今回の「京都案内」はまた拡大解釈して滋賀県はびわ湖の幸を食べに行ってきました。びわ湖グルメといえば「ビワマス」ですが、長浜や彦根まで行かないとなかなか食べることができません。しかし、大津でも琵琶湖のトロと言われる「ビワマス」を食べることができるお店はあります。
今回は大津市「湖の駅(うみのえき)」でビワマス定食を食べてきました。
最新情報:2018年9月22日放送『青空レストラン』でビワマスが紹介されます。もっと詳細なまとめ記事「びわ湖の珍味魚「ビワマス&ブラックバス」まとめ!青空レストランでも紹介」もありますので、ぜひご覧ください。
滋賀県にはビワマス丼などの琵琶湖グルメがある
ある日、うちの困ったちゃん温泉担当が「ビワマスを食べたい」と大騒ぎしていました。
ということで、滋賀県は琵琶湖のほとり大津市「大津港」まで行くことになったのです。
琵琶湖はまるで海のような超ド級の湖で「ビワマス・ブラックバス・なまず」が釣れたりします。
そのため、観光客目当てでビワマスを使った「ビワマス丼」や「ビワマス定食」を食べることができるお店もあったりするのです。
以前、琵琶湖博物館の中の食堂「にほのうみ」にブラックバス丼を食べに行ったことがあります。(当時の紹介はこちらです)
そこに天ぷらの「ビワマス丼」もあったのですが、今回はもうちょっと京都寄りで行きやすい大津市で「ビワマス定食」を食べてきました。
ビワマスとは
ビワマスは琵琶湖に住む固有種の魚です。
逆にブラックバスなどは外来種ですが、ビワマスは昔から琵琶湖に住んでいる「琵琶湖水系にしかいない魚」のことです。
淡水魚でサケ科に属し、今の夏の時期が脂ものって旬になります。
ビワマス定食 実食レビュー
ということで、大津で「ビワマス定食」を食べることができる「ラウンドワン」へやって来ました。
こちらには「湖の駅(うみのえき)」という滋賀県の産直品が販売されている店舗が入っており、そこにフードコート風のレストランが併設されているのです。
とはいえ「観光客用」で、滋賀県の方が普段から「ビワマス」を食べているわけではありません。
途中で、魚屋さんなどに寄って聞いてきましたが「ビワマスは観光用で普段は食べないね」とおっしゃっていました。
スーパーや魚屋さんで買って食べるくらいはあるようですが、郷土料理というものではないということです。
おいしや御膳 1250円
よし籠御膳 1250円
湖の駅御膳 973円
ビワマスを使ったお料理は3種類ありました。
すべて「びわ湖産ビワマス」を使ったお料理と書かれています。
ビワマスは3種類とも焼き魚になっています。
今回は「よし籠御膳 1250円」をいただくことにしましたが、我々は貧乏人で辛気臭いので給料1年分のお値段にビビりまくりです。
温泉担当 「こんな豪勢な宮廷料理が滋賀にあるとは!(*⁰▿⁰*)」
困ったちゃんがまたド失礼なことを言っていますが、ぜひスルーしてください。
琵琶湖でしか食べることができないビワマス
ビワマスはサケ科なので、いわゆる「サーモン」です。
焼く前はピンク色をしていますが、焼き魚は白身のようになっています。
味は・・・・
サーモンです。
フードコートなので冷凍ものだと思われ、そんなに脂がのった感じではありませんでした。
前述したように、本場の滋賀県でもあまり食べる機会はないそうで、観光用で料理を出すお店があるくらいとのことです。
相当な美味であれば、もちろん地元の方々もこぞって食べるのでしょうけど、特別おいしいというわけでもありません。
でも、琵琶湖でしか食べることができないという「ビワマス」はご当地料理としては注目を得る機会がある食材だと言えます。
琵琶湖のトロ?「ビワマス」まとめ
ということで、滋賀県は琵琶湖の魚(固定種)である「ビワマス」を京都からも近い大津市で食べて来ました。
琵琶湖の南側でも探せば3箇所ほど「ビワマスが食べられるお店」があります。
※「近江和菜 ちよだ」では前に「ビワマス親子丼」がありましたが、季節によっては無い場合もありますので公式サイトでご確認ください。
琵琶湖の北側「長浜、彦根」まで行けば、観光地に「ビワマス丼」を提供するお店を見つけることができます。
長浜市の名店「茂美志や」さんといえば「のっぺいうどん」の老舗ですが「ビワマス丼」が提供されているのを確認しています。
琵琶湖のトロとも称されるのですが、味わいは至って普通に「サーモン」です。
観光用として食されている魚なので、話題目当てで本場の長浜や彦根まで刺身の「ビワマス丼」を食べに行くのも良いのですが、かなり遠いので気楽な場所で食べることができるビワマス料理として大津市の「湖の駅(うみのえき)は貴重な存在だと言えます。
ちなみに「ビワマス」は最近では楽天の通販でも入手可能です。
滋賀県大津市浜町浜町22番1号
URL:http://www.round1.co.jp/shop/tenpo/shiga-hamaotsu.html
琵琶湖のアユを食べに長等商店街へ行く
さて、ビワマスを食べた後に、温泉担当が今回の企画を根底から覆すことを言いやがりました。
温泉担当 「アユの方がうまいんだなっ!d(ŐдŐ๑)」
ビワマス食べたい言った口で、とんでもないことを言いやがりますが、もうこういう生き物だと思ってください。
ということで、大津市の「長等商店街」までやってきました。
大津の路面電車の通る道にある3つの商店街「長等・菱屋町・丸屋町商店街」がつながっている長いアーケード商店街です。
かつては花街もあった歓楽街でしたが、今のところはちょっと寂れた感じが漂う商店街です。
そこにあるのが「淡水魚介専門 タニムメ」さんです。
淡水魚介専門 タニムメでアユを食べる
淡水魚介専門の魚屋さんというのも初めて見ましたが、珍しいお店もあるものです。
近くの「八百与」さんという佃煮などを扱うお店で聞いたところ、こちらが魚の卸などをしているので行ってみると良いとの地元情報を聞いて行ってきました。
「活鮎塩焼 350円」となっており、美味しそうなアユが並んでいます。
アユはびわ湖で獲れたり、養殖したものが出回っており、このサイズだとたぶん養殖ものかなと思われました。
もっと小さい小指くらいのアユで天然ものを佃煮にしたものも近くの「八百与」さんで販売されていました。
やっぱり川魚の王様と言われるだけあってアユは最高においしかったです。
鮎も京都や滋賀では夏が旬で、山間部でもアユ釣りが盛んな時期です。
淡水魚で琵琶湖周辺で一番よく売られている魚なので、夏に一度くらいは食べておきたいお魚です。
滋賀県大津市長等2丁目3−36
URL:http://tanimume.jp/78.html