ブラックバスを食べたことがありますか?滋賀県では、なんとブラックバスを料理して食べるというのです。臭みがあって食べられないというブラックバスですが、琵琶湖の近くではそれを美味しい天丼にしてしまうというのです。
その名もバス天丼(ブラックバス丼)!一度は食べてみたいですよね?
琵琶湖にブラックバス料理を出す店がある
いつもの「京都案内」ですが、今回もちょっと拡大解釈して滋賀県まで行ってきました。
なんと!琵琶湖付近では「ブラックバス」を使った料理を出すお店があるというのです。
ブラックバスといえば「臭みがあってマズイ」と言われますが、その魚を滋賀県では食べて消費しているのです。
ブラックバスは通称で「オオクチバス」という外来種のことです。
他に「コクチバス」や「ブルーギル」なども同じく外来種の魚です。
琵琶湖では1974年に初めて見つかり、魚のえさを食い尽くすことから琵琶湖の在来種である「ビワマス」などに影響が出てしまう厄介者として扱われてきました。
そのため「ブラックバス」や「ブルーギル」は滋賀県では「リリース禁止」になっています。また、生きたまま持ち出すことが禁止されてもいたりします。
ということであれば・・・・
食べるしかないわけです!
ブラックバス料理を出すレストラン「にほのうみ」
ということで、我々も滋賀県の事業に貢献しようと思い、ブラックバス料理を出すという滋賀県立琵琶湖博物館のレストラン「にほのうみ」さんに行ってまいりました。
もちろん、ブラックバスを食べるためです。
滋賀県の博物館だからとナメてはいけません。
最近リニューアルしたばかりで、オープンテラス風のレストランになっています。
博物館の中のレストランですが、レストラン利用だけだと入館料は不要です。
このレストラン「にほのうみ」ではブラックバス料理は天ぷらとして提供されています。
(1)バス天丼 930円(ブラックバス)
(2)湖の幸の天丼 930円(ブラックバス+ビワマス)
(3)湖の幸の天ぷら3種盛り合わせ 670円(ブラックバス+ビワマス+ナマズ)
今回は琵琶湖産ブラックバスだけを使った「バス天丼」を食べることにしました。
バス天丼
これが、あのブラックバスで作った天丼です!
バス天が2つ入っており、他にはカボチャとナスの天ぷらが入っています。
もうひとつ葉っぱの天ぷらがついていますが、最初は「シソの葉」かなと思ったのですが、たぶんこれ「桑の葉」です。
これが料理前のブラックバスです(笑)
うん、でもなんか食べられそうな気もしますよね!
実は臭みがあるのは皮の部分なので、白身のところは普通の白身のフライなんかで食べる魚となんら変わりがないのです。
味は淡泊な白身の魚と何ら変わりません。
もし、ブラックバスが「白身魚のフライでございますぅ」とか言われて出てきても・・・・
「うん!これはおいしいスケソウダラだねぇ~」などと言ってしまいそうな位のレベルでした。
滋賀県立琵琶湖博物館への行き方
このブラックバスの料理が食べられる「滋賀県立琵琶湖博物館」への行き方ですが、琵琶湖大橋(有料)を渡ってすぐ南下した琵琶湖沿い(県道559号)にある博物館です。
今年の夏にリニューアルしたばかりで内装はだいぶキレイです。
大津方面からでも近江大橋(無料)を渡って北上しても行くことができます。
(1)普通車 550円
(2)自動二輪・原付 200円
駐車場は残念ながら有料です。
これはもう滋賀県なんで仕方のないことです。
ただし、バイクなどは無料な場合もあります。今回の取材ではバイクは無料でした。たぶん閑散期だけだと思いますが駐車場で「あそこに停めてください」と言われたところは無料駐車場でした。
博物館も有料で750円が必要です。
ただし、これも受付で「レストラン利用なんですが」と言うと無料で入ることができます。
というのも、受付から中に入っても、博物館エリアはチケットを見せて入る必要があって、レストランエリアはチケットがなくても入れるからです。
なので、受付でチケットを買わなくてもレストランまでは行くことができるのです。
滋賀県草津市下物町1091
営業時間:11時~17時
定休日:
URL:http://www.nanyouken.co.jp/nionoumi/
ブラックバスの天丼 まとめ
ということで、琵琶湖にブラックバス料理を出す「にほのうみ」というミュージアムレストランがあって、そこには「バス天丼」というブラックバスを使った天丼が食べられます。
(1)琵琶湖産のブラックバスを使用
(2)ミュージアムレストラン「にほのうみ」にある
(3)白身魚としか思えない味
(4)意外に美味しい
興味があったら、一度食べに行ってみてはいかがでしょうか?
今回は2018年9月22日に放送される『満天☆青空レストラン』で紹介される食材「ビワマス」に「ブラックバス」の実食レビューや食べられるお店の紹介です。ビワマスというのは琵琶湖水系にしか生息しない国産の魚(固有種)で、サケ科なので味はサーモンに似ています。滋賀県の湖北(長浜や彦根)で観光用にメニュー化されていることが多く、湖南でも道の駅で食べられるお店があります。
滋賀県はびわ湖の幸を食べに行ってきました。びわ湖グルメといえば「ビワマス」ですが、長浜や彦根まで行かないとなかなか食べることができません。しかし、大津でも琵琶湖のトロと言われる「ビワマス」を食べることができるお店はあります。
京都からも近い滋賀県の琵琶湖です。それも「琵琶湖博物館」をたっぷりと見てきましたので実食レビューしたいと思います。ここでは琵琶湖の古代から現在までの展示物が実際に触れるようにもなっており、水族館もあることから滋賀県のデートスポットにもなっています。