今回の「京都ラーメンブログ」は京都・一乗寺からも近い「ラーメンてうれ」さんの激安ラーメンを紹介します。京大生の多いこのエリアでは、昔ながらの値段のラーメン店がいくつかあり、ラーメンが300円~400円で食べられる激安ラーメン地帯でもあるのです。
今回は「味噌ラーメン 450円」を紹介したいと思います。
最新情報:2020年10月、店主他界のため閉店。
昔の値段で昔の味のラーメン店
今回の「京都ラーメンブログ」は、京都では珍しい「札幌ラーメン」を食べることができる「てうれ」さんへ行ってきました。
ラーメン店「てうれ」さんは、一乗寺のすぐ南「茶山駅」からほど近い「田中」というエリアにあるお店です。
京都では、かなり老舗のラーメン専門店ですが、地元のラーメンマニアなどでないとご存知ではないかもしれません。
ネットでも話題になることはないように思いますが、開店時間になると次々と常連らしき叔父様方が来店してくるお店です。
実はこちら・・・・
ラーメンが安いのです!
「醤油ラーメン 400円」から始まり、常連のほとんどが食べる「味噌ラーメン 450円」という激安価格なのです。
店内はカウンターとテーブルが2つ。
もちろん食べるのは「味噌ラーメン」です。
こちら、昔食べてた味噌ラーメンの味が、そのまま残っており、お値段も昔のまま、味も昔のままというお店なのです(1973年創業)。
激安!450円の味噌ラーメン 実食レビュー
さて、こちらの「450円の味噌ラーメン」ですが、この値段でもボリュームがあります。
トッピングも「チャーシュー、細もやし、ニンジン、ネギ、黒コショウ」とチープな感じは全然しません。
他にも、餃子は230円、ライスは150円でテンコモリなど、京大生の多い立地らしい価格設定です。
味噌ラーメン 450円
バターラーメン 450円
塩ラーメン 400円
しょうゆラーメン 400円
カレーラーメン 600円
玉目ラーメン 650円
大盛 +150円
チャーシューメン +150円
皿うどん 650円
餃子 230円
ライス 小150円 並180円
スープは、最近の甘い味噌ラーメンではなく、味噌の味と香りが唯一の特徴という「昔ながらの味噌ラーメン」でした。
40年くらい前、ラーメンが300円前後だった時代(180円ラーメンびっくり屋とかあった頃)よりも少し前くらいに食べた立ち食いの味噌ラーメンの味に似ていました。
府中競馬場にあった「うどん・ラーメン」のスタンド店があって、そこで食べたような「味噌の味がダイレクト」に来るラーメンでした。
餃子もそうなのですが、味付けなどは非常にアッサリ目です。
昔はこういう味の店が多かったなぁと思いながらラーメンを食べましたが、餃子に関しては「味がしない」というものでした。
関西というか「餃子の王将」も味がしない餃子ですが、それに輪をかけて味がしない餃子で、これはちょっとビックリしました。
ラーメンてうれ 基本情報
さて、最近のラーメン店と比べるとパッとはしませんが、昔の味と値段で勝負しているラーメン店「てうれ」さんがあるのは、京都のラーメン激戦区・一乗寺からも歩いて行ける叡電「茶山駅」の近くです。
駐車場はひとつありますが、停められるようなスペースではなく、近隣のコインパーキング(セブンイレブン前にある)などを利用しなくてはなりません。
味は前述のように、アッサリとしたラーメンです。
味噌ラーメンと餃子で680円と、安くお腹いっぱいになりましたとさ。
ラーメンてうれ 閉店
2020年10月、こちらの店舗は店主他界のため閉店しました。
1973年創業、2020年10月10日頃に閉店したようです。