京都の大原に明治の旅館を今に伝えるカフェ「cafe Apied」があります。春と秋だけ限定のカフェで2020年10月2日から秋営業をスタート。風格のある木造建築の中でゆったりとケーキやコーヒーなどをいただけるようになっています。
最新情報:こちらの店舗は閉店しています。
明治の旅館を今に伝えるカフェ「cafe Apied」
明治の旅館を今に伝えるカフェが京都の大原にあります。
お店の名前は「cafe Apied」
大原野三千院へと続く長い坂道の途中にある古民家カフェです。
建物は明治後期に三千院へ拝観する人々のための宿でした。
宿の名前は「旅館ますや」
大原では名の知れた旅館でした。
昭和初期に旅館は廃業、長い年月を経て廃屋になっていたこの建物を平成12年に大改修して今は季節限定のカフェとなっています。
一度行きたいなと思っていた京都のカフェ、今年の春は営業ができなかったそうですが、2020年10月2日~2020年12月13日まで秋営業が始まりました。
金曜日~日曜日までの週末のみの営業ということもあり、土曜日に早起きして大原までバイクを走らせてきました。
店内の様子は?
京都・大原の旅館を大改装してカフェとなっている「cafe Apied」の店内は広くゆったりしています。
洋風の家具、テーブルが並んでいて、客席の間隔もありました。
入ってすぐ右が厨房、横にも奥にも広いので客席エリアと厨房は同じくらいの広さのようです。
入口には手指消毒液も設置してあり、新型コロナ対策をしてからテーブルへ向かいます。
お店の中は手前は洋風をイメージしていて、本棚に本がたくさん並んだ書斎のような雰囲気です。
奥は和風をイメージ、お座敷もありました。
一段上がったところにお座敷、畳敷きの広い和室となっています。
奥には日本庭園と蔵が見えおり、明治・大正期の和洋折衷を存分に感じさせてくれるカフェです。
このお店のメニューは?
メニューはケーキやベーグルにドリンクがセットになっています。
ケーキとコーヒー、もしくはベーグルサンド(or キッシュ)とスープという選び方で、食事風にしたければ後者を選ぶ感じです。
ケーキは5種類「ブルーベリーのレアチーズ、スコーン、キャラメルシフォンケーキ、枯山水ケーキ」です。
ベーグルは2種類「スモークサーモンとクリームチーズ、パストラミビーフとカテージチーズ」の組み合わせ。
キッシュ(土日祝のみ)は週替わりで、スープは「ミネストローネ、季節のポタージュ」となっていました。
ベーグルサンドorキッシュ+スープ(800円)
ベーグルサンドorキッシュ+スープ+ケーキ+紅茶orコーヒー(1500円)
全粒粉のケイク・サレ+豚のリエット+フルーツのコンポート+ピクルス(1000円)
枯山水ケーキ(単品500円)
単品でも注文できますが、セットの方がお得です。
雰囲気が良いので、コーヒーや紅茶といった嗜好品を楽しむ環境としては抜群だと思います。
ちなみに、紅茶はカップとポットサービスがありました。
今回は「ケーキセット(800円)」を注文。
ケーキは「枯山水ケーキ(単品500円)」を選んでみました。
枯山水ケーキは、表面をゴマのバタークリームで覆われた抹茶のアーモンドケーキです。
バタークリームは甘く、中にほんのりとラズベリーで作ったフランボワーズのソースが入っていて、時々くる甘酸っぱさに歓喜しながらいただきました。
雰囲気も良く、ケーキなども全て自家製なのだそうです。
少し遠いけど、お休みの日にのんびりと行くと良さそうなカフェでした。
メニュー
このお店への行き方や営業時間は?
明治の旅館を今に伝えるカフェ「cafe Apied」は京都市左京区の大原にあるお店です。
有名な三千院へと向かう道の途中、国道367号沿いにある唯一のコンビニ・ファミリーマートのところで北東に上がる坂道を進むとあります。
ちょうど、道が細くなるところの手前くらいのところです。
営業時間は「10時~18時」、営業は「金曜日~日曜日」の週末だけです。
前述しましたが、秋営業期間は「2020年10月2日~2020年12月13日」までとなっています。
営業時間:10時~18時
営業期間:2020年10月2日~2020年12月13日の金曜日~日曜日
公式Twitter:https://twitter.com/ApiedOhara
公式サイト:http://apied-kyoto.com/