2019年3月29日に京都・醍醐で開業した「総本家 ラーメン名門」というラーメン店さんですが、2020年1月27日にリニューアルして「ラーメン醍醐」と店名変更となっています。こちらの記事は旧「総本家 ラーメン名門」の記事と新店の「総本家 ラーメン醍醐」の記事が一緒になっています。
最新情報:こちらの店舗は2023年2月26日に閉店しました。
2020年1月27日オープン 総本家 ラーメン醍醐
2020年1月27日に京都市伏見区醍醐で「総本家 ラーメン醍醐」さんが新店オープンしています。
といっても、こちらは2019年3月29日に京都・醍醐で開業した「総本家 ラーメン名門」というラーメン店さんが店名とメニューを刷新してリニューアルしたラーメン店です。
すでに紹介していた「総本家 ラーメン名門」さんの記事(後述)でも触れましたが、店名が京都に古くからある老舗ラーメン店と似ていて、さらに総本家と付いていたことから、京都のラーメンマニアの中でも誤解が生じていたお店です。
という経緯もあって、店名が変更になったと考えるのが妥当でしょう。
なお、ラーメンも一新されてこれまでとは違うメニューになっているのと、今回のリニューアルで「朝ラーメン(9時開業)」になっているのもポイントです。
総本家 ラーメン醍醐 メニューと値段
ラーメンはこれまで2種類(味噌、鶏白湯)でしたが、今回から「醤油、味噌、鶏白湯」に変更になっています。
値段は旧店舗と同じです。
味噌ラーメン 880円
鶏白湯ラーメン 780円
総本家 ラーメン醍醐 朝ラーメンを食べてみる
今回はリニューアル後から始まった新メニュー「朝ラーメン」を食べてみました。
メニューには「朝ラー定食」と書かれており、半熟卵のかけご飯がセットで800円です。
朝メニューといっても安いわけではなく、普通の黒醤油ラーメンに卵かけご飯がセットになっているだけです。
朝ラー定食は黒醤油ラーメン限定メニューなので、黒醤油ラーメンを食べることになります。
スープはよくある焦がし醤油の鶏ガラです。
完成度は高く、美味しいスープだと思いますが、他でも食べたことがある味わいです。
厨房でベースの鶏ガラ出汁をとっていて、スープは合格点です。
麺は細麺で平打ちのものを使っていました。
スープがよく馴染むようにという配慮だと思いますが、カップヌードルの麺食感に近いので個人的には好きではない麺です。
この麺なら、自分で乾麺買ってきて食べても同じかと。
トッピングのモヤシも細いものでちょっと食べづらいし、ネギは風味が抜けています。
チャーシューとスープは普通に美味しかったです。
半熟玉子かけご飯はそのままで食べると味わい薄しなので、卓上の出汁酢(甘い)をかけて食べるのが良さそうです。
辛いニラもあるので、それで味変するのも良いと思いました。
とはいえ、朝ラーメンといっても安いわけではないので、別にわざわざ朝食べに行く理由はないと思いました。
なお、以前の旧店舗の記事で餃子に酢がないと書いたのですが、リニューアルして出汁酢が置かれるようになり良いと思いました。甘い酢で良い味わいなので餃子に合いそうです。
総本家 ラーメン醍醐 営業情報
では「総本家 ラーメン醍醐」さんはどこにあるラーメン店なのでしょうか?
場所は京都市伏見区醍醐で、地下鉄「醍醐駅」から南へ5分ほど歩いたところにあります。
営業時間は「11時~16時、17時~21時(テイクアウトのみ)」で、定休日は「木曜日」です。
なお、旧店舗の「総本家ラーメン名門」から経営者に変更はありません。
京都・醍醐に「総本家 ラーメン名門」というラーメン店が新店オープン
補足:ここから旧店舗「総本家ラーメン名門」の記事になります。
2019年3月29日に京都市伏見区醍醐で新しいラーメン店がオープンすると告知されています。
お店の名前は「総本家 ラーメン名門」となっており、地下鉄東西線「醍醐駅」から醍醐街道を南へ400メートルほど行った所にある駐車場が広いテナントです。
名門と聞いて「あぁ、あのお店の支店かな」と思う京都のラーメンマニアの方もいらっしゃるかもしれませんが、微妙に名前が違います。
総本家 ラーメン名門の由来
京都中央卸売市場にあるのは「ラーメン 味の名門 総本家」ですが、醍醐で開業するのは「総本家 ラーメン名門」です。
この「総本家 ラーメン名門」ですが、実は「ラーメン名門 勧修寺店」と少し関係があります。
名神高速道路と山科川が交差する場所で昭和47年に開業した「ラーメン名門 勧修寺店」は、鶏白湯のラーメンを提供していましたが、2018年8月頃に閉店してしまいました。
その屋号と味を継承しているのが「総本家 ラーメン名門」だとする貼紙が店内にありました。
ただし、現状では運営は別で、すぐ近くにある「肉の醍醐」という精肉・焼肉店が運営しています。
肉の醍醐の運営は「キッチャン有限会社」、百万遍でリニューアル中(閉店中)の「キッチャン百万遍」を運営している会社です。
ちなみに、この屋号の付け方だとネット検索しても京都中央卸売市場にある「ラーメン 味の名門 総本家」の方がヒットするように思え「長くは続かないのでは?」という危惧がオープン前からあります。
スタミナがつく鶏白湯ラーメン 紹介
ということで、今回は「ラーメン(並)680円」を食べてみました。
クリーミーな鶏白湯ラーメンで、ラー油がほんのり香ります。
トッピングは「青ネギ、メンマ、チャーシュー」で、オプションで「刻みにんにく」を入れてあります。
醤油ダレがアッサリなので、鶏のまろやかな旨味をダイレクトに感じるラーメンになっていました。
本家だとされている「ラーメン名門 勧修寺店」は、もっと醤油ダレが効いていたラーメンで、あまり味は似ていないかなとは思いましたが、これはこれで美味しいなと思いました。
餃子は焼き加減が絶妙で、かなり美味しいと思います。
カリッとしていて香ばしく、餡からは少し甘味を感じるよく出来ている餃子です。
キムチが食べ放題なので、餃子を頼むならライスも注文した方が良いかと思います。
ただ、餃子用に「酢」が置いてないのは残念でした。
メニューと値段
メニューは、先ほどのラーメン以外にも「味噌ラーメン、辛にらラーメン」があり、サイドメニューに「唐揚げ、餃子、炒飯、ライス」があります。
まだ開発中ではありましたが「背脂醤油ラーメン」と「塩ラーメン」も新たに追加されるそうです。もしかしたら「背脂醤油ラーメン」が本家の味に近くなるかもしれませんね。
味噌ラーメン 780円~880円
辛にらラーメン 780円~880円
辛口唐揚げ 650円
甘口唐揚げ 650円
餃子 320円
炒飯 480円
ライス 150円~250円
総本家 ラーメン名門 営業時間や定休日など
では、「総本家 ラーメン名門」の営業時間や定休日についてです。
営業時間が「11時~16時、17時~21時」で、定休日は「木曜日」です。
総本家 ラーメン名門 への行き方(アクセス方法)
前述のように、場所は地下鉄東西線「醍醐駅」から醍醐街道を南へ400メートルほど行った所です。
山科駅から醍醐街道をずっと南下、元は中華料理店「華泉」というお店がありました。
駐車場はテナントに広いのがあります。
バイクや自転車でも問題なさそうでした。