今回の「京都案内」は、あまり教えたくない京都のパン屋さんです。それが、京都市右京区にある「ポコアポコ(PocoaPoco)」さんという自然パンのお店です。ここ、ご存じないと思いますが、なかなかコダワリのあるお店で、それでいて人にやさしいパン屋さんなんです。
オススメは「塩ロールパン」です。
最新情報:こちらの店舗は2020年2月に確認したところ閉店していました。
京都・鳴滝「無添加の自然パン」
今回の「京都案内」は、京都市右京区にある自然にこだわったパン屋さん「ポコアポコ(PocoaPoco)」さんの紹介です。
2016年11月前後頃だったと思いますが、元・電気店で工事をしており、そこに出来たパン屋さんです。
それから1年ほど、鳴滝というあまり人気のない場所で「焼きたて・無添加」にこだわった自然派パンの店として知名度を徐々に上げてきています。
京都はパン屋さんが多い町のように思います。
そんな京都で、多くのパン店を巡ってきましたが、私が好きなパンは「小麦・酵母の香り」がするふんわりパンか、硬めのハードパンで、ベーシックなパンが好みです。
つまり、人それぞれ好みがあり、同じパン屋でも、パンの種類によって「どのパン」が好きということもあるので、必ずしも紹介するパンが万人に評価されるということもないでしょう。
どんな店でも「地元民御用達」とか「地元で人気の」とかキャッチよろしく紹介するということもしたくありません。
紹介したいのは「自分の足で探して・見つけて・食べて・美味しい」と思ったパンだけです。
ここは、そう思ったお店のひとつです。
ポコアポコ 店内の様子
ポコアポコさんというパン屋さんは、「国産小麦100%」そして「無添加」さらに「焼きたて」という文字が並ぶパンのお店です。
食パンには「乳製品、卵、バター」を使っていないものもあったりします。
天然酵母を使って、そういったこだわりを追求しながらも、ふっくらと味と香りのシッカリしたパンを作られているように思えます。
パンの種類は多いと思います。
広めの店内はゆったりしており、買い物しやすい環境です。
ドアは引き戸、入り口も段差がなるべく少なくなるようにしてあり、店内も広い・・・・つまり「バリアフリー」のお店です。
車いすでも買い物できる人にやさしいパン屋さんです。
価格も140円前後のものが多めで、お財布にもやさしいお店です。
こういう試み、なかなかできるオーナーはいません。
「ポコアポコ」というお店が、どんなお店かだいたい分かっていただけましたでしょうか?
塩バターロール 実食レビュー
こちらのお店で、イチオシの商品が「塩バターロール 130円」です。
有塩バターを生地で巻いて、岩塩で味をつけた絶品とも言えるパンです。
大きなパンで、表面には岩塩がちりばめられており、塩さの中に小麦の甘味とバターの風味が香るという・・・・
考えただけでウマイやつです。
中はかなりフンワリしています。
バターを入れて焼き上げてあるので、中からもバターの塩気とコクが漂ってきます。
よくある「ちょっとお高めのホテル朝食で食べる香りの良いバターロール」ってありますが、そのまま食べてそういう味がします。
ポコアポコさんでは、この「塩バターロール」が一番人気です。
これはぜひ食べていただきたいパンです。
・塩バターロール 130円
・クリームパン 140円
・カリカリチーズのパニーニ 280円
ポコアポコ(PocoaPoco)基本情報
さて、ポコアポコ(PocoaPoco)さんの場所なのですが、鳴滝なので街中というよりも街はずれにあります。
右京区の国道162号沿いで、高雄に向かう途中にあるパン屋さんです。
駐車場は店舗左手にある駐車場の「21番・22番」を使うことができますし、別に混まないので車で買いに行ける気楽なお店です。
混まないのですが、時間帯によっては売り切れ寸前ということもあります。
オススメの時間帯は「朝8時頃、10:45頃、昼頃」です。
営業時間:7:30~18時
定休日:日曜、月曜