京都・一乗寺の水曜日にのみ営業するラーメン店「麺屋K2」さんのEAKラーメンを食べて来ました。いわゆる「濃厚な鶏豚骨ラーメン」のことで家系ラーメンではないものの美味しいラーメンです。場所は「夕日のキラメキ・一乗寺」さんの場所で水曜日にだけセカンドブランドのラーメン店になります。
では「家系ならぬEAKラーメン」とはどんなラーメンなのでしょうか。
最新情報:こちらの店舗は現在営業を確認できません(閉店)。
水曜夜の一乗寺に出現するラーメン店「麺屋K2」
京都の一乗寺に普段は存在しないんだけど水曜日の夜にだけ出没するラーメン店があります。
その名も「麺屋K2」
名前の由来は知りません。たぶんラーメンの材料を仲買している特別なラーメン店の名前から取ったんじゃないかなと思っていますが「夕日のキラメキ・一乗寺」が毎週水曜日にだけ店名を変えて(セカンドブランドとして)営業しているお店です。
この日は「夕日のキラメキ」のメニューは存在せず、あるのは「EAK」と「K2M」だけです。
平たくいえば「EAK=家系」で、「K2M=家系まぜそば」のことです。
麺屋K2 メニューと値段
前述のように、EAK というラーメンは「鶏豚骨ラーメン」のことで、関東ではポピュラーな「家系ラーメン」から名前取ったラーメンのようです(家系=EAK)。
鶏と豚の濃厚な醤油ラーメンで、キラメキらしく「EAK専用自家製麺」を使っています。メニュー告知では「濃厚な家系(EAK)風の鶏豚骨醤油ラーメン」となっていました。
K2M(鶏豚骨まぜそば) 800円(並)、900円(大)
鶏豚骨ラーメン「EAK」紹介
ということで、東京時代から慣れ親しんでいる「家系」風だという「EAK ラーメン」を食べてみることにしました。
家系ラーメンは一番好きなジャンルで、これまで一番食べてきたラーメンです。
見た目は家系らしくはありませんが、なんとなく「海苔、ほうれん草」がそれっぽい雰囲気を出しており、家系独特の白ねぎが「白髪ねぎ」に変わっていました。
EAK スープについて
まずは「スープ」から飲みます。
濃厚のタイプで鶏と豚が溶け込んでいる感じのスープです。
かなりコッテリしたタイプで、これはこれで美味しい「鶏豚骨醤油ラーメン」です。
ただし「家系ラーメン感はなく」というか「家系感ゼロ」です。家系独特の鶏油感もありません。
なんとなく、すぐ近くの「びし屋」が関西では間違って家系ラーメンだと思われている実情が思い出されました。
EAK 麺について
麺を啜った感じでは「EAK専用自家製麺」とのことで、自分たちの麺工房で自家製麺をされているキラメキさんらしい麺でした。
スープによく合っているし美味しい麺です。
いつも食べているキラメキさんの麺で間違いありません。
ただ、家系の麺ではありません。家系の麺独特の香りもなく、形状も平打太麺ではなく、ただ太麺が家系っぽいという感じでしょうか(家系でもストレート麺のこともある)。
スープも麺も美味しいのですが、先に「家系風」とされると舌が準備しちゃって期待が高まるのがやや残念です。
家系ラーメンとは
家系ラーメンというのは「濃厚豚骨醤油」だと思われていますが違います(店によっては「濃厚豚骨醤油」で家系を名乗ることもある)。
家系のレシピは公開されていないのですが「鶏ガラ+豚ガラ」がベースでミキサーはしません。
食べていると「昆布、野菜(ねぎ、にんにく)」も合わせて炊いたスープというのが分かるかと思います。
それに甘みと旨味のある独特の醤油ダレが合わさった上で、鶏油を浮かべたものが簡単にいえば「家系ラーメン」です。
トッピングは「海苔、低温調理したチャーシュー、ほうれん草、白ねぎ」これが鉄板で、店によっては「うずら卵」が入ります。
これに「ニンニクすりおろし」を入れて食べるのが家系ラーメンです。
上の写真は京都の「漫天兄弟」さんの家系ラーメンですが、ビジュアルも味も家系ラーメンで完成度が高い一杯です。
麺屋K2 営業時間と定休日
今回食べた「麺屋K2」さんのラーメン、濃厚な鶏豚骨ラーメンということであれば問題なく美味しいラーメンでした。
ただし、家系風でもないのに先入観をもって食べてしまったのがやや残念でした。
味としては「いつも食べているキラメキさんのラーメン」という感じです。
営業時間は「11時~14時30分、18時~22時30分」で、営業日は「水曜日のみ営業」となっています。
麺屋K2 アクセス方法
今回紹介した「麺屋K2」さんの場所は「京都・一乗寺」です。
一乗寺ラーメンストリートの中心部にあり、ラーメン店が特に集中している場所にあります。
以下で詳細に一乗寺への行き方を解説しておきます。