今回の「京都案内」は京都市右京区にある讃岐うどん専門店「さぬきうどん中野屋 京都店」さんで朝うどんを食べてきました。女将さんが高松出身の方で15年ほど前から龍安寺近くにお店を構えています。
小さい頃食べていた本場讃岐うどんにかなり近い味がするお店でした。
京都・龍安寺で朝うどん
今回の「京都案内」は、朝9時から朝ウドンが食べられるお店「さぬきうどん中野屋 京都店」さんへ行ってきました。
京福線「龍安寺駅」の近くにある本場讃岐うどんのお店です。
店内には麺切り器があり、生めんの打ちたてを食べることができます。
店内にはテーブル席が4つほどあり、カウンターでは女将さんが讃岐うどんを茹でていました。
天ぷらは大きいものが100円からと、さながら高松にあるセルフうどん店のようです。
讃岐うどんといえば天ぷらで食べるのがスタンダードなので、さっそく野菜やちくわの天ぷらで食べてみることにしました。
さぬきうどん中野屋 実食レビュー
メニューは「かけ 270円」からで、チェーンの「丸亀」さんとか「はなまる」さんとかと変わらないお値段です。
カウンターには「天かす・ねぎ・生姜」も置かれています。
なんでか知らないのですが香川のウドンって「生姜」入れますよね。
あと、9時~11時までは「朝うどんタイム」で、生卵が1個サービスになっていました。
こちらが「かけうどん 270円」です。
うどんは少しコシのある、ややツルの本場讃岐うどんです。
祖父が高松の人だったので、しばらく高松で過ごすなどした時に食べた讃岐うどんに近いものだと思いました。
こちらの讃岐うどんは、最近流行りの「コシとツルツル感」を追求したものではありません。
この前行った西ノ京の有名店「さんたく」さんは(紹介)、讃岐うどんのコシとツルツル感を究極に極めたお店で、もはや讃岐うどんではなくなっていましたが、今回の「さぬきうどん中野屋」さんは本場の味がします。
出汁も美味しいものでしたが、これは京都人の舌に合うようにアレンジされていました。
普通、讃岐うどんは「イリコ出汁」なのですが、ちょっと味が違うなと確認したところ「昆布とカツオ」を使っているとのことでした。
これは15年ほど前にオープンする際、地元の方に試食をしてもらったところ・・・・
京都人にはイリコが不評だったのが理由
とおっしゃっていました。
ゲソやエビの天ぷらは140円、野菜やチクワの天ぷらは100円でした。
ということで「ナス・ちくわ」でいただくことにします。
ナスの天ぷらも大きいもので、これもチェーンの讃岐うどん店と同じリーズナブルな価格です。
天ぷらは油の味を感じさせないもので、これは高松にいた頃に食べた天ぷらと似ていました。
私の知っている讃岐の天ぷらって、サクッとかパリッとか油が美味しいとか、そういう天ぷらではないのですが、天ぷらもやっぱりそういう味わいでした。
女将さんと少し話したところ、実は高松出身なんだそうです。
ですよね、食べてて「昔ながらの讃岐うどんっぽい」なと確かに思いました。
さぬきうどん中野屋 基本情報
さて「さぬきうどん中野屋」さんの場所ですが、ちょっとわかりづらい場所にあります。
北野白梅町駅から2駅「龍安寺駅」の北側で、徒歩3分くらいのところにお店があります。
高松出身の女将さんがつくる本格讃岐うどんのお店(ただし出汁はカツオと昆布)で、高松などで食べるウドンにかなり近い味がします。
個人的には「イリコ出汁」で食べるのがベストなのですが、小さい頃から食べている本場の讃岐うどんに近い味で美味しくいただくことができました。
京都府京都市右京区谷口垣ノ内町7−22
営業時間:9時~14時
定休日:月曜日・日曜日・祝日