今回の「京都ラーメンブログ」は、河原町にある「鶏白湯ラーメン美空」さんの紹介です。メニューに鶏と香味野菜だけで出汁をとった「超濃厚鶏白湯ラーメン」があるお店で、烏丸の人気店「美鶴」さんの暖簾分けラーメン店です。
名前が似ているので分かりづらいかもしれませんが、さっそく「美空」さんに食べに行ってみましょう!
最新情報:こちらの店舗は2019年6月時点で閉店となっています。
美鶴と美空の違い、よくわからないけど「濃厚鶏白湯ラーメン 美空」さんへ行って来ました
今回の「京都ラーメンブログ」は、烏丸の人気店「美鶴」さんへ行こうとして間違って「美空」さんへ行ってきました。
「美鶴」さんは私の身近なラーメンマニアでも評判が高く「おいしいよ」と言われているラーメン店です。
「美空」さんは四条河原町の高島屋さん南にあるラーメン店で「美鶴」も「美空」も同じ鶏白湯ラーメンのお店です。
・美空(2016年3月23日開業、四条河原町、元・美鶴のスタッフが経営)
「美鶴」さんは、2015年に烏丸のラーメン店「マンマル」さんの跡地で開業したので、比較的最近のラーメン店です。
そこでスタッフをしていた方が2016年に独立して店舗を持ったのが「美空」さんです。
ということで、名前(屋号)が似ているので、私のように間違える人もいる・・・・いないかもしれませんが、とりあえずそういう違いがあることだけは憶えておきましょう。
鶏白湯ラーメン美空 メニューと値段
基本のラーメンは「濃度」で分かれた「超濃厚鶏白湯ラーメン」と「濃厚鶏白湯ラーメン」があります。
濃厚ラーメンに鰹出汁を合わせた「京鰹節鶏白湯ラーメン」がもう1種類、さらに「濃厚鶏つけ麺」もあります。
・濃厚鶏白湯ラーメン 780円
・京鰹節鶏白湯ラーメン 750円
・濃厚鶏つけ麺 800円
サイドメニューにはご飯物もあり「卵かけご飯 200円」などもありました。
今回は「超濃厚鶏白湯ラーメン 880円」を食べてみたいと思います。
超濃厚鶏白湯ラーメン 実食レビュー
ということで、こちらが「超濃厚鶏白湯ラーメン 880円」です。
鶏以外を使わずに、鹿児島産と宮崎産の鶏と香味野菜のみでドロドロになるまで煮込んだスープです。
普通は、それだけだとここまで濃度は出ないと思いますので「モミジ」を使っているかもしれませんが、ゼラチンっぽい感じはありませんでした。
野菜は「玉ねぎ、人参、生姜」など。
スープの濃度は、一乗寺の鶏白湯ラーメン店「亜喜英(あきひで)」さんと同等もしくは若干サラッとしたスープの食感です。
スープの味は、ポタ系のような甘さはなく、ファーストインパクトに鶏独特の酸っぱさを感じ、後から醤油の辛さをほんのり感じるというラーメンになっていました。
麺を啜った感じでは伏見の水を使ったものだそうで、加水率が少し低い太めのストレート麺です。伏見なんで「釧路製麺」さんか「宝製麺」さんのどちらかでしょうか。
少し固めの茹で加減で、自分的には好みのコシを感じる麺になっています。
麺自体は比較的アッサリとした味わいで、スープもやや単調さがあるためか「味変の調味料、トッピング」は他店より凝ったものになっていました。
トッピングは「鶏チャーシュー、刻みタマネギ、キクラゲ、九条ねぎ、鶏つくね、レンコンフライ」となっていました。
鶏つくねがトッピングなのは、京都ではあまり見ません。
味変調味料は「原了郭の黒七味、原了郭の粉山椒、酢、ゴマ」などです。原了郭(はらりょうかく)さんというのは、京都の七味屋さんで「黒七味」が有名で、よくラーメン店などに置かれています。
総合的には「コスパの良い」ラーメンといえ、食材も産地にこだわったり、調味料も揃えたり「頑張ってるなぁ」と感じるラーメンでした。
鶏白湯ラーメン美空 への行き方(アクセス方法)
さて「鶏白湯ラーメン美空」さんへの行き方(アクセス方法)です。
四条河原町から徒歩3分程度の場所で、繁華街からほんのちょっとだけ離れた場所で、宿やホテルなど最近増えている地区です。
河原町通沿いなので、地元的感覚では自動車などでは迂回したいエリアですが、外国人観光客など多く歩いているエリアで人通りも車通りも多い所です。
最寄り駅は「河原町駅」で、駐車場は高いですがコインパーキングがたくさんあります。バイク駐輪場はすぐ南に120分で200円があるので重宝すると思います。
営業時間:11:30~14:30、17:30~24時
定休日:水曜日