京都の大宮(壬生)にある中華そばの名店「中華そば専門店 珍元」さんが2018年9月11日をもって閉店し、37年間の歴史に幕を閉じました。店頭には「閉店のご挨拶」と書かれた貼紙がされています。
映画『タンポポ』の取材で伊丹十三監督も立ち寄ったとされる京都の名店でした。
中華そば専門店 珍元、37年間の歴史に幕
京都の「中華そば専門店 珍元」さんが2018年9月11日をもって閉店しています。
創業から37年間の歴史に幕ということになるのですが、女将さんが亡くなられたと地元では言われていました。
場所は阪急京都線「大宮駅」の西を通る「壬生川通」に面したお店で、店頭には以下のような貼紙がされています。
突然のことではございますが、この度
珍元は閉店させていただく事となりま
した。
37年間皆様に足をお運びいただきました
事、心より感謝いたします。
尚、御用のお有りの方が御座いました
ら、西隣の自宅(『堀』)の方へいらして
下さいます様、お願い申し上げます。
台風21号直後からお店を閉めていたそうですが、2018年9月11日で上のような貼紙がされています。
閉店理由については記載されていませんが、急な閉店であることが分かります。
豚骨スープに生姜の香りがするラーメンで、ファンの多い店でもありました。
中華そば専門店 珍元 アクセス方法
京都の「中華そば専門店 珍元」さんといえば、映画監督の伊丹十三監督が映画『タンポポ』の構想を立てている際に、主演の宮本信子さん(女優)と京都で立ち寄った店とされている名店です。※ちなみに映画のモデルになったラーメン店は東京の「佐紅信」というお店です。
創業から37年間、中華そばをリーズナブルな価格で提供してきた昭和のお店でした。
地元の名店が閉店になるというのは寂しいことですが、時代の流れを感じる出来事です。
営業時間:11時~23時
定休日:月曜日
中華そば専門店 珍元の口コミや感想
大宮の珍元のおばちゃんが亡くなられたそうだ。伊丹十三映画「タンポポ」のモデルにもなった、「ラーメンは庶民の食べもの」を体現されてる古き良き昭和の名店だった。ご冥福をお祈り致します。 pic.twitter.com/LQUJR18CiI
— すかいどん (@skydon73) 2018年9月11日
ラーメン屋 珍元。義理人情溢れる大好きなお店です。私にとっての唯一のコミュニティでした。親娘の掛け合いが見れなくなることがとても寂しいです。
おばちゃん、笑顔でいつも声をかけて下さって、元気をもらいました。本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/CVEHh6Wo2Z— en0212 (@mz0912) 2018年9月8日
リハ終わりにお気に入りの珍元。
550円でラーメンか食べれる幸せ。
ライス合わして700円です。
コクがあるのにしつこくないよな。 pic.twitter.com/rEqgdQ40u9— 高倉 尚吾 (@SleepyShogo) 2018年8月29日
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