6月7日放送『世界の何だコレミステリー』で、京都府亀岡市の桜の形をした石「桜石」が紹介されます。湯の花温泉の北丘陵で採取される菫青石(きんせいせき)のことで、表面に桜花の紋様が見られることから「桜石」と呼ばれています。亀岡市ひえ田野町柿花にある「桜天満宮」で見ることができる貴重な石です。
予告でも「貴重な石で、場所は公開できない」とされていますが、それは番組的な話であって場所は普通に知られています。
京都秘境ハンター

今回は京都府亀岡市の「桜天満宮」で「桜石」を探しにいきました
今回の「京都秘境ハンター」は連続して京都府亀岡市へ行ってきました。
行った場所は「積善寺(しゃくぜんじ)」で、そこに一緒に祀られている「桜天満宮」が目的地です。
「桜」というくらいだから「桜の名所」なのでしょうか?
いえ、ここにあるのは桜といえども、幻の石「桜石」です。
では、その幻の石「桜石」とはどのようなものなのでしょうか?
ミネラルフェア戦利品ご紹介ー
①桜石(母岩付き)
母岩に花模様があるのが可愛いのです!岩の雰囲気も良いのですよ(´∀`*)#ミネラルフェア #鉱物 pic.twitter.com/9IuNVaZsMf— Ray-れい- (@ray_dia04) 2017年6月6日
桜石とは

桜花文様の石は花崗岩と粘板石の接触でできた鉱物
京都の「桜石」というのは、ひえ田野町柿花(簸田野町柿花)で採取される石のことで、表面に桜のような紋様が入った石のことです。
中生代白亜紀(約1億4500年前~約6600万年前)の断層から見つかっており、桜花文様は花崗岩と粘板石の接触でできたものとされています。
6月7日放送『世界の何だコレミステリー』で紹介されることにもなっており、予告では「貴重な石で、場所は公開できない」と書かれていました。
とはいえ、「桜石」は通販でも売っている石で、場所も知られています。
この桜花紋様は「菫青石(きんせいせき)」が風化したもので「菫青石仮晶」というのが本来の名前です。
その「桜石」のある場所が、京都府亀岡市の「積善寺(しゃくぜんじ)」内にある「桜天満宮」です。
場所は非公開ということではないのですが、大正11年から国の天然記念物にも指定され、盗掘なども多いことから現在では採集禁止になっている石です。(見学のみ可能)
桜石を探しに桜天満宮へ

苔むすお寺「積善寺」
「桜天満宮」の場所ですが、京都府亀岡市の国道372号を西に向かうと「湯の花温泉」があって、その北の山に「積善寺(しゃくぜんじ)」という苔に覆われたお寺があるのですが、その中に「桜天満宮」があります。
天満宮というだけあって、菅原道真に所縁があるのですが、菅原道真が自作したとされる土像を祀るのが「桜天満宮」です。

桜天満宮の様子
「桜天満宮」は元々はすぐ近くの「とくなげ山麓」にあったようですが、建久元年(1190年)に今の場所に移されてきたとされます。
では、この「桜石」はすぐに見つかるものなのでしょうか?
実はこれなかなか見つけることができません。
なかなか見つからない桜石

出来の悪そうなのが見つかっただけです
この「桜石」なのですが、近年ではずいぶんと数が少なくなっているということで、なかなか見つけることができません。(ないわけではありません)
入山は「積善寺」の参道手前にある脇道からと、「湯の花温泉」の通りにある仏像のところの2か所あって、どちらからもアタックしてみたのですが、簡単に見つかるものではありませんでした。

こんな場所から小さい石を探すとか苦手です
今回もうちの困ったちゃん「温泉担当」を伴っての万全の調査体制だったのですが、彼の霊感をもってしても見つけることができませんでした・・・・
と言いたいところですが、すぐ近くに「湯の花温泉」があるものだから、温泉担当はソワソワしだして、気が付いたらいなくなっていました(笑)。

しかたなく「編集担当」とやる気のない「フード担当」で探すはめに
しかたなく「編集担当」とやる気のない「フード担当」で探すはめになったのですが、入山から2時間かかっても見つからないため、今回は断念することにしました。
なかなか見つからないから「貴重な石」というわけですね(うんうん)。

湯の花温泉側からの入山口
桜天満宮 基本情報

京都・亀岡市にある「桜天満宮」
さて、今回行った「桜天満宮」の場所です。
要するに亀岡市の「湯の花温泉」のところなのですが、国道9号(山陰道)の「亀岡市役所」から国道372号を行くと温泉街まで行くことができます。
ただし、京都縦貫道路(高速)の下で、クランクしている道なので、間違ってまっすぐ行って国道472号に入らないようにしてください。
桜石は見つからないかもしれませんが、リーズナブルな「烟河(けぶりかわ)」さんという日帰り温泉もあるので、ドライブに行くのが良い場所です。
京都府亀岡市ひえ田野町柿花梶林
評判(口コミ)
ミネラルフェアでお迎えしたった桜石ちゃんと〜
一目惚れした水草と金魚が入ってるみたいなガーデンクォーツちゃん pic.twitter.com/50H7lHZNTB— たかつき₍₍⁽⁽ฅ•ω•ฅ₎₎⁾⁾ (@takatsuki1609) 2017年6月6日
飯田橋の戦利品。戦利品報告見る度に思ったんですが、桜石結構買ってる人多くないです?w
あとナイジェリアのベリルって値段下がりました?なんか安いのが居たんですが。。。投げ売り? #鉱物 pic.twitter.com/kwAcG9MkCR— じゃが~ ⊿ (@Kartoffel11) 2017年6月5日
桜石(ΦωΦ)✨ pic.twitter.com/SYIoihBvcJ
— あず☆ニカサニスト・ニッカリスキー (@nurse_as) 2017年6月4日
桜石(*n´ω`n*)大好き。母岩付きはそのうちこの前ガチャガチャでとった枯山水セットの庭石にしてコケとかと一緒にかざるんだー! pic.twitter.com/ZLK4lA1uxY
— なお。【石垢】 (@komamonosakura) 2017年6月4日
やっと好みの桜石を入手。京都の亀岡産です🌸
日本にしか存在しない石で菅原道真と桜天神にまつわる話もあったり、とても楽しみにしていました。
亀岡の桜石は中生代白亜紀(約1億4500年前〜約6600万年前)のものだそう。
これが天然記念物とか日本最高🇯🇵 pic.twitter.com/aNUqnnEWCi— ᖇOOᑕᗩ (@Rooca) 2017年6月4日
世界の何だコレミステリー 6月7日 予告
今回は「日本の謎を直撃スペシャル」!! 京都に「桜の形」をした石があるらしい。その名も「桜石」。それは、長い年月をかけて自然にできたとても貴重な石で、場所は公開できないものの、今回特別にその場所へ連れて行っていただくことに。しばらく探してみると、桜の花びらにそっくりな石を発見!自然がつくり出した神秘の石をご覧いただきたい。岐阜県のとある山中のトンネル内で見つけた謎の宇宙施設!聞き込み調査では地元住民の方ですら、その存在を知らないという謎のエリア…。この場所は一体何なのか直撃!真っ暗闇のトンネルを進むと、目の前に現れたのは、廃虚となった謎の施設。潜入すると、そこには古びた備品やバッテリー、見たこともない謎の装置などが!? 静岡県の大井川鐵道にある秘境駅。衛星写真で見てみると…駅の周りにあるのは森だけ。住宅はおろか、駅へと続く道すらも見当たらない。一体なぜこんな所に駅があるのか?そして、誰が使っているのか?秘境駅周辺を探検してみると、そこには意外な光景が待ち受けていた。
「世界の何だコレミステリー」で紹介されたお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
京都の秘境案内「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。京都の起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
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記事を書いている人
記事を書いている人は飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のある「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを経験して退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は2600件以上あります。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。