今回の京都ラーメンブログは、京都・円町に新店オープンしたばかりのラーメン店2店舗の紹介です。ひとつは「京都らーめん 堀川家 円町店」で、もうひとつは「八の坊」というお店です。前者はすでに新潟にオープンしていた京都ラーメンを名乗るお店と同じ屋号で、後者は豚ベースのラーメン店です。
最新情報:以下の「京都らーめん 堀川家 円町店」と「八の坊」は閉店しました。
京都らーめん 堀川家 円町店
2015年2月、京都の「円町」をバスで通り過ぎた時に黒い建物に白地の黒文字で「京都らーめん堀川家」という看板を見つけました。
どうやら、2014年11月にオープンしたばかりのラーメン店でしたが、実は見覚えがありました。
というのも「京都四条らーめん堀川家」というラーメン店が新潟ですでにオープンしていて、京都四条を名乗っているのに京都には実在してないじゃないかと思っていたラーメン店と同じ書体で「堀川家」と書かれた看板が付いていたからです。
新潟の「京都四条らーめん堀川家」は、2014年6月5日に「つかしん にしまち 2階」に開店したラーメン店なので、どう見ても後から京都店がオープンしたのは明白でした。
なお、この場所には以前は「津津」というラーメン店があったのですが、メニュー内容はその当時のものと変わりばえしないものでした。
店員もラーメンも前と同じで屋号だけ変更したようです。
よくある話なのですが、京都以外で「京都~」と名乗る料理店の中には、京都にはお店がない場合も多く、京都発祥と書いてあっても京都にはお店がなかったりすることがあります。
新潟の「京都四条らーめん堀川家」が、既存の「津津」の「のれん分け」でオープンしたのか姉妹店なのか不明ですが、屋号をそちらに合わせたのかもしれません。
やはり、最近オープンしたばかりのようで「只今オープン記念第二弾」と書かれていました。
ただし、店内にはお客さんがひとりだけです。
「堀川家自慢のカツオと昆布の京風だしが決めて!!」
と書かれていますが、「津津」という前店が評判良くないラーメン店だったので、リニューアルしてもお客は増えていないのでしょう。
名物肉そば 600円
京風らーめん 500円
「京都らーめん 堀川家 円町店」の場所は、JR山陰本線「円町駅」の駅前で「ローソン100」の隣にあったラーメン屋「津津 円町店」の跡地です。
「津津 円町店」がリニューアルしただけで、先立って新潟でオープンしておた同名のお店と屋号を合わせたのでしょう。
営業時間:11時~23時
定休日:不定休
八の坊(HACHINOBOU)紹介
先ほどの「堀川家」のメニューを見て食べる気がなくなったので、2015年2月1日に新店オープンしたばかりの「京都 八の坊」というラーメン屋さんへ行くことにしました。
ネットの噂では「家系」と書かれていたのですが、実際には豚肉ベースのラーメンで家系ではありません。
外観は和風テイストで、蕎麦屋か居酒屋さんのようです。
しかし、入店すると店内は白を基調にした今風のお店で、ポップでアメリカンな内観になっていました。
入口に券売機がありました。
さらに、BGMはオールディーズで、エングリッシューバーかと思うお店です。
ラーメンは「豚肉ベース」と書きましたが、店内にはラーメンの説明が書かれていました。
「横浜家系の流れを汲んだとんこつ醤油ラーメン」と書かれており、家系大好きで期待しましたが、食べてみたところ家系ではありませんでした。
ラーメンの価格は700円からで「魚そば 750円」と「豚そば 700円」が基本メニューになっています。
豚そば 700円
ブラック豚そば 800円
和風豚そば 800円
精米ごはん 150円
ごはん玉子かけしんちゃん 300円
ごはん親子かけ 400円
焼豚丼 300円
見た目は家系、中身は豚ラーメンでした。
材料は「豚と野菜」を使っているようです。
家系はさらに鶏も使うのですが、家系の特徴ともいえる「鶏油(チーユ)」の味わいはなく、家系ラーメンとは言えそうにありませんでした。
麺は細麺と太麺から選べます。
今回は、太麺を注文したのですが「太い角麺」を使っていました。
京都では太麺は少ないのでありがたいです。
スープは豚肉ベースなのですが、味としては魚介系の味わいが強いものでした。
メニューには「魚そば」もあるので魚介も使っているのかもしれません。
卓上には「ゆず酢、ラー油、黒コショウ、辛天」がありました。
そのため、結構こだわった感があります。
高菜も食べ放題で、サービス精神が旺盛なお店のようでした。