京都府亀岡市、JR亀岡駅南口のところに手打ち讃岐うどんのお店があります。お店の名前は「世界のさぬき亭製麺所」さん。高松の名店「池上製麺所」で修業した店主さんのお店です。出汁は本場の味そのもの、手打ちのうどんはアレンジされたオリジナル度の高い麺になっていました。
JR亀岡駅前の手打ち讃岐うどん店「世界のさぬき亭製麺所」へ行って来た
京都府亀岡市、JR亀岡駅前の手打ち讃岐うどん店「世界のさぬき亭製麺所」へ行って来ました。
高松で手打ち讃岐うどんの修行をした店主さんのお店です。
駅の南口を出て右手、ローターリーの西側の奥にアーケードがある短い通りがあるのですが、そこにあるウドン店です。
看板の「讃岐うどん」というのが目立つお店で、店主さんは高松市の名店「池上製麺所」で修業されたのだそうです。
出汁は昔ながらの讃岐うどんの味!
40年前に宇野港連絡船の甲板で食べた懐かしい味がします。
手打ちという麺はほどよくコシがありますが、亀岡産の小麦粉もブレンドしているそうで「オリジナリティ」のあるうどんになっていました。
このお店のメニューは?
今回はお得なランチセットを注文。
値段は600円~650円で「たまごかけごはん定食、ミンチカツ定食、白身魚フライ定食、コロッケ定食」などがあり庶民的なお店です。
讃岐うどんのお店ではあるのですが、亀岡の食材を使って地産地消をしたいそうで小麦粉には亀岡産の小麦粉もブレンドしていました(1週間ほど前から始めた期間限定だそうです)。
また、醤油も亀岡産のものを使用。
地元に貢献しながらも讃岐うどんを作るという信念のお店です。
たまごかけごはん定食(600円)
さて、今回はランチセットなので素うどんです。
手打ちで太さがやや不揃いですが、程よくコシがある極太の讃岐うどんです。
小麦粉は讃岐のものに亀岡産の小麦をブレンドしているそうで、亀岡産の小麦(麦芽)でほんのり灰色に色づいていました。
味も麦芽の風味が強め、讃岐うどんからはやや離れたオリジナルな麺になっています(1週間ほど前から始めた期間限定だそうです)。
うどんはワイルドでオリジナリティが強め
うどんはワイルドでオリジナリティが強めですが、出汁はとても讃岐らしい味わいです。
ふんわりとした魚介の風味にほんのり甘み、亀岡産の醤油が少し強めに使われているようで、よくある讃岐うどんより色は濃いめになっています。
ひと口飲んで、40年前に宇野港連絡船の甲板で食べた懐かしい味が蘇って来ました。
京都ではかなり讃岐の出汁に近いお店だと思います。
京都って讃岐うどんのお店を出しても旦那衆から「生臭い」とか「麺が固い」とか言われて、出汁を「昆布とかつお節」に変えちゃう讃岐うどん店もあります。
こちらのお店でも最初は同様なことを言われたそうですが、讃岐うどんにこだわって来たそうです。
たまごかけごはん もなかなか絶品
たまごかけごはん もなかなか絶品でした。
米の粒が立っているので卵がよく絡み、卵もそんなに主張が強くないので食べやすいです。
亀岡産の醤油も香りがよく辛さは控えめなので、卵かけご飯によく合いました。
ご飯多めなのでお腹も満足、これで600円ならお気楽でいいと思います。
メニューと値段
このお店への行き方や営業時間は?
では「世界のさぬき亭製麺所」さんへの行き方と営業時間などについてです。
場所はJR亀岡駅南口のロータリー西側なのですが、ほんのり奥まったところにあります。
開業は2003年、それまでは自宅前に屋台を出して営業していたそうです。
カウンターの目の前に線路があり、そこに旧国鉄山陰線の車両が飾ってあります。
手が空いたら走らせているんですって!
遊び心もあっていいと思います。
営業時間:11時30分~15時・17時~21時
定休日:日曜日の夜、不定休あり
店主Instagram:https://www.instagram.com/shoubayasi/