京都にも関東風うどんが食べられるお店がありました。それが、京都府亀岡市のJR亀岡駅近くにある「西友亀岡店」の地下一階にあるフードコートのお店「ファーストフード レオ」です。醤油でドス黒く、甘辛いうどんはまさに東京で食べていた立ち食いうどんの味がしました。
最新情報:こちらの店舗は閉店しました。
京都で関東風うどんが食べられる「西友亀岡店」フードコート
![京都で見つけた関東風うどん](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_130908.jpg)
京都で見つけた関東風うどん
東京から京都に移住してきて、もう食べられないと諦めていた食べ物があります。
それが「立ち食いうどん」
それも関東風の醤油黒い汁のウドンというやつです。
![関東風うどんは西友亀岡店のフードコートにあった](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_131401.jpg)
関東風うどんは西友亀岡店のフードコートにあった
京都って駅に立ち食いうどんのお店はあるっちゃあるのでですが、とても数が少ない印象です。
そもそも、駅自体が少ないからではあるのですが、東京のように駅ごとに立ち食いうどんがあるのとは大きな違いを感じていました。
また、うどんは関西風で薄口醤油のものばかり。
関西は出汁文化なので仕方がないものと諦めていたのですが・・・・
京都府亀岡市の古き良きフードコートに、なぜか「関東風うどん」があったのです!
![久しぶりに見たよね、こういう看板](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_131644.jpg)
久しぶりに見たよね、こういう看板
それがあったのが、ふらりと何気なく立ち寄った「西友亀岡店」地下1階のフードコートでした。
エスカレーター降りて、ゲームコーナーの奥になんとも昔懐かしいフードコートがあったのです。
![ファーストフード レオ というお店らしい](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_131915.jpg)
ファーストフード レオ というお店らしい
そのフードコートの奥にあったのが、うどん屋さん。
![ファーストフード店は隣りですが同じ経営っぽいです](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_132154.jpg)
ファーストフード店は隣りですが同じ経営っぽいです
同じ経営らしいファーストフード店は閉まっていましたが、隣接するうどん店は営業していました。
ちなみに閉まっていた方は「焼きそば、焼きうどん、お好み焼き、ラーメン」とかのお店です。
![うどん、丼ものがあるので「麺類一式」のお店みたい](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_132355.jpg)
うどん、丼ものがあるので「麺類一式」のお店みたい
![うどんは350円~、ラーメンもありますね](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_132447.jpg)
うどんは350円~、ラーメンもありますね
うどんは350円~、リーズナブルな立ち食い価格です。
ラーメンもありますねぇ~。
前述のように偶然立ち寄ったので、どんなウドンかは知らないで注文しました。
そしたら、出てきたのです・・・・
関東風の醤油黒い汁のウドンがぁぁあああ!!!
関東風の醤油黒い汁のウドン 紹介
![きつねうどん(450円)](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_132823.jpg)
きつねうどん(450円)
何気なく立ち寄って、うどんでも食うかと注文したのですが、出てきたウドンを見て仰天しました。
そう「関東風の醤油黒い汁のウドン」が出てきたのです。
京都に来て以来、この関東風の醤油黒い汁のウドンを見たのは初めてで、正直「えええぇえぇえええ!!」となりました。
![久しぶりなので慎重に汁を啜ります](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_133021.jpg)
久しぶりなので慎重に汁を啜ります
最近は京うどんという薄口醤油のうどんに慣れていたので、関東風の醤油黒い汁のウドンは久しぶりです。
ショックで気絶しないように慎重に汁を啜ります・・・・
![うめぇ!そして甘い!そんでもって醤油辛い!](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_133021-1.jpg)
うめぇ!そして甘い!そんでもって醤油辛い!
めっちゃ甘くて、それでいて醤油辛い!
40年くらい前によく食べていた新宿駅の小田急から京王線に続く連絡通路の途中にあった立ち食いうどん店の味そっくりです。
甘くて辛い!
京都ではまずないこの関東の味が、なぜか京都の亀岡で食べられるというのは本当に不思議でした。
![細い京うどんではなく太いうどん!汁を吸いこんで色が付く!](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_133429.jpg)
細い京うどんではなく太いうどん!汁を吸いこんで色が付く!
京都と東京のうどんの違いは、とても顕著です。
出汁は「かつお節、昆布」で材料同じではありますが、関東はかつお節が強いんです。
さらに関東は「みりん」で甘いのが特徴、濃口醤油を多く使って黒い汁で甘辛くなります。
京都のうどんは昆布が強くて、魚介が強いと生臭いって思われます。甘くもないので出汁本来の味がします。関西は出汁文化なので醤油も薄口です。
![白ねぎを使っていないのが残念ですが、味は東京のうどんと同じ](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_134840.jpg)
白ねぎを使っていないのが残念ですが、味は東京のうどんと同じ
ネギが白ねぎではないのが少し東京とは違うのですが、甘辛い汁がうどんを白から茶色に染め、久しぶりの関東風うどんで満足でした。
あ、でも・・・生粋の京都人が食べたら、たぶんこれキレると思います。
京都といっても亀岡市なので、きっとこの関東風うどんでも続けてこられたのかもしれません。
・東京はみりんで甘い
・京都は薄口醤油、関東は濃口醤油
・東京は太めのうどん、京都は細めの京うどん
![景色もいいぜ!(昭和50年頃のフードコートの雰囲気)](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_135428.jpg)
景色もいいぜ!(昭和50年頃のフードコートの雰囲気)
このお店への行き方や営業時間は?
![西友亀岡店の地下一階フードコートにあります](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2020-10-09_135532.jpg)
西友亀岡店の地下一階フードコートにあります
さて、これを食べたいという京都人がどれくらいいるのか知りませんが場所を書いておきます。
前述のように「西友亀岡店の地下一階フードコート」です。
JR亀岡駅南口から徒歩3分くらい、私は知りませんが、たぶん昭和からありますよねこれ?
営業時間:9時~23時
定休日:年中無休