京都の百万遍に新しくラーメン店が開業しました。お店は「メントメシ ザコヤ」さん。祇園四条にある同名店で出していた「旬華そば」という魚介ラーメンを専門に使うラーメン店です。出汁は魚介の香りがしますがアッサリしたラーメンです。
最新情報:こちらの店舗は2022年11月時点で「移転予定」となっていますが移転先は居酒屋営業となっていてラーメン店ではなさそうです。
2020年2月26日オープン メントメシ ザコヤ
今回の「京都ラーメン速報」は、2020年2月26日にプレオープンした今出川百万遍のラーメン店へ行って来ました。
お店の名前は「メントメシ ザコヤ」さん。
こちらのお店、「旬華そば」という魚介ラーメンを専門に使うラーメン店です。
とはいえ、この店名とラーメンの名前に聞き覚えがある方も多いはず。
実は、2018年1月11日に祇園四条でオープンした居酒屋「メントメシ ザコヤ」のメニューにあったのが「旬華そば」で、そのラーメンだけを扱うラーメン専門店としての「メントメシ ザコヤ」さんなのです。
このお店の雰囲気は?
さて、お店は百万遍の交差点を西へ、ただし斜めに入る細い裏通り沿いにあります。
元は2018年2月に閉店したラーメン店「八の坊 百万遍店」があった場所(後の4月7日に「めきめきのビフテキ」オープン)。
ビフテキ屋さんが閉店した後は「メントメシ ザコヤ」の看板が出ていたものの、しばらく営業している様子もなかったのですが、そこが2020年2月26日にラーメン専門店になりました。
店内は長細いL字カウンターのみ、席数は10席です。
雰囲気としては個人営業の居酒屋さんという雰囲気ですが、小さいラーメン店にはよくあるスタイルです。
まだ、プレオープンでしたが、どこから噂を聞いたのかお客さんが続々と来店していました。
このお店のメニューは?
ラーメンは塩と醤油の2種類のみ。
グランドオープンではこれに「ご飯もの、餃子、唐揚げ」が追加されます。
プレではラーメン2種とライス(ミニ)のみという構成で、ライスはおじやにして食べるためのものになっていました。
2020年2月26日~29日まではラーメンは1杯500円で提供しています(通常価格は850円)。
百万遍でラーメン850円は高い部類で、どこまで健闘できるかは未知数のように思えました。
凛というメニューは「塩ラーメン」、バリ島のチジャクラで作られた完全天日干の塩を使っています。
優は「醤油ラーメン」、これは京都の老舗醸造所である「澤井醤油」さんのものを数種類ブレンドしたものになっています。
塩は祇園四条の店舗で食べたラーメンと同じということだったので、今回は新作の醤油ラーメンを選びました。
やや色が濃い目の醤油ラーメンですが、京都らしく辛さはありません。
出汁は魚料理店である「メントメシ ザコヤ」系列で使う食材のアラを使ったもの。
いわゆる魚介スープですが、それに野菜を加えてスープを作っています。
さらに、そのスープにザコヤグループで使っている一番出汁(福島鰹との共同開発)を加えていました。
油も浮かんでいますが、これも鶏・豚などの食材不使用です。
油は鯛を使ったものだそうです。
スープは出汁が出ていて香りも良いものですが、やや単調で飽きが来ます。
というスープだからかもしれませんが、鯛の炙りや煮卵などがトッピングされています。
これがなければ、パンチの薄い和ソバの出汁でラーメンを食べている感じになります。
麺は自家製麺でなかなか良い食感と味わいでおいしくいただきました。
ただ、学生街である百万遍で1杯850円の魚介ラーメン、地理的には訴求力が厳しいかもしれません。
最後は〆のおじやで食べるというスタイルですが、鶏豚を使わないし油っぽさも強くないので、かなりアッサリとしたものになりました。
あえて、おじやにする必要は感じませんでしたね。
このお店への行き方や営業時間は?
では、ラーメン専門店として開業した「メントメシ ザコヤ」さんは百万遍のどこにあるのでしょうか?
場所は百万遍の西側、今出川通の1本北通り沿いにあります。
営業時間はまだ未確定みたいですが「11時30分~23時」くらいを見込んでいるようです。
評判(口コミ)
京都は今出川百万遍のラーメン新店
昨日からプレオープン。
魚介類と野菜のみのダシに、澤井醤油のカエシの「優」にバリ島テジャクラの天然塩の「凛」の2種類がある。海老も使われいて店内は出汁の香りに溢れています。値段は通常850円だが29日まで500円。#京都ラーメン pic.twitter.com/rMpAdmpIHk— ノーディレイ(osumituki.com) (@nodelayworks) February 27, 2020