京都の深草、墨染駅(すみぞええき)の近くにノスタルジックな食堂があります。うどん・定食が食べられる普通の食堂ですが、あまり他では見ないスタイルです。お店の名前は「食堂こっぽり」さん、ここ実は個人の趣味で集めた雑貨の倉庫を使った定食屋さんなのです。
最新情報:こちらの店舗は2021年10月時点で閉店となっていました。
ノスタルジック定食屋「食堂こっぽり」へ行って来ました
京都市伏見区深草界隈には面白いお店が多いと思います。
例えば墨染駅(すみぞええき)近くの「喫茶カムイ」さんは壁面にカムイが描かれている喫茶店。
深草駅の南側、師団橋東詰にある「クレープ」のノボリ、川の下を見るとコッソリある「クレープK」さん。
同じく師団橋西詰には「マンガカフェyomigaeru」さんがあるし、伏見稲荷駅すぐ東の路地裏には「懐石カフェ蛙吉(アキチ)」という蛙と狐がモチーフのカフェがあったりします。
だが、もっと面白いお店があるんです。
それが「食堂こっぽり」さんというお店です。
ここ、わかりづらい場所にあるんで知られていませんが、古いもの好きの骨董マニアさんが倉庫として入手した家を、その親御さんが食堂にしたというお店なんです。
なので、店内は独特の雰囲気が漂っているのですが、うどんや定食といった普通の定食屋さんでもあるという不思議な感覚のお店です。
開店は2017年10月だそうで、最近オープンのお店ですね。
店内は狭いけど、土間と居間があって、めちゃくちゃノスタルジックです。
前述しましたが、娘さんの趣味だという骨董雑貨の倉庫です。
骨董品は陳列しているという感じではなく、ほんと倉庫感覚で並んでいます。
こういった古い雑貨は好きなのですが、あまり見たことがないユニークな品揃えになっています。
古いロッカーなどもあって、所狭しと雑貨が並んでいますが・・・・
ここは定食屋さんなのです。
ボリュームたっぷりなハンバーグ定食
この「食堂こっぽり」さん、定食は850円ですがボリュームたっぷりな品揃えなのが特徴です。
自家製ハンバーグがご家庭の味、それにおばんざいが4種類、佃煮やお漬物が2皿ついてきて、お味噌汁にサラダも付いてくるという内容です。
前述のように、店主さんの娘さんの倉庫ということですが、本格的な定食屋さんでもあるのです。
サラダは卓上のドレッシングでいただきます。
おばんざいが4種類、佃煮やお漬物が2皿とボリュームあって850円ならお得です。
ごはんも何げに大盛りでだし、さぞかし人気があって混んでるかと思ったのですが、店主さんによれば口コミで常連さんが来るくらいなんだそうです。
良いお店ほど、あまり知られずにコッソリと常連さんが通うものなんですね~。
食堂こっぽり 営業時間やアクセス方法
さて、この「食堂こっぽり」さんですが、墨染駅(すみぞええき)を出て北へ数分のところにあります。
しかし、私道の奥になって外からだとなかなか分かりづらい場所にあります。
私道の入口には「水仙閣」さんという中華料理店があるので、入口で迷うことはないと思います。
土日は休みですが、平日は営業されています。
営業時間は「11時~16時」までなので、興味有る方はぜひ行ってみてください。
営業時間:11時~16時
定休日:土曜日、日曜日