京都の四条烏丸に味噌ラーメン店「KYOTO MISO RAMEN KAZU(京都味噌ラーメンカズ)」が2018年12月1日に新店オープンするそうです。場所は大丸京都店のすぐ北で、大黒屋のある商業ビル1階だと告知されています。
京都では珍しい味噌ラーメンですが、海外展開している「MISOYA」の逆上陸店です。
最新情報:こちらのラーメン店は2019年8月28日で閉店となり「中華小皿 桃天」に業態変更となります(麺類あります)。
KYOTO MISO RAMEN KAZU が四条烏丸で2018年12月1日に新店オープン
2018年12月1日に烏丸の「大丸京都店」北の商業ビルで「KYOTO MISO RAMEN KAZU」が新店オープンするようです。
店名からは「味噌ラーメン」のお店であることが想定できますが、京都で味噌ラーメンは珍しくて、これまで繁盛した試しはありません。
京都人の好みでは味噌ラーメンは辛いので流行らないのですが、その味噌ラーメンを提供するお店が「KYOTO MISO RAMEN KAZU」です。
運営元のサイトを見ると関連店舗は「麺処 森元 松井山手店」と「葱太郎」です。
森元は地元の鷹峯で1805年創業の老舗醤油店「松野醤油」を使ったラーメンを提供しています。
葱太郎は和食ファミレスで、以前「豚しゃぶラーメン」を紹介したことがあります。
その運営元とは「株式会社治元」という会社なのですが、ラーメン自体は「麺処 森元」も「葱太郎」も一切関係なさそうです。
というのも、実際には治元の子会社である「株式会社ミライダイニング」のラーメンブランドが「KYOTO MISO RAMEN KAZU」だからです。
子会社の「株式会社ミライダイニング」が運営するラーメン店は「蔵出し味噌 麺場 田所商店」、それの海外展開ブランドがニューヨークやミラノにある「MISOYA」です。
その「MISOYA」が、京都に逆上陸という形で「KYOTO MISO RAMEN KAZU」をオープンさせるというややこしい話です。
・葱太郎(とんこつラーメン)
・KYOTO MISO RAMEN KAZU(味噌ラーメン)
・蔵出し味噌 麺場 田所商店(味噌ラーメン)
・MISOYA(味噌ラーメン)
海外にある味噌ラーメン店「MISOYA」の逆上陸ブランドで田所商店のこと
2018年12月1日に新店オープンする味噌ラーメン店「KYOTO MISO RAMEN KAZU」は、海外で展開している味噌ラーメン店「MISOYA」が凱旋帰国ということになります。
ただ「MISOYA」の国内ブランドは「蔵出し味噌 麺場 田所商店」です。
ということで「KYOTO MISO RAMEN KAZU」は平たく言うと「田所商店」のことらしいくらいに思っておくと分かりやすいかと思います。
・MISOYAが田所商店の海外ブランドとして国外でラーメンを提供
・そのMISOYAが日本に逆輸入されて「KYOTO MISO RAMEN KAZU」を出店
京都味噌ラーメンカズ 新店オープン日に行って来ました
ということで、京都味噌ラーメンカズの新店オープン日に行って来ました(2018年12月1日)。
大丸の北というアクセス抜群の店舗で、中二階なので目立ちますが、大丸側からはラーメンのラの文字も見えないので分かりづらいかもしれません(大丸側に向いた小さい立て看板もあれば良いかも)。
この「KYOTO MISO RAMEN KAZU(京都味噌ラーメンカズ)」さんの特徴は「京都、北海道、名古屋、九州」の4種類の味噌ラーメンがあることでしょう。
京都では味噌ラーメンはまず流行らないので、このように各地の味を楽しめる工夫は良いと思うし、京都風味の味噌であれば京都人も食べに来てくれるように思えました。なぜなら、京都人は札幌味噌ラーメンはほぼ食べないからです。
店内は奥に長いですが、広さがあります。
広さの割にはカウンター席数とテーブル席数は少し少なめでしたが、ゆったりした雰囲気でゴミゴミした感じが一切ないのが良いと思いました。
京都味噌ラーメン(塩麹味玉入り)紹介
メニューは4種類(後述)があるのですが、今回は「京都味噌ラーメン(塩麹味玉入り)」を食べてみることにします。
こちらは京都の白味噌と西京味噌をブレンドした「ほんのり甘味のあるラーメン」で、鶏清湯はアッサリですが鶏の出汁がよく出ています。
京都の人が好きそうな味付けで、十分満足できる美味しいラーメンでした。
味噌ラーメンだから太麺かなと思ったら、京都味噌ラーメンは「細麺」を使っていました。
京都は中細麺が多く、ここまで細いのは珍しいのですが、低加水の細麺と白味噌がよく合っています。
全体的なバランスがよく、関東の方にはかなり薄味に感じるかと思いますが、京都では十分な味付けです。
味はかなり美味しいと思いますので、食べてみて損はありません。
2019年に再訪したところ「カレーの風味香る担々麺」が販売されていました。
これもかなり美味しい担々麺で、このお店のレベルの高さが伺えました。
でも、2019年8月28日で閉店なんで残念です。
2019年8月28日で閉店して中華料理店に業態変更
河原町の一等地に大きい箱で営業していて、味もすごく良いラーメン店という「KYOTO MISO RAMEN KAZU」さんですが、2019年8月28日に閉店するとの告知がありました。
すぐに中華料理店としてリニューアルオープンするということなので、またラーメンが味わえるかもしれませんが、残念な話しかもしれません。
KYOTO MISO RAMEN KAZU メニューと値段
KYOTO MISO RAMEN KAZU(京都味噌ラーメンカズ)では「京都、北海道、名古屋、九州」の4種類の味噌を使ったラーメンがあります。
値段は「トッピング普通」で850円から、トッピング「味玉入り、レアチャーシュー増し、パーコー入り」で4種類のトッピングがメニューに記載されています。
サイドメニューも多く「餃子(味噌ダレ)」や「カレー肉みそごはん」がオススメとのことでした。
・北海道 890円~(北海道味噌が芳醇でクリーミー)
・名古屋 880円~(八丁味噌でコクが濃厚の焦がし味)
・九州 900円~(九州味噌の担々麺、花椒のピリリとした味わい)
KYOTO MISO RAMEN KAZU 営業時間や定休日
KYOTO MISO RAMEN KAZUの営業時間は「11時~23時」です。
定休日は「火曜日」となっています。
立地は大丸京都店(だいまるきょうとみせ)の真北で、質屋の「大黒屋」があるビルです。
営業時間:11時~23時
定休日:火曜日
公式Instagram:https://www.instagram.com/mirai_dining/
親会社:http://www.zigen-jp.com/
公式サイト:http://www.mirai-d.com/
京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。
主に関西の新店・リニューアルオープンをご紹介します。店舗などをまとめ、それを参考に商品開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。