京都大学農学部すぐ近くにあった完全無化調の濃厚ラーメンを提供していた「志七そば 吉田屋」さんが2018年4月27日をもって閉店されていました。閉店理由は「健康上の理由」で、京大周辺のラーメン店が多いエリアから撤退するお店(ラーメン・中華)も今年で6店舗目です。
新しいラーメン店もできており新旧の入れ替わりはある程度は仕方のないことですが、ラーメン店が閉店していくのは寂しいものです。
志七そば 吉田屋 が2018年4月27日をもって閉店
京都・北白川と百万遍交差点の中間ほどにある京大生御用達のラーメン店「志七そば 吉田屋」さんが2018年4月27日をもって閉店されました。
ラーメン大好きなオーナー(吉田氏)が2007年にオープンさせたラーメン店で、完全無化調のラーメンを作り続けてきたお店です。
閉店は健康上の理由とのことですが、新手のラーメン店も多い京都大学周辺エリアでは、新店の影に隠れてしまっていた感はありました。
2018年4月28日午前中に見に行ったところ、特に貼り紙などもなく「閉店」であることは周知されずに「ひっそり」とした閉業になっていました。
スープは「豚骨、鶏ガラ」の合わせスープに、旨味成分として「しいたけ、昆布、カツオ節」などを使った「どろっとした濃厚ラーメン」を提供していました。
この界隈では、同じくラーメン店「てっぺん」さんが2018年2月末で閉店し、中華家庭料理「李白」さんが2018年3月に閉店しています。
近くの「あかつき」さんもちょっと客足が少ない感じもしますし、田中里ノ前の「来々飯店」さんも2017年12月30日に閉業と閉店が続いています。
今回は「健康上の理由」ではありますが、京都の景気は一向によくならず、大都市・大企業への利益集中で地方経済は疲弊しつづけています。ここ20年以内に開業したお店などが先に潰れていく傾向があり、古いお店が多い京大周辺エリアでは特に閉店が目立つようです。
志七そば 吉田屋 への行き方
志七そば 吉田屋 さんがあったのは、京都大学農学部のすぐ近くで、吉田山の北側です。
この通り(今出川通)は飲食店が多く、京大周辺は特にラーメン店が集中しているエリアでもあります。
ラーメン店が減っていくのは寂しいものですが、新しいラーメン店もできており新旧の入れ替わりはある程度は仕方のないことです。
しかし、新店のみがクローズアップされるのでは不平等で、本ブログでは積極的に既存店も紹介して京都の活性化に微力ながら協力していけたらと思います。