みや古 カレーうどん @京都・三条「出汁のコクが味わえる カレーうどん」実食レビュー

今回の「京都案内」は冬に食べたい「カレーうどん」です。京都でカレーうどんというと「みや古」さんが思い浮びます。この「みや古」さんは京都・三条京阪駅すぐ近くにある「麺類一式」の京都の大衆食堂で、関西圏はよくある「みや古食堂」さんのひとつです。

「みや古」のカレーうどんはカレーの味がよく味わえながら辛さは控えめで出汁の旨味を感じるカレーうどんでオススメです。

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京都の大衆食堂で名物「京うどん」を食べると京都がよく分かります


みや古(みやこ)といえば「カレーうどん」

みや古(みやこ)といえば「カレーうどん」

京都は3月7日からまた急に寒くなって、暖かい食べ物が食べたくなる天気となりました。

そんな日は、やっぱり「カレーうどん」だよねということで、三条大橋近くの「めん処 みや古(みやこ)」さんの名物カレーうどんをいただくため行ってきました。

こちらの「みや古」さんは、京都や大阪にたくさんある「みや古食堂(みやこ食堂)」という大衆食堂のひとつで、麺類丼物定食がある「麺類一式」と書かれたお店のひとつです。

すぐ近くには同じく京都の大衆食堂「篠田屋」さんもあります

すぐ近くには同じく京都の大衆食堂「篠田屋」さんもあります

京都にはこういった大衆食堂が、今でもまだたくさん残っています。

すぐ近く(徒歩1分)には老舗の「篠田屋」さんもあるのですが、京都の町をよく見て歩けば観光地以外の住宅街の中にも「大衆食堂」がたくさんあることに気がつくことでしょう。

そして、どのお店でも大衆的な価格で「京うどん親子丼カレーうどん中華そば」などを手軽な値段で食べることができるようになっているのです。

京都の地元民が昔から食べている味を知るのも京都観光だと思います

京都の地元民が昔から食べている味を知るのも京都観光だと思います

こういった京都の大衆食堂では「けいらんしっぽく、のっぺい」など京都では当たり前だけど他府県の方からすれば珍しいメニューにも出会うことができます。

これすべて「うどんメニュー」なのですが、京都人が昔から食べている代表的な「うどん」の種類です。

京都では、こういう地元の方が昔から食べている大衆食堂で食事をすると「京都の味」というのがよく分かります。

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京都・三条「みや古」メニューと値段


京都・三条「みや古」店内

京都・三条「みや古」店内

さて、前置きが長かったですが、京都の三条大橋すぐ近くにある「みや古」さんへ入店してみることにしましょう。

場所柄、観光地なので14時前でもお客さんが入店してきます。

こちらの「みや古」さんでも日本人と西洋人のお客さんが食事をされており、やはり京都の観光地というのはインターナショナル感があります。

さて、こちらのメニューなのですが、イチオシは「カレーうどん」です。

イチオシは「カレーうどん」

イチオシは「カレーうどん」

メニューはたくさんあるので全部掲載できませんが、みや古さんといえば「名物カレーうどん」です。

他にも「麺類丼物付き出し」がメニューにありますが、定食類は「かつ玉セット 790円、牛玉セット 740円」のみのようです。

・肉カレーうどん 660円
・カボチャカレーうどん 660円
・あげカレーうどん 610円
・ねぎカレーうどん 580円
・鳥カレーうどん 710円
・えび天カレーうどん 810円
京都の大衆食堂は値段も安いのです

京都の大衆食堂は値段も安いのです

三条では観光地価格のお店も多いのですが、大衆食堂なので価格は抑えてあります。

京都の大衆食堂の特徴としては「価格が安い」というのが、ひとつの特色なのですが、うどんやラーメンなどは400円~600円程度のお店がほとんどです。

肉カレーうどんも660円とお手軽価格になっていました。

京都・三条「みや古」さんの名物カレーうどん


「みや古」さんの名物カレーうどん、濃いめのカレー味に旨味があります

「みや古」さんの名物カレーうどん、濃いめのカレー味に旨味があります

ということで「みや古」さんの名物カレーうどんが着丼です。

見た目、濃いめのカレーうどんで「半透明ではない」カレーの汁がたくさんかかっています。

京風うどんは「出汁が強め」なのですが、こちらのカレーうどんは「カレーの味わいを強調」したタイプになっていました。

しかし、食べてみると出汁の旨味成分が感じられ、それが辛さ控えめでカレーの風味はよく出ているカレーうどんの味を引き立たせています。

・カレー色が濃いめ
・スパイシーさ(辛さ)控えめだがカレーの味わいが強い
・甘みなど出汁は強くでていないが旨味成分を感じる
・麺は京都らしく柔らかめ
麺は京都らしい柔らかめ

麺は京都らしい柔らかめ

京都うどんは柔らかいのが特徴ですが、こちらも京うどんも「コシのない柔らかい麺」になっていました。

京都では昔から麺は「柔め」というのが基本で、これはお年寄りでもすんなりと食べられるようにという工夫です。

ということは、自然と水分多めの麺になるのですが、京うどんは「出汁が強い」ので麺の水分には負けないようになっており、こちらの「みや古 カレーうどん」もカレー味がよく付いているので汁の味がよく味わえるものになっていました。

私は基本的に「出汁の強い食べ物」が好きなのですが、こちらの「カレー味が強い」汁も奥深いところに出汁の旨味がよく出ていたので完全に飲みきるほどでした。

京都・三条「みや古」への行き方(アクセス方法)


京都・三条「みや古」は三条京阪の駅すぐ目の前です

京都・三条「みや古」は三条京阪の駅すぐ目の前です

さて、京都・三条「みや古」さんへの行き方なのですが、場所は三条京阪の駅すぐ目の前です。

の場合は駅前の有料駐車場(コインパーキング)を使ってください。

自転車の方は、目の前の郵便局の奥に駐輪60分無料の「エコステーション21」があります。

バイク・原付も同じく60分無料で、バイクの場合は三条京阪駅の所にも同じく60分無料の駐輪場がありますので、お昼ごはんを食べるだけなら駐輪場の代金は不要なので便利な場所です。

周辺の自転車・バイク駐輪場案内

周辺の自転車・バイク駐輪場案内

京都府京都市東山区二町目79
営業時間:11時~16時、17:30~20時
定休日:火曜日


うどん

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