今回の「京都案内」は「SOBACafeさらざん 京北店」を紹介します。こちらは毎週水曜日のみの営業というカフェで、そばを使ったケーキなどを食べることができます。さらに毎月第一水曜日にだけ「そばの実アンダギー」が販売されています。
今回は、その月1回だけの幻の「そばの実アンダギー」含め紹介します。
最新情報:「さらざん京北店」さんですが閉店2018年に閉店されました。
週に1日水曜日のみ営業する京北のカフェ
今回の「京都案内」は、週に1日しか営業しない洋菓子カフェ「SOBACafeさらざん 京北店」を紹介します。
こちらでは「月に1回しか売られない」という幻のお菓子「そばの実アンダギー」というスイーツがあるのです。
2010年9月9日に「烏丸五条店」がオープンし、ガレットと蕎麦のスイーツを出すカフェとしてスタートしました。そのケーキ製造をしていたのが京北の「工房さらざん」で、そこが週に1度だけ「水曜日にカフェ営業」するのです。
そして、そこには幻のお菓子「そばの実アンダギー」があります。
これは毎月第一水曜日にのみ販売される「そばの実」を使った沖縄の揚げ菓子です。
フランス語で「そば」のことを「サラザン(sarrasin)」と言い、郷土料理に蕎麦粉を使った「ガレット」という食べ物があります。
「烏丸五条店」ではガレットもありますが、「京北店」ではケーキなどのスイーツが食べられるカフェになっています。
月に1度だけの「そばの実アンダギー」
お店は古民家をリノベした建物で、なかなかの風情があります。
むしろかなり古い部類で、1階の軒先をリノベしてお店になっています。
本来はケーキを作る工房なので、奥の工房がメインということもあり、カフェとして食べられるスペースはこじんまりしています。
入店するとカウンターとテーブルがあり、カウンターにはケーキなどが陳列されていました。
そして、そこには「月に1度だけ販売される」という・・・・
そばの実アンダギー
の姿もありました。
ということで、さっそく「そばの実アンダギー」1個だけを注文するのもこっぱずかしかったので、店内で「ガトー・サラザン」も一緒に食べることにしました。
テイクアウトもできますが、ものによっては「クリーム・ジャム付き」のものがあるので、それは店内で食べる必要がありそうです。
そばシフォン(カット・クリーム付き)450円
ガトー・サラザン(カット・クリーム付き)450円
そばフィナンシェ 220円
そばマドレーヌ 280円
そばフルーツケーキ 280円
アンダギーは軽い甘みの揚げたケーキです。
それに「そばの実」がふんだんに付いていました。
実はそんなに固いものではないので、軽くパリポリする程度です。
そばの実は香ばしく、美味しいお菓子になっていました。
ガトー・サラザン、つまり「蕎麦粉で作ったケーキ」です。
こちらは密度の濃いしっとりしたケーキで、それにヨーグルト味のクリーム、さらに「自家製ルバーブジャム」を付けていただきます。
ルバーブジャムは酸味のある「西洋ふき」を使ったジャムで、ほどよい爽やかな酸味に砂糖の甘さを感じるジャムになっていました。
こちらも美味しいケーキで、特にジャムは食べたことのないものだったので存分に楽しめました。
SOBACafeさらざん 京北店
さて「SOBACafeさらざん 京北店」さんの場所ですが、国道477号沿いの京北中心部にあるお店です。
京都市内からだったら国道162号をまっすぐ北上して、「ウッディ京北」の交差点を左折し、京都銀行のある突き当りを左折するとすぐのところにあります。
もしくは、国道162号で「ウッディ京北」の手前のローソンの信号を左折しても分かりやすいです。
お店は2名ほどのカウンター、4名テーブルがひとつですが、洒落たお店になっていました。
ウッドデッキもあるので、外で食べることもできます。
京北店は週に1度、水曜日のみの営業なので、そこだけはご注意ください。
京都府京都市右京区京北周山町西丁田21−3
営業時間:11時~15時
定休日:水曜以外休み
URL:http://www.sarrasin-kyoto.com/
さらざん京北店 閉店
こちらの「さらざん京北店」さんなのですが、2018年6月12日に訪問したところ閉店されていました。
残念ではありますが、烏丸五条にもお店があるので、立地的にここまでカフェを食べに来る方が遠方から来られなかったのかもしれません。
せめて、駐車場でもあれば別なのかもしれませんが、今後は烏丸五条店に注力されていくとの貼り紙がありました。