京都市左京区、百万遍から東へ今出川通沿いの京大近くに蘭州ラーメンのお店が新店オープンします。お店の名前は「百萬蘭州拉麺」で手打ち麺で提供される蘭州拉麺です。
最新情報:こちらの店舗は2022年1月19日に閉店を確認しました。
2021年5月14日オープン 百萬蘭州拉麺
京都市左京区、京都大学理学部のすぐ近くに蘭州ラーメン店「百萬蘭州拉麺(ひゃくまんらんしゅうらーめん)」が新店オープンです。
開業日は2021年5月14日、今出川通沿いでラーメン屋さんや中国料理店が多い京都大学農学部エリアでの開業。
看板には「蘭州拉麺・手打ち麺」と書かれており、中国は甘粛省蘭州市で200年の歴史をもつ蘭州ラーメンのお店になります。
百萬蘭州拉麺のスープは牛肉と牛骨を20種類以上の薬膳スパイスで8時間以上煮込んだスープ。
澄んだ牛骨スープで細く伸ばした麺を食べるラーメンです。
中国では牛肉面(ニュウロウミィェン)と呼ばれていますが、日本では蘭州ラーメンと一般的には呼ばれています。
その歴史は古く、唐の時代(618年~907年)にはすでに中国大陸で食べられていたそうです。
百萬蘭州拉麺では手打ち麺が使われています。
小麦粉を練って伸ばした麺で、打ち立てのコシがある麺なのが特徴です。
私がお店に入店して感じた雰囲気(店内)は?
店内はカウンター席が奥まで10席ほど、4名テーブル席が2卓ありました。
白壁に黒を基調にしたツートーンデザインの店内で、シルクロードをイメージしたお店になっています。
奥に広いお店で一番奥には厨房がありました。
カウンターは透明シールドで仕切られていて、テーブル席も対面は透明シールドが設置。
入店時に「検温・手指消毒・マスク着用義務」があり、コロナ対策もしっかりとしていました。
このお店のメニューは?
ラーメンは1種類で並盛りと大盛りがあり、値段は850円~950円となっていました。
それ以外は「トッピング・一品もの」で、餃子やチャーハンにおつまみなどがあります。
値段は京大生の多い学生街であることを考えると少しお高めな設定のようです。
蘭州拉麺 大(950円)
牛肉増(+200円)
大根増(+100円)
秘伝茶卵(+100円)
牛肉焼餃子(+350円)
牛肉チャーハン(350円)
やみつききゅうり(350円)
よだれ鶏(350円)
じゃがいもスライス(350円)
注文時に好みを書いて渡すようになっていました。
店員さんは全員日本語があまり話せないためで「麺の太さ・パクチーの量・ラー油の量」を指定可能になっています。
麺の太さはお薦めは「中細」とのこと。
太柱というのは京うどんくらいの太さがある麺で、韮平というのは麺の幅がニラの葉と同じぐらいの平麺のことです。
実食レビュー
今回は「蘭州拉麺(並)」を太柱&パクチー抜きで注文。
それに「秘伝茶卵(+100円)」と「牛肉チャーハン(350円)」を追加セットにしました。
ラー油は普通を選択しましたが、そんなに辛くないので卓上のラー油で調整します。
スープは牛骨で出汁はよく出ており、牛特有のまろやかな味わいです。
今回は太麺だったのでコシが強い味わい、アッサリスープなので細麺の方がお薦めだと思います。
味付けは塩のみで透明、柔らかく煮込まれた牛肉と大根が入っているところが蘭州拉麺らしいところです。
ネギに見えるのはニンニクの芽、パクチーやコリアンダーなどの香草の香りがしました。
一緒に注文した牛肉チャーハンが卵たっぷりの本格中華チャーハンで美味しかったです。
具材もたっぷりで、卓上の酢をかけて食べるのがお薦めです。
このチャーハン、ものすごく美味しいので必ず注文してもらいたいです。これはもう「オスミシュラン」です!
ちなみに、今回の注文で値段は税込み1300円となりましたが、京大生の多い学生街にしては少しお高めかなと思いました。
このお店への行き方は?(駐車場の有無など)
では、京都の百万遍で開業する「百萬(ひゃくまん)」はどこにあるラーメン店なのでしょうか。
場所は百万遍から今出川通を東へ500メートルほどのところです。
京大農学部の正門から見ると西側くらいです。
住所でいえば「〒606-8224 京都府京都市左京区北白川追分町67−7」で、地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(Google Mapsが開きます)。
駐車場・駐輪場はない店舗なので近隣のコインパーキングを使う必要があります(周辺のコインパーキングを探す)。
営業時間は「11時~21時」で、定休日は「火曜日」となっていました。
営業時間「11時~21時」
定休日「火曜日」
駐車場・駐輪場「なし」
住所「〒606-8224 京都府京都市左京区北白川追分町67−7」
地図「こちらをクリック(Google Maps)」
京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。
主に関西の新店・リニューアルオープンをご紹介します。店舗などをまとめ、それを参考に商品開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。