今回の「グルメ紹介」は、福井県の珍名物「うそば」の紹介です。いわゆる「奇食」とも言える「ウドンと蕎麦が一緒になった合体麺」というと分かりやすいかもしれません。しかし、その味は無類で「うどんでも蕎麦でもない」摩訶不思議な味わいなのです。
ではこの「うそば」いったいどんな食べ物なのでしょうか。
ウドンと蕎麦の合体麺「うそば」
今回の「グルメ案内」は「うそば」という摩訶不思議な麺の紹介です。
嘘のような本当の話「うそば」とはウドンと蕎麦が一緒になった究極の合体麺のことなのです。
ウドンなの? 蕎麦なの?
食べてみたところ「うそば」とは、全く新しい食感と味がする別次元の麺でした。
「うそば」が食べられるのは福井県にある「若狭熊川宿」という鯖街道にある宿場町、福井県小浜から京都の朝廷へ鯖を運んだ「鯖街道」の途中にあります。
今回はそんな宿場町で食べる「うそば」の紹介です。
「うそば」を食べるために若狭熊川宿へ行ってきました
「若狭熊川宿」は、昔そのままの雰囲気を残した宿場町で小浜市の日本文化遺産にも含まれている名所です。
新名物「うそば」は、この宿場町の道の駅である「道の駅 若狭熊川宿」のレストラン「食事処 四季彩館」で提供されています。
名物メニュー「うそば」は数量限定。
メニューには「うどんとそばが仲良くくっついて、それぞれの個性が絶妙な食感を生み出す」と書かれており、なにやら興味を誘います。
「食事処 四季彩館」は食券制なので、入口で「うそば 700円」の食券を買って待ちます。
店内は4人席がたくさんある中2階のフロアで、結構広いお店という印象でした(1階にカウンター席もあります)。
さて、茹で上がりまで5分ほどで「うそば」とご対面です!
熊川宿の新名物「うそば」紹介
出来上がった「うそば」は、見た目はスルメの細切りにも似ています。
太さは京うどんくらいの細さで、表面はそば粉の色がうっすらと出ていました。
麺にもそば粉が若干混ざっているようで、小麦だけの白さではない「うっすら蕎麦色」となっています。
この「うそば」、ものすごく不思議な味がします。
食べていると「ウドンかな」と思った瞬間に「やっぱ蕎麦だな」と思うのですが、噛んでいると「ウドンにしか思えない」と思いつつ「蕎麦の香りがする・・・・」と思う麺なのです。
・食べた瞬間「蕎麦」
・噛んでいくと「うどん」
・香りは「蕎麦」
うそば まとめ
ということで、この「うそば」ですが・・・・
これまでにない全く新しい味がしました。
ウドンとか蕎麦を考えてはいけないレベルの別物で、これは「うそば」という食べ物なのでした。
どっちかといえば「ウドンと蕎麦の良いところがどっかいった麺」というとわかりやすいかもしれません(笑)。
・蕎麦の香りがするウドン
・食べられるのは福井県の「道の駅 若狭熊川宿」のみ
・まったく新しい食べ物だと思った方がよい
うそばが食べられる「道の駅 若狭熊川宿」への行き方
さて、うそばが食べられる「道の駅 若狭熊川宿」への行き方(アクセス方法)です。
滋賀県高島市から福井県小浜市へ向かう国道303号線沿い、いわゆる「鯖街道」にある道の駅です。
当地は「若狭熊川宿」という歴史ある建物が立ち並ぶ文化遺産があり、そこにあるのが「道の駅 若狭熊川宿」です。
京都市内からでも滋賀県の大津市からでも、現代の鯖街道である「国道367号」を行くほうが速く到着しますので、行く場合は「国道367号」がオススメです。
営業時間:9時~16時(売店は18時)、冬季(12月~2月)は9:30から営業)
定休日:年末年始、3の倍数月の第二木曜日
URL:http://kumagawa-juku.com/