラーメン店「新福菜館」が新店をオープンしています。
新福菜館さんといえば、醤油の真っ黒さが目立ちながら、醤油辛くないラーメンで、JR京都駅近くの「たかばし」にあるラーメン店(京都最古のラーメン店)が有名です。
その名店が、大丸京都店の8階にある「名食街」に開業しました。
京都市内各地にあるラーメン店ではあるものの、京都市の中心部の繁華街での出店は初めてのはずです。
このお店のメニューは?
ラーメンは鶏と豚の出汁、見た目は醤油の色が濃いのですが、辛くなく香ばしい風味のラーメンです。
京都では辛いものはあまり好まれず、食材の味を楽しめたり、香ばしさを感じたりするこういったラーメンの方が人気があります。
ザ・京都ラーメンというべき新福菜館のラーメン。
時々食べたくなる郷土の味なんで、京都ラーメンを体験してみたい観光客の方にお薦めです。
京都市内だと郊外にお店が多く、駐輪場や駐車場併設の店舗もないので、大丸京都店に開業というのはとても行きやすくて便利だと思います。
麺も定番の近藤製麺のパツンとしたものです。
固めのオーダーがお薦め。
京都ではチャーハンはあまりなくて「焼きめし」を提供するラーメン店が多いです。
色濃いめの醤油ダレで炒めており、ほんのり苦みと香ばしさを楽しむタイプです。
これも京都では定番ですね。
メニューの表記がちょっと独特です。
普通のラーメンは「並」で、シナチク入りは「竹入り」と表記されているので、そこだけ注意が必要です。
あと、京都の老舗には「肉なし」というのがたまに残っているのですが、チャーシューなしの安いラーメンもあります。
関東の方だとわかりづらいかもしれませんが「付き出し肉」というのは「おつまみ」という意味合いで使われています。関西では「お通し」のことを「付き出し」と呼んでいますが、こちらのお店では注文しないともちろん出てきません。
なお、お薦めは「ラーメン並+焼めし小」のセット1050円です。
並チャーシュー 980円
新福そば(大盛)980円
並 780円
小 650円
煮玉子入り 880円
竹入り 880円
肉なし 630円
焼めし 600円
チャーシュー丼 600円
特製玉子がけごはん 250円
付き出し肉 600円
キムチ 100円
ライス 150円~200円
このお店への行き方や営業時間は?
なお、店名は「新福菜館 大丸京都店」としていますが、正式名称かはわかりません。
場所は大丸京都店の8階にある「名食街」です。
営業時間は「11時~20時」で、ラストオーダーは30分前までです。
定休日などは大丸京都店に準拠となります。
なお、原付とか自転車は大丸京都店の西にある地下駐輪場が3時間無料で便利です。