上海バンド 閉店@京都・元田中「ディープでこだわり過ぎた中華料理店」実食レビュー

今回の「京都案内」は、左京区田中というディープなエリアにある、こだわりすぎた中華料理を出すお店「上海バンド」さんへ行ってきたので実食レビューします。「上海バンド」さんは文化住宅の奥にあるので、相当古い家屋で営業しています。

いわゆる「マニアックでディープな中華料理店」というお店です。

最新情報:こちらの店舗は2020年7月頃に閉店し、新町御池で「水琴窟」という店名で営業再開しています。

京都にある「上海バンド」へ行ってきました


京都にある「上海バンド」おわかりいただけただろうか?

京都にある「上海バンド」おわかりいただけただろうか?

今回の「京都案内」も、口コミを頼りに京都・左京区にあるディープすぎる中華料理店「上海バンド」さんへ行ってきました。

上海バンド」とは上海市の観光地のことではなく、京都市左京区田中にあるお店のことです。

このエリアは、ご存知の方は知っている「京都のディープスポット」ですが、そこにあるのが中華料理「上海バンド」さんです。

まずは、雰囲気を感じ取っていただきたいので、写真を2枚掲載します。

だいたいこんな感じです

だいたいこんな感じです

ボンヤリ見える軒下の先にあるものとは?

ボンヤリ見える軒下の先にあるものとは?

おわかりいただけただろうか?

それではさっそく入ってみましょう!

京都でマニアックな中華料理なら「上海バンド」


上海バンド 文化住宅の奥にあります

上海バンド 文化住宅の奥にあります

中華料理店「上海バンド」さんがあるのは、京都のディープスポット「田中」にある、昔ながらのアパート「文化住宅」の奥にあるというお店です。

文化住宅」というのは、大正時代から関東などで建築された和洋折衷住宅のことで、近畿では戦後すぐくらいに多く建築されました。

今でも残っている場所は少ないのですが、京都駅前にひとつ、この左京区田中にある文化住宅は、当時のまま残っており、かなりディープです。

店内はカウンター6席ほど、4人テーブルひとつ、2名テーブル2つほど

店内はカウンター6席ほど、4人テーブルひとつ、2名テーブル2つほど

お店は普通の飲み屋という広さで、いかにも昭和の雰囲気が残る下町っぽいお店です。

東京ではこんな感じのお店は結構ありますが、京都では意外と少ない雰囲気です。

カンター6席ほどで、テーブルも3卓くらいでしょうか。

ただ、店主がひとりだと、この人数をさばくのは大変なことです。

上海バンド メニュー


上海バンド メニュー

上海バンド メニュー

上海バンドさんのメニュー数はさほど多くはありません。

しかし、中華料理というのは仕込みが大変なので、ひとりで行うには限度があります。

このメニュー数でも相当大変なはずですが、このお店は一品一品がこだわっているので、オーナーの心中お察しするものがあります。

ちなみに、平野神社前にある「黒猫軒」さんも、メニュー相当あるにも関わらず、ひとりで仕込むのでテンション低いのですが、上海バンドさんもテンション低めです。

いわゆる「オープン前には疲れ切っているお店」という感じです。

しかし、そういうお店だからこそ味に間違いはないというのは経験則からそう思います。

蒸し鶏(山椒ソース)


蒸し鶏(山椒ソース)700円

蒸し鶏(山椒ソース)700円

ということで、最初に食べたのは「蒸し鶏(山椒ソース)700円」です。

今回、お店に行ったのは「中華料理の材料を当て隊」という面倒くさい二人組で(プロの料理人なので)、そういうレビューになっています。

鶏のムネ肉を蒸し、それにキュウリの細切りとパクチーがトッピングされています。

ソースは3種類から選べ「山椒胡麻紹興酒ソース」から選べますが、今回は「山椒」(中国山椒)です。

・中国山椒
・酢
・香辣醤(シャンラージャン)、八角

香辣醤(シャンラージャン)だと思いますが、八角の香りが良いピリ辛タレで食べる料理です。

酸っぱさのある味わいで、ハッカクの香りがよく、おつまみには合うなと思いました。

なお、何が入っているのかいちいち聞いてないので、あくまでも推測です。

雲白肉(ウンパイロー)


雲白肉(ウンパイロー)1000円

雲白肉(ウンパイロー)1000円

次は「雲白肉(ウンパイロー)1000円」です。

これは、上海バンドさんの名物メニューのひとつで、これを注文する方が多いと聞いていたので食べることにしていました。

蒸し豚とキュウリの薄切りがキレイに盛り付けられている手の込んだ料理です。

甘辛ダレにガーリックの香りがよく出ており、薄切りキュウリがドーム型に盛られた特徴のある見た目をしています。

煮豚(バラスライス)のコクと、甘辛ダレがおいしくパクパクいけました。

・ラー油
・ガーリック
・酢
・中国醤油
・八角
・砂糖
・酒

四川風麻婆豆腐


四川風麻婆豆腐 950円

四川風麻婆豆腐 950円

上海バンドさんの料理は基本的には上海料理に近い味付けで、濃いめの甘辛なものだと思いますが、海鮮料理は少ないので、四川・上海など混ざったメニュー構成に思えます。

上の写真は「四川風麻婆豆腐」で、四川料理なので辛い麻婆豆腐であろうことは容易に予測されます。

見た感じは本格的な「四川麻婆豆腐」です。

辛さも相当あり汗が吹き出しますが、強烈というほどでもありません(北白川の「駱駝」より辛くなかったです)

ネギが黒焦げになるまで揚げられており、それがかなりの香ばしさを出しています。これ、好きな人は好きなんですよね。

豆腐は絹ごしの水分を抜いたやつを使っており、軽いながらも食感を出していました。

また、お肉は牛肉を細かく刻んだものが入っており、全体に肉の旨味を感じる工夫がされていました。これは、良いアイデアです。

先ほどから、ひとつひとつにコダワリがある料理ばかりだなと思うものばかり出てきます。

・ネギ油揚げ
・豆腐(絹の水分を抜いたもの)
・ラー油
・豆鼓醤(トウチジャン)
・豆板醤(トウバンジャン)
・牛肉を細かく刻んだもの
・ミルで挽いた中国山椒

炒飯(チャーハン)


炒飯 880円

炒飯 880円

炒飯(チャーハン)800円」も、かなりこだわったものになっています。

まず、特筆すべきは「超パラパラ」なのです。(油っこさはまったくありません)

ファーストインパクトは「味がしないな」と思うのですが、後からくる素材ひとつひとつの旨味が口の中に徐々に蓄積されてて、全部食べ終わる頃に「こういう味なんだ」と思う面白い仕掛になっていました。

塩漬けされた干し肉が使われており、仕込みに相当時間がかかっているのがうかがえます。

ちなみに、店主はテンション低めですが良い人で、お肉を見せてくれました。

・サクラエビ
・ネギ
・卵
・塩漬けされた干し肉
・八角
・中国醤油

蒸し鶏の汁ソバ


蒸し鶏の汁ソバ 600円

蒸し鶏の汁ソバ 600円

最後は「蒸し鶏の汁ソバ 600円」です。

鶏清湯のカエシのラーメンで、サッパリしながら塩辛い、飲んだ後のシメに合う味わいになっていました。

トッピングは「蒸し鶏白ネギパクチー」で、全体的にサッパリしている分だけパクチーの存在感がものすごく出ています。

麺は極細の固めの麺で、中華麺の乾麺だと思われました。

上海バンド 基本情報


上海バンド 外観

上海バンド 外観

さて、こんなディープでマニアックな中華料理店上海バンド」さんの場所ですが、左京区田中の「御蔭通」沿いにあるお店です。

このあたりは分かりづらい道ですが、大雑把に言うと「下賀茂神社の東側」で、叡電「元田中駅」から徒歩数分という立地です。

京都大学が近いので、学生の好きそうな安くて旨く、気楽に飲めるお店が多い場所です。

上海バンドさんも気楽な感じのお店で、基本的には飲み屋さんになります。

自家用車の場合は、元田中駅の周囲でコインパーキングを使って歩いて行ってください。

京都府京都市左京区田中里ノ内町26
営業時間:18時~24時
定休日:日曜


京都・お墨付き

京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。



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京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。


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テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。