京都の西院駅近くに新しく「京うどん屋」さんが新店オープンしています。2018年12月21日に開業したばかりの「京うどん・定食 篠や」さんというお店です。ニューは「うどん、そば、丼もの、定食」など、京都らしい大衆食堂の味を引き継ぐ新店は珍しいです。
では、この「京うどん・定食 篠や」さんどんなお店なのでしょうか。
最新情報:こちらのお店は2020年に閉店し、2020年9月4日以降は別の方のお店「うまい処 京てんとう」が新店オープンしています。
京うどん・定食 篠や が京都・西院で2018年12月21日新店オープン
京都といえば「京うどん」で街中にはたくさんのウドン屋さんがあります。
メニューは「うどん、そば、丼もの、定食」があり、庶民のための大衆食堂という位置づけです。
そういったお店を本ブログでは「麺類一式」と呼んでいますが、古いお店が多くて新しくお店が開店することは稀です。
しかし、2018年12月21日に京都・西院で「京うどん・定食 篠や」さんが新店オープンしているのです。
オープンに際して、店頭に貼られた貼紙にもこのように書かれていました。
従来、京都では町内に一軒は庶民のための「うどんやはん」が在り親しまれたものですが、今やその殆どが姿を消しました。
この度一念発起、伝統の味の復活、地域に根ざしたサービスの提供を思い立ち、十二月二十一日から開店致したく誠意準備中です。
その節はよろしくご贔屓頂きますようお願い申し上げます。
京うどん・定食 篠や
確かに、京都の大衆食堂も経営者の高齢化により閉店しつつあります。
そういった懸念から、伝統の味を復活というか継続していくという理念を持ったお店のようです。
では、この「京うどん・定食 篠や」どんなお店なのでしょうか。
京うどん・定食 篠や 実食レビュー
お店に入ってみると、中は広くゆったりしていました。
手前に4人テーブルが2卓、奥にカウンターがL字方に配置されています。
カウンターには7名ほど座れそうです。
今回は「けいらん(700円)」を食べることにしました。
京うどんは今の時期なら「鍋焼き」なんですが、初訪問なので京うどんを代表するメニュー「けいらん」をチョイスです。
文字のごとく「鶏卵」を使った餡掛けうどんのことです。
京うどんは他地域ではあまり見られない独特なメニューになっているのは別記事でも書いたことがありますが、他にも京都らしいメニューがあるお店です。
京都のお出汁は「かつお、昆布」です。
こちらの「京うどん・定食 篠や」さんも同様で、かつおが香るお出汁になっていました。
麺は京うどんなので少し細め、ただ柔めではなく適度な茹で加減でした(京うどんは柔めが多い)。
お出汁の出来は良いと思いますが、やや上品な味わいで、京都の出汁にある後味は少し柔らかい印象でした。
京うどん・定食 篠や メニューと値段
今回は「けいらん」をいただきましたが、他にもメニューがたくさんありました。
基本は「めん類、丼もの、定食」です。
丼ものも「玉子、きつね、親子、木の葉、衣笠、カレー、他人(600円~850円)」など京都らしい構成です。
定食は「から揚げ、かしわ天ぷら、手造りハンバーグ、とんかつ」で800円~900円、かしわ(鶏肉)があるのが京都らしいです。
とろろこんぶ 600円
あんかけ 600円
きざみきつね 650円
ざる 650円
玉子とじ 650円
梅わかめ 700円
甘きつね 700円
しっぽく 700円
たぬき 700円
けいらん 700円
のっぺい 750円
鳥なんば 750円
中華そば 700円
カレーうどん 750円
山かけ 750円
肉うどん 800円
にしん 850円
肉カレーうどん 850円
天ぷら 850円
鍋焼きうどん 900円
肉鍋焼きうどん 950円
天ざるうどん 950円
天ざるそば 1000円
京うどん・定食 篠や 営業時間と定休日
では「京うどん・定食 篠や」さんの営業時間や定休日についてです。
営業時間は「11時~15時、17時~21時」で、定休日は「日曜日」となっています。
京都で日曜日休みのお店は地元密着型のお店くらいなので珍しいです。
営業時間:11時~15時、17時~21時
定休日:日曜日
京うどん・定食 篠や アクセス方法
次に「京うどん・定食 篠や」への行き方についてです。
西院駅から佐井通(春日通)を南へ、5分かからない所に飲食店が並ぶエリアがあります。
有名な「佰食屋」、そしてラーメンの「鶴武者」のところです。
駐輪場や駐車場はありませんが、前にコインパーキングがありますので、自家用車で行く場合はそちらをご利用ください。