今回食べたのは「野菜天ぷらうどん」です。出汁が美味しい最期まですすれる京出汁のうどんです。
季節に応じた野菜がたっぷりトッピングされた温かいうどんです。温うどん以外に「ぶっかけうどん」もありますので暑い日はぶっかけを選ぶのも良いでしょう。
イートインスペースの奥は1909年(明治42年)創業の老舗製麺所「中ト杉本製麺所」で製麺所を見ながらウドンを食べるというなかなか出来ない体験もできました。
杉本製麺所はどんな店?
外観
杉本製麺所 は2024年3月15日に開業(創業)したうどんのお店です。
外観の雰囲気はマンション一階にある黒を基調にしたオシャレなウドン屋という感じで全面ガラスなので中の雰囲気がよく分かります。そのため観光客の方でも入りやすい雰囲気になっていました。
場所 は五条大宮から東へひと筋めの黒門通を下がってすぐ西側です。
京都もここまで南に下がると高さがある建物も多く、観光客用のホテルやゲストハウスもたくさんあります。そのため外国人観光客が多そうにも思えますが、少し奥に入れば民家もたくさんあるエリアなので観光客のお客は1日数組程度の来店と女将さんが話してくださいました。
店内
店内の雰囲気はコンクリ打ちっぱなしの壁やカウンター席なのでスタイリッシュな雰囲気ですが白木を随所に取り入れることで温かみも感じられる過ごしやすい空間です。
なによりもすぐ奥が製麺所で、カウンター席のところにある厨房も製麺所からそのまま繋がってるんじゃないかという工場らしい雑多な雰囲気です。お店というよりも「製麺所に併設されたイートインスペース」という表現のほうが私にはシックリときました。
むしろ、そういった雰囲気がワクワクするのか、それとも気さくな女将さんとお話ししていたからそう感じたのか、大そう居心地の良いお店だなというのが「杉本製麺所」というお店でした。
今回食べた「野菜天ぷらうどん」の感想
野菜天ぷらうどん 実食レビュー
私が訪問(取材)した日は2024年10月28日。
今回、私が選んだメニューは「野菜天ぷらうどん」です。
いつもでしたら定番メニューを選ぶところですが、メニュー内容は一般的なうどん屋と同じで「肉うどん・きつねうどん・天ぷらうどん」といったメニュー構成で定番メニューと呼べるものはなさそうでしたので自分が好きな野菜天ぷらをチョイスしました。とはいえ「肉ぶっかけうどん」に特製と書かれていたのと肉がミートショップヒロという京都の有名な精肉店の国産和牛を使っているので、それが定番メニューのようにも思えました。
季節の野菜天ぷらが5種(ナス・レンコン・かぼちゃ・オクラ・舞茸)も入っているのが嬉しいうどんです。私は野菜が大好きなんです。
京都の名産「九条ねぎ」も入っていました。
熱々のお出汁に旬のレンコンひたして衣をふんわりさせてからサクッと歯切れがよいレンコンを味わいました。レンコンそのものの味わいにお出汁と衣の香りがプラスされて美味しいです。
スープは京出汁(昆布・かつお節)です。それにふんわりと醤油を合わせた京うどんで関東のうどんとは真逆の出汁を味わうやさしい味付けになっています。ほんのりと甘みもあり出汁が美味しいおうどんです。
麺はすぐ奥で朝つくられた無添加のうどんです。
京うどんなのでチュルっとした食感で小麦感も感じる美味しい麺です。
一般的な京うどんはもう少し細めが主流ですが、こちらの麺は京うどんよりやや太めなので自分好みの麺でした。
今回は京都でも珍しい製麺所直結のうどん店を紹介しました。
私が住んでいた東京では製麺所がうどん玉の小売りをしているようなお店は見たことがありませんでしたが、京都に移住してきた時に昔ながらの製麺所で麺を販売しているのを見て、珍しくて買った覚えがあります。関西はうどん、関東は蕎麦と世間では言われますが関東でもうどんはよく食べますし蕎麦よりうどんのほうを食べることが多かったので「関西はうどん、関東は蕎麦」という言葉はあまり信用していませんでした。しかし、京都に来てうどんの小売り店が未だに健在なのを見るとその言葉にも一理あるのかなと思うようになりました。
メニューと値段
イートインメニューと値段
※メニュー写真は2024年10月28日時点のものです。
メニューを見てみると「温うどん・ぶっかけうどん」などがありました。私が食べ歩いた飲食店の中では選びやすい商品数です。
値段は770円からなので、一人あたりの費用の予算は1000円程度考えておいてください。
うどん玉の小売りもしていて一玉120円で販売しているそうです。
以下のメニューは2024年10月28日時点のものです。
肉うどん(900円)
きつねうどん(770円)
天ぷら(えび2尾)うどん(1000円)
野菜天ぷらうどん(800円)
とり天うどん(850円)
肉ぶっかけうどん(900円)
天ぷら(えび2尾)ぶっかけうどん(1000円)
野菜天ぷらぶっかけうどん(800円)
とり天ぶっかけうどん(850円)
かやくご飯(280円)
※値段は税込み価格です。
※メニューと値段は2024年10月28日時点のものです。最新の情報は公式でご確認お願いします。
注文方法・決済手段
注文は席で店員さんに注文するようになっていました。私が京都の飲食店を食べ歩きした中ではこの注文方法が一般的です。
支払い方法は「現金のみ」です。
営業時間 / 定休日 / 行き方
京都のうどん「杉本製麺所」の場所は京都府京都市下京区(五条大宮)です。
最寄りの駅は丹波口駅で、最寄りのバス停は大宮五条バス停(バス停情報)です。
記事掲載時に確認した京都「杉本製麺所」の営業時間は「11時30分~15時(14時30分ラストオーダー)」で、定休日は「日曜日および不定休」ですが訪問時のものです。変更されている場合がありますので公式情報でご確認をお願いします。
杉本製麺所 に駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください(地図)。
駐輪は店頭に停められるスペースがありました。
杉本製麺所 基本情報(クリックでオープン)
店舗名 | 杉本製麺所 |
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オープン日 | 2024年3月15日オープン |
ジャンル | うどん |
営業時間 | 11時30分~15時(14時30分ラストオーダー) ※公式で要確認 |
定休日 | 日曜日および不定休 ※公式で要確認 |
駐車場・駐輪場 | なし |
住所 | 〒600-8357 京都府京都市下京区柿本町594−18 |
地図 | こちらをクリック(地図) |
最寄り駅 | 丹波口駅 |
最寄りバス停 | 大宮五条バス停(バス停情報) |
公式SNS | |
公式サイト | こちらをクリック |
※この記事は2024年10月28日に投稿されたもので「メニュー・値段・営業時間・定休日」は2024年10月28日時点のものです。
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
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